何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

5/23(金)こいつが歩き旅の超必需品、仙台まで20㎞を切ったかな

2014年05月23日 22時04分24秒 | Weblog
こいつが、歩き旅の超必需品、仙台までは後20kmを切ったかな?。こんやもこいつの出番がやってきた。
ぶちゅっと刺して、ちゅーっと出す、とりあえずの治療完了。明るい所で無いと肉を刺すと大変だから、コンビニのある所までやっとたどり着いて、これで一息入れられる。


5/23(金)古川から20㎞は来ただろう

2014年05月23日 22時00分35秒 | Weblog


古川から20kmは来ただろう、ギターが無くてもやっぱ足に負担は掛かる。若くは無いからね、でも5時間で20kmだから、やっぱギターが無いと楽だね。
佐々木伸也さんの店では添加物を使ってないから、朝までに食べてくださいといわれてた。もう二つ食べてあと一つ。食べるのがもったいないけどいただきます。
写真はちょっと前の夕日が雲に隠れる頃です。


5/23(金)三本木の美味しいケーキ屋さんを紹介します

2014年05月23日 16時44分53秒 | Weblog


三本木の 美味しいケーキ屋さん、大正堂さんのはんじゅくチーズは佐々木伸也さんとの出会いがあった頃に彼が創作した、とろける美味さのケーキ、この値段は安すぎる。








5/23(金)今日からの行程が難しくなってきた。

2014年05月23日 14時10分07秒 | Weblog


さて、今日からの行程がむつかしくなって来た。川渡の佳弘さんから電話があって、持病の悪化で今日明日と仙台の病院で治療することになり、25日の川渡駅での幻燈会が出来なくなったとの事、申し訳なさそうに話すのでこちらが無理矢理頼んだ事だから逆にこちらの方が余計な思いをさせてしまった事をわびた。
登米町の昔世話になった仲間たちにも連絡したが、急なことで連絡が取りあえないと言うことでまた次回と言うことになった。
石巻から大崎市の古川駅まで来て、途方にくれてしまったが、ボーッとしているわけにはいかない。ギターを使う機会は、31日の最上町のライヴまでは無く成った。
駅のコインロッカーに入るか試して見た、ソフトケースを外してギターを入れてみた、大型のロッカーにギリギリ入った。荷物をバラバラにして詰め込んでまた考えた。電車で大河原駅まで行くのであれば、ここから逆に大河原まで歩いて電車で帰って来て、上手くすれば、仙台に戻り、安い深夜バスで東京に戻れる。
そうすることにするまで駅で考えあぐね、やっと歩き出した。今日は天気がいい。夜は寒くなりそうだ。
又馬鹿をやってしまった。ヤッケをロッカーにしまって来た。仕方ない、出費がかさむが、どこかのこんびにか、ホームセンターを見つけたら、使い捨ての安物を手に入れるしか無い、くよくよ考えても仕方ない、今日できること今できることを精一杯頑張るしかない…と自分に言い聞かせてサー出発だ。


5/22(木)EMエコ宮城ライヴと交流・・素敵な人達との出会い

2014年05月23日 12時40分55秒 | Weblog
EMエコクラブみやぎ主催『高橋忠史ライヴ』は素敵な人達と、素敵な時間を共有出来た、素晴らしいライヴだった。僕が勇気をもらいに行くライヴだと予想していた通り、勇気と元気と優しさを頂いた。

松島駅での大失態は大失敗では無かった。車で迎えに来てもらうというご足労を掛けてしまったが、おかげで石巻までの道中でお互いの事を沢山語り合えて、いかにライヴに挑むかと言うことを明確に出来た。

連絡を取り合っていた及川さんと同乗して迎えに来てくれた宍戸さんという女性から、チラシを持って知り合いのいるギターサークルの練習場に行ったら、ほぼ全員の人が高橋忠史の事を知っていて、宮城県では有名な佐藤宗幸さんの弟子みたいな人だと僕のことをまったく知らない宍戸さんに教えてくれたそうだと話してくれた。弟子では無いが、テレビドラマ仙八先生に2度出演したのでそんなイメージで記憶に残っているのだろう。もう30年以上も前の事なのに覚えてくれている人達がいたと言うことに僕の心は大はしゃぎ。平日の昼間のライヴだから皆さんは来れないけど3人ほどは来てくれるそうだ。どうして高橋忠史のライヴが無料なのと聞かれたという話も聞いて、、ちゃんとプロの歌手だと認めてくれている人達なんだと言う事も嬉しかった。

会場に行く前に、及川さんの自宅であり食事もできるみんなの集まる場『いやしろっ家』でご飯を頂いた。この家も水で浸かったらしい、水は1.5メートルまで上がって、食事をさせて頂いた辺りは当然水浸しになったらしいが、年が明ける前に近所の人が集える場所を作ろうと、壁も綺麗になっていない状態でこの店と言うかオープンハウスを立ち上げたと言う。行動力のある人だ。

その後会場の市民協・いしのまきハウスへ比較的に駅に近い所で、でもこの辺りも水に浸かった所だそうだが、会場のある所は少し高台(見た目には平坦に見えるのだが)になっているそうで水が上がってこなかったらしく、震災当初から避難地でありボランティアの活動拠点にもなっていた所だそうで、地主の人がずっと解放していてくれて居るらしく、そこに大手家作りメーカーがプレハブのこの会場を提供してくれたらしい。やるじゃないか、大和ハウス。



会場の駐車場入り口にライヴの案内看板が有った。主催する人達の意気込みが感じられてうれしかった。車を降りてプレハブの会場に着いたら、さっきより大きな立て看板が、そして会場の中に入ると歌う場所の後ろに垂れ幕が。この時点で、勇気をもらいまくりだ。





ライブは3時から始まりアンコールも含めて1時間半。及川さんは事前にCDをしっかり聞いていてくれて、それだけではなくサポートクラブのひとみさんがユーチューブにアップしてくれているライブの曲の多くをしっかりチェックして聞いてくれていて、しっかりライヴ時間をとってくれて居た。及川さんが『青春』が好きだと言ってくれて居たので、最初と、最後におひねり袋を回す時に2度唄った。2度目は大合唱になった。お客さんの年齢は、60過ぎ、みんな青春真っ只中、みなさん大なり小なり被災されている人達、60代の人達約20人のライヴでこんな元気なライヴを作ってもらえたのは始めてだ。パワーを一杯頂いた。


その後が、EMエコクラブみやぎの人達と食事会、お酒が出たが僕はお酒をまったくのまなくなったので、EMを使って作られたリンゴジュースを頂きながら地元料理を頂いた。
5時から始まった食事会、話が弾んで尽きることが無い。6時過ぎには用意してくれたホテルに入るような事だったのだが、ライブが良かったはなしから、青年たちのようにお互いの考えを語り合ったり、疑問に思っていることをぶつけ合ったり、僕も結構尻の青い若造だと思って居たが、みなさんのガキンチョぶりには敬服した。途中ギターを取り出して歌う事もあって食事会が終わったのは8時半、4時間半の食事会に話が途切れることは一度も無かった。

この素敵な人達と逢うことを設定してくれたのは、福井県美浜町の友人、松井さんだ、だが松井さんと及川さんは一度もあってないはずだ、EMのネットワークの二人以外の人が関わってくれてここに来れた、その人の事は僕は知らない。人と人のしっかりと作られた信頼関係で今日のライヴが生まれた。素敵ですね。今日は写真がいっぱいです。 (写真6枚)



5/22(木)今の現状をまったく把握できていない馬鹿ジジイの大失態

2014年05月23日 12時36分20秒 | Weblog



今の現状をまったく把握できていない馬鹿ジジイの大失態です。石巻に行くのだからそっち方面の電車に乗ればいいと思って、まずは無くしたスイカを買って、路線図を見たら、小牛田まで行って乗り換えとなっていたので、東北本線に乗って小牛田を目指したが、地図を見ると随分と遠回り、これはまずいと、石巻方面に行く電車に乗り換えなきゃと思った。地図では松島駅で降りれば石巻方面に向かう駅が1kmほど歩けばあることがわかり、松島で降りてその駅まで歩いた。
そこで初めて知った、震災はまだ復興していなかった、震災の影響でまだ電車は止まったまま、もうとっくに電車は動いて居ると思い込んだ馬鹿ジジイ、ガックシ。
再び痛い足を引きずって松島駅に戻ったが、次の電車は12時過ぎ、及川さんに遅れるがライヴまでには着けると連絡した。及川さんは、それじゃ時間がかかり過ぎるから迎えに行くと言ってくれた。出会う前から、あー大失態の大迷惑をかけてしまった。情けない。


5/22(木)朝5時に目が覚めた。

2014年05月23日 12時32分38秒 | Weblog


朝5時に目覚めた。昨日ホテルに着いて、投稿した後気が抜けたのかそのままベッドに倒れこみ布団も掛けないで眠ってしまった。寒くて一度目を覚まし布団にもぐって、そのまま眠りに落ちて死んだように眠り続け今さっき起きた。

14時間ぐっすり眠ったので気分は爽やかだが、足はパンパンに張って腫れている、身体中の筋肉が固まっている感じだ。足の治療もせずに眠ってしまったのが 残念だ。

足に負担が来ているのは荷物のと言うかギターケースに詰め込んだ荷物の重さだ。50kmも歩くと、たった1gの重みでも歩数は数えたことが無いので分からないが2万歩に近いような気がする、その回数分負担が増えるので極力減らさないといけない。
もう一度ギターケースに詰め込んだ物を点検して、必要最小限の物以外は捨てなきゃいけない。
問題はCDだ。今、50枚以上入っている。この重みが最大の原因だ。今捨てる訳にはいかない、今日のライヴでたくさん買ってもらって減らすしかない。

これからチェックアウトの時間まで、もう一度眠れたら眠って石巻に出掛けよう。駅までの短い距離を歩くのが大変そうだが頑張るぞ。


5/21(水)あれから血のにじむ足で・・仙台に電車移動

2014年05月23日 12時24分48秒 | Weblog


あれから血のにじむ足で、大河原駅までの時間が長かった。インターネットカフェがあるのは調べていたので休んでから又歩こうかと思ってはいたが、余力はなかった。国道を走るトラックに道に溜まった雨水をぶっ掛けられながらえきをめざし。宿を探したが駅付近にはなかったので仙台まで列車移動。国道を歩いている時はいくらフラフラ歩いていても他に歩く人がいないのでもんだいはなかったが、仙台について駅のホームに降りる瞬間から、人にぶつからないように歩くのがたいへんだった。
今さっき、ホテルに到着しました。ご安心ください靴下 血のにじみは雨水でずぶずぶになった靴の中で洗われ綺麗になっていた。豆は再び大きくなっていたのでこれから 治療して眠ります。あすはあるかないで、直接石巻に向かいライヴに全力をそそぎます。今日は東京から320kmちてんまであるきました。


5/21(水)白石市を過ぎ大川原町まで後3キロ

2014年05月23日 12時19分53秒 | Weblog



白石市を過ぎ大河原町まで後3km、午前8時。
生きたしかばね状態で歩いてます。
なんでここまで頑張るんだろう。靴下には血が滲み始めて来ました。6時ごろから雨が降り始め、最悪のコンディション。ヤッケの中は汗で濡れている。気温は15度、汗が冷えて震えるほど寒い。
自分が決めたから、最後まで自分に嘘を付かない為に、どんな事があっても絶対最後までなげださない。
明日足が動かなくなるかも知れない、でもそれは明日考えればいい、一ミリの余力が残っていたらその一ミリを使い果たす。
それにしてもしんどい。
僕の余力は後何ミリ残っているのだろう。

5/21(水)真っ暗な道・・大型トラックが怖い

2014年05月23日 12時17分52秒 | Weblog
真っ暗な道。
歩道も無い。
大型トラックがライトを上げて走って来る。
目が潰れる。
眩しくて何も見えなくなる。
トラックが僕の横をスレスレに通り過ぎる。
その風圧でよろめく。
恐ろしい。
また真っ暗になる。
どこまで続くんだ。
この、恐怖。