何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

5/6(火)今日は無理をしないで・・道端に咲く花が気になって・・花撮影ウォーキング・・

2014年05月18日 16時36分17秒 | Weblog


8時に目覚めた。昨夜9時に眠ったままぐっすり眠り続けた。身体中がこわばっている。70km歩いた疲労は、簡単には取れないようだ。昨日福島県に到達した時に、迷いながらも僕を探し続けて見つけ出してくれた下山夫婦が来てくれたのは、砕けそうになっていた僕を勇気ずけてくれた。休憩する時座るのも困難になっていた状態だったが、白河駅までペースを落とすことなく歩けたのは下山夫婦の励ましがあったから。本当にありがとうございました。
その時、頂いた、プルン羊羹、疲れた身体にしみいりました。朝からさっそく頂いてます、血糖値が上がって力がわいてきました。

すぐにでも歩き出して、郡山市を目指したいところですが。もう少し休んで10時に出発しようと思います。
郡山市を目指しますが、今日は無理をしないで、身体と相談しながら歩くことを辞める勇気も持ちたいと思っています。
みなさん、今日も応援よろしくお願いします。



昨日から白河駅と書いて来ましたが、新幹線の駅、新白河駅でした。そこから歩き始めましたが、右足のアキレス腱に痛みがあります。昨日からそうでしたが、今朝はさらに痛んでます。でも、歩けないほどの痛みでは無いので、なるべくペースを上げないようにして進みたいと思ってます。
歩き旅では、野に咲く花が、疲れた心を癒してくれると、ライヴでいつもいっているのですが、花の名前は知ろうともしないし知りません。これからも、そうですが、ホッとしたり癒された時に、その名も知らない花たちを皆さんに紹介していきたいと思います。
今日歩き始めて最初に気になった花です。野に咲く花ではなく、街路樹として植えられた低い木にたくさん咲いている花で、みなさんもご存知かとおもいます。
では、郡山市に向かってあるきはじめます。




1時を過ぎましたが、まだ5kmほどしか進んでいません。朝、花を撮ってから、道端に咲く花が気になって、ここまでの道程は花を撮影する旅となっています。
びっくりです。ただの道端に、こんなにも沢山の草花が生息していたとは。夢中になって花探しをし、それを撮影していたら時間をわすれてしまいました。
決定的瞬間を撮り損ねた時の悔しさは、今まで経験したことの無い、悔いを残したというものではなく、撮れなかったこの一瞬にまた巡り会うぞという未来への希望にも繋がるもので、僕の新たなチャレンジを見つけられたような気がします。
この、5kmの間に沢山の草花を撮影しましたが一挙に投稿するのはもったいないので小出しで投稿します。
ではこの後道端の花撮影の為に出発します。
あれ!ウォーキングの趣旨が違って来ちゃったかな?。




5/5(月)白河に入り・・ヘロヘロで歩いていましたが、下山夫妻が福島県に入った所で見つけてくれました。

2014年05月18日 16時27分24秒 | Weblog


5時、白河にはいりました。23時間半で65kmあるいたことになって、又記録を更新しました。ラーメン屋の後の、やっぱり飲食店がなく。ヘロヘロで歩いていましたが、下山夫妻が僕を福島県に入った所で見つけてくれて甘いものをさしいれしてくれました。それを食べようとして腰をかがめた途端仰向けに転んでしまいまいました。身体の疲れは頂点に達していましたが、其の後も歩き続け、まだ最終地点に到達していませんが、しらかわまで来ました。




5/5(月)腹が減って、減って、減って頭がクラクラ~やっとあった!

2014年05月18日 14時25分25秒 | Weblog


あれからすぐに4号線に出たが。店なんて何処まで行ってもない。雨にも濡れ始めた。足はヨロついてまともに歩けない。とにかく腹が減って減って減って、頭がクラクラしてきた。
誰か助けてくれー、と言った所で誰も助けてくれないよね。
もう少し休んだら進むのみ。12時が近づいてきた。
只今の気温13度です。




やっとあった。砂漠のオアシスだ。畳のテーブルに座って、餃子定食を頼んだ。
全身がどっと重くなった。




よかったー。


5/5(月)松尾芭蕉二宿の地~黒磯駅~白河まであと20キロ・・

2014年05月18日 14時19分16秒 | Weblog
11時、那須で4号線からはずれてしまった。が、どうやら旧道らしい。松尾芭蕉が二宿したという場所に碑が立っていた。奥の細道を歩いた時この道は通らなかったが、16年経って芭蕉の歩いた道を歩いている。
道を間違うのも旅の醍醐味だ。






黒磯駅では、待合室の椅子に座ったまま1時間がっつり眠った。何度か、転げ落ちそうになったが、次の瞬間眠りに落ちた。

それは、いいのだが、はらがへった。駅で食べておけば良かったがそのまま出発。この旧道に店は見当たらない。おまけに、雨がぱらついてきた。参った。何処まで歩けば食べ物にありつけるのだろう。おひさまが、厚い雲に隠れたままなので、腹が減っているのと合わせて寒い。
白河市まで後、20kmの標示があった。
疲れきった僕は何処まで行けるだろう、行かなきゃならない、飯にありつく為に。

幸い、雨はしょぼ振りだ、身体が濡れることは、今の所なさそうだ。
しんどい、めちゃしんどい、でも立ち上がって踏み出すしかない

5/5(月)西那須野駅付近~那須塩原駅~黒磯駅

2014年05月18日 14時04分57秒 | Weblog
西那須野駅付近にやっと24時間営業のマックがあった。ここならゆっくり休めるし、暖かくは無いが寒さはしのげる。
休める所は無いと思っていたが助かった。ここでは電源も使えるので、各機器の、充電も今やっている最中だ。

マックに入って夜が明けた。少しうとうとも出来たので楽になった。あいにくの曇り空だが、もう少しすれば、気温も上がってくるだろう。福島県白河市までは、後、30km弱。そこまで頑張りたいが、何処まで持つか。歩けなくなるまで歩くしか無い、頑張ります。




7時、那須塩原駅をすぎた。
昨日の夕方5時半からあるきはじめて、40kmを越えた。やっぱり白河市まで歩きたいな。もし、夕方5時半までにつけば、一日、70km歩く事になり、先日の60kmを越える。
でも、夜中かなり頑張ったのでどーかな?。

40kmを歩き終えた、ガキンチョ爺いの顔です。まだ、精気は残ってます。



黒磯駅の待合室の椅子に座っている。両足のふくらはぎから下が熱を持って腫れ上がっている感じがする。腰もパンパンに張っている。
午前9時、もう一歩も動きたくないし眠い。
今これを書きながら一瞬ねむってしまった。
しばらく休む。


5/5(月) 午前2時、大田原市、野崎駅近く~

2014年05月18日 13時53分38秒 | Weblog
午前2時、大田原市の、野崎駅近くのファミマに入った。ファミマは座れるスペースがあるので助かる。

最低気温は9度になるらしいが、もう10度を割っているような気がする。寒くて立ち止まってられないので、すでに20km以上歩いている。
椅子に座って
休めたのは何時間前だったんだろう。
1時間以上休みたいぐらい足は疲れている。本当は眠りたいんだけどね。目標が有るから進むしかない。CDありがとうに七重の甍と風をつかまえてを入れちゃいけないと思った。
七重の甍は、七重の塔を立てる為の資金を作る為のCDの曲。ありがとうに入れるべきではないと思った。

だから、とにかく歩けるだけ歩いて、後2曲、録音する時間を作らなければならない。
だから、頑張ります。











午前4時、やっとここまで来たが、ここが何処か、暗くて分からない


5/4(日)宝積寺駅~東京から130キロ地点

2014年05月18日 13時36分58秒 | Weblog
宝積寺駅に降りた時はまだ明るかったが、今はすっかり真っ暗だ。田んぼの中をしばらく歩いた。暗くなって来るとカエルの鳴き声が どんどん大きくなり大合唱だ。国道に出ると車の音にかき消されるが、くるまの集団が通り過ぎると、今度はカエルの大合唱だ、車の音はうるさく感じられるのに、カエルの大合唱は、なんだか心を暖かくしてくれる。

今、氏家という所にあるコンビ二で休憩しながら書いている。指の感覚が戻りつつあってろれつも回り始めたのだが、頭がクラクラして平衡感覚が欠除している状態はまったく良くなっていない。暗くなって、この辺りまで来ると家もない道を歩く、すでに6kmほど歩いたが、このコンビニにつくまでほぼ4kmほど家がまばらな道で、街灯も無く、道の段差が見えなくて何度も転びそうになった。
夜明けを目指して歩くが、こけないように注意して頑張ります。





休憩すると寒い。那須に近づいているのでもっとさむくなるだろう。あれから1時間歩いたので、今は、少し汗ばむほどだが、休憩に入ったのでまたさむくなる。

東京から130km地点、証拠写真を撮ろうとしたが真っ暗で、見えない。車が来るのを待って撮った。

下弦の月が左手から僕を見守り続けてくれている。





日付が変わった。0時半。今日は、ガキンチョの日。

真っ暗な道端で休憩してます。たぶんもうすぐ矢板駅という所かと思われますが、2時間歩き続けたので、空気は冷たいですが、道端で休憩。
何も見えないので写真はありません。

火照っていた身体があっという間に冷えて来ますが、足がジンジンして歩き出せません。
そう言えば、朝5時に起きてCD作りをしていたんだ、昼寝もせずに歩き始めてしまった。その前の夜は2時過ぎまで頑張ったし、寝不足もあって、夜明けまでの歩行はかなりきつそうだが頑張るぞ。
キーを打つ指先が冷たくて、ここでおしまいにします。

5/4(日) CDアルバム10曲入り、音源とジャケットが出来上がり

2014年05月18日 13時19分44秒 | Weblog


CDアルバム『ありがとう』10曲入り、音源とジャケットは完璧に出来上がりました。

1 71億分の1の奇跡
2 天流
3 七重の甍
4 風をつかまえて
5 もっと君と過ごしたい
6 着火
7 奇跡
8 花
9 大切な人
10千の夢ひとつの愛

以上10曲で、ガキンチョKINGで作ったのは「71億分の1の奇跡」「大切な人」の2曲です。一曲目の「71億分の1の奇跡」は弾き語りだが、何とも言えないあったかいサウンドです。

ものすごくいいCDができました。

後は、歌詞カードを仕上げたら、出発です。まだ時間が掛かる。

CD作ったところでライヴが無きゃ売れないのに、歩く時間を割いていったい僕は何をやってるんだろう。
歌詞カードが出来たら、CDを作っている時間が無いのでとにかく歩きに専念します。
福島まで歩こうと思ってましたが、宝積寺駅から160km、とにかくいける所まで行くつもりです。



5/3 ギターが弾ける。奇跡!めちゃめちゃ嬉しい。

2014年05月18日 13時12分45秒 | Weblog
今夜から歩き始めようと思っていた。

ギターが弾ける。

めちゃくちゃ嬉しいんです。

当たり前の事では無いんです。
昨年末から指の感覚が無くなって、しっかり目で追わないと、何処を押さえているかさえわからなくなっていた。40年以上弾いてきたから、感覚は失っても何とか誤魔化しながら対処してきた。
実は、早い時期にギターが弾けなくなると思っていた。
ろれつが回らなくなって唄えなくなるよりも早く。

奇跡です。60km歩行を終えた後、ふらつきは無くならなくて、注意してないとすぐに転びそうになりますが、何度も書きますが、驚異のスピードで指の感覚が戻っているんです。回りにくかったろれつも、スピードの速い唄はまだ突っかかりますが、ノーマルスピード以下の唄なら、普通に唄えるようになって来ました。

本当に信じられないです。
もっと、正常値に戻る為に、早く歩き出したかったのですが、音作りも止めることが出来ず、高音質を目指しているうちに夜になってしまいました。
『71億分の1の奇跡』『大切な人』を録音しました。すごくいいので、デモCDにしようと思って音作りしていた他の曲と合わせて、この旅のCDアルバムにしようと思います。

今夜徹夜して、CDを作り上げます。

僕の中で、次々と奇跡が起こっています。

5/2 まずは体調改善!・・昨日、滋賀の藤木さんから嬉しい電話が・・

2014年05月18日 13時06分04秒 | Weblog



今の高橋忠史、パニック寸前、頭爆発しそう。

明日、何時から歩けるかも、分からない。

でも、悪い方向に向かっているわけではありません。

体調が、どんどん良くなっているんです。
ギターを弾く指の感覚が、右左両方とももの凄い勢いで日々戻ってきてるんです。左手がむくんではいるが、フレットの位置が感覚でわかるようになってきている。
右手は、アルペジオも出来なくなっていたし、カッティングでは強弱をつけるのが困難で、アクセントがバラバラになっていた。必死になってうまく誤魔化して演奏していたが、いつギターが弾けなくなるかと、不安で不安で、でも、ライヴでは指が動かなくなったら新しい奏法を考えればいいと、強がりを言っては、自分自身をも励ましていた。

ギターが弾けるようになって来たことで、録音状況が変わってきた。今までは、上手く弾けないギターを、なんとか誤魔化してそれなりにコーラスなどで分からなくしてしまえばいいと思っていた。毎日、感覚が良い方に戻っているので日々ギター演奏が向上していく、その度に録音のやり直し、ロレツも日々回って来ている。どうしても録音しなきゃいけないものがあるので、それを録音したら家を出ます。

CDは、すいません、まだまだ時間が掛かります。ちゃんと録音して、納得いく音質で聞いてもらいたいから。
ひょっとしたら、旅が終わってからの録音になりそうです。

リハビリウォーキングに集中して、まずはこの身体の不調を改善することに全力でいどみます。

昨日、滋賀県守山市の藤木猛さんから、嬉しい電話があった。いつも僕の事を心配してくれていて、何かと困った時に助けてもらってる。今回のウォーキングライブツアーで、まだギターを持って歩いていないが、磐田から戻って歩き始まる時から持つギターのソフトケースは、昨年から藤木猛さんに借りたものだ。
電話の内容は、今にも壊れそうな状態で2年以上使い続けている車の事。息子さんが今月、新しい車に乗り換えるらしい、いままで乗っていた車はまだ車検も一年あるらしく、自分で手続きをしてくれたら、そのまま僕に手渡してくれるという事だった。
毎回、死ぬ思いをして運転してきた、高速道路で何度もエンジンが止まった。やっと、普通に運転できる車に乗れる。

廃車にするだけやから、それやったら高橋さんに乗ってもらったらと思って電話しました。って言ってくれたが、普通廃車にはしないよね、下取りだよね。
ありがとう。本当にうれしい。
すぐに、取りに行きたいが、歩き終わるまでは、滋賀県までは足を伸ばせない。

支えられて支えられて生きています。ありがとう。