朝早くに目が覚めました。昨日は自宅に戻ってそのままベッドに倒れこみ、5時前に起きて風呂に入って典子さんと食事して6時過ぎにベッドに潜り込んで今朝の5時までぐっすり眠りました。トータル16時間ぐっすり眠った。こんなに長時間眠ったのは、生まれて始めての経験です。幾つになっても新しい体験は出来るものなのですね。
早起きしたので、一昨日から昨日朝まで歩いた距離、古河駅から宝積寺駅までをインターネットのルートマップで調べてみました。50kmは歩いたと思っていましたが、なな、なんと、ちょうど60kmありました。23時間、一日で歩いた距離としては61歳にして過去最高の走行距離になりました。
100kmマラソンや世界を徒歩旅行している人達に比べたら大した事ではありませんが、自分自身の中では金メダルです。
昨日の早朝に内藤さんと歩いた時に話したのですが、僕は歩くことなんてぜんぜん好きでもないし興味も無い、自分の音楽を伝える手段として、誰でも出来るけど誰もやってないことをすることで注目を集める、高橋忠史を知ってもらう為の営業手段だと。
そんな歩き旅ですが、過去8000km以上歩いて来た事で体験できたさまざま
な事が僕の人生哲学を明確なものにしてくれている、そして、その経験が無ければ高橋忠史の歌の世界は向上し続ける事は無かった。
でも、歩くのは好きじゃなかった。音楽が多くの人に認めてもらえれば、食べることに困らなければ、今回の旅はありえない、ただ食う為の手段で歩き始めたはずだった。
でも、60km歩いた。だからこそ旧友の内藤さんが逢いに着てくれた、そしてfacebookでただの傍観者だった人達が、頑張れとコメントを入れてくれて、リアルタイムに一緒に歩き旅を違う形で体験してくれた。ちょっと歩くということが僕の中で嫌な事から素敵なことに変わり始めている。
でも実は、古河駅を出発した時から、録音の日程を作る為にはとことん距離を伸ばそうと思っていた、61歳だから61km行ってみたいなと冗談心で思っていた事は確かだ。夜中も眠らず歩きたいという思いもこの時点でもっていた。自分にとって意味の無い歩きじゃなく意味のあるものにしたくなったからひそかに目標を立ててしまったんだと思う。残念ながら目標の61kmに1km足らずで達成ならず、まぁ、これが高橋忠史だ、最後にずっこける。
今日は朝から長文になってしまいましたが、自分自身の人生最高記録を作ったので嬉しくなって調子にのってます。
昨日の僕にとって最高の60km歩行は、昨年末からの人との出逢いからはじまります。住むところが無く3年近く車上生活をしていた僕に、城戸ひとみさんが住んでいた所から引越しするからと、マンションの持ち主の坂上さんに僕たち夫婦が住めるように交渉してくれ、坂上さんの了承があり北千住に住むことになった。そんな頃、僕の歌を唄い続けてくれている有吉かつこさんのライブに城戸ひとみさんが出かけた時に城戸さんが出逢ったのが、CANの社長の植村昭雄さん、北千住~全国に発信したいと考えている植村さんに逢いに行こうと城戸さんにさそわれ、実はめんどくさいなーといやいや逢いに出かけた。でも逢ってみると実に熱い思いを持っている人だと分かり、付き合ってみようと思った。その植村さんがインターネットラジオをやっていて全国のインターネットのつながりを作りたい、まずは青森出身の植村さんなので青森までつなげたいと。それなら、60過ぎた爺いだけど阿保句が歩いて各地のインターネットラジオを訪れてつなぐ役の手助けができるかもという事で、青森県八戸市(植村さんの出身地)まで歩くことを決めた。それならと植村さんからの依頼でインターネットラジオで僕の番組を持つことを進められて、今年1月から「ガキンチョ・KING」が始まった。毎週新曲を発表することをテーマとして3月末までラジオを続けた。最終日の新曲は「一歩」メロディーが出来上がらず発表出来ないまま番組が終わった。いつも最後にずっこけるのが高橋忠史だ。その「一歩」と言う曲を作ったことで、僕の中で歩くことが面倒なことではなくなっていたのかもしれない。ウォーキングライブツアーへの意気込みと言うことで作った曲だが、この曲があるから60km以上歩いてみたいという気持ちになったに違いない。高橋忠史の身体と精神はすべて音楽で出来ています。最後に「一歩」の歌詞を掲載します。
一歩
常識通りに生きてりゃ定年間近
こんな歳になってもまだまだあがいてるんだ
どこまで行っても青臭いだけのガキンチョで
みんながあきらめちまった夢を追い続けてる
いつまでたっても成長できない
往生際の悪いやつなんだ
* さー 始めようぜ まだ遅くはないさ
さー 始めようぜ 今出来る事から
歳を言い訳にしながら
座り込むのも悪くはないが
俺には言い訳似合わねー
思いたったが百年目 百年目
さー 始めようぜ まだ遅くはないさ
さー 始めようぜ 今がその時さ
一歩前に踏み出せばきっと 何かが見えてくる
十歩前に進めたらきっと 力がわいてくる
百歩あるき続けたらきっと 勇気がみなぎって
千歩先まで進めたらきっと 願いをつかめるさ
さー 始めようぜ 一歩から
このごろ足はふらつき始めたし
ギターもうまく弾けなくなってきた
それでもやれることはまだまだいっぱいあるさ
過去に出来たことが出来なくなっただけ
不細工に生きる事しか出来ない
往生際の悪いやつなんだ
*(繰り返し)
さー 始めようぜ まだ遅くはないさ
さー 始めようぜ 今がその時さ
一歩前に踏み出せばきっと 何かが見えてくる
十歩前に進めたらきっと 力がわいてくる
百歩あるき続けたらきっと 勇気がみなぎって
千歩先まで進めたらきっと 願いをつかめるさ
さー 始めようぜ 一歩から
早起きしたので、一昨日から昨日朝まで歩いた距離、古河駅から宝積寺駅までをインターネットのルートマップで調べてみました。50kmは歩いたと思っていましたが、なな、なんと、ちょうど60kmありました。23時間、一日で歩いた距離としては61歳にして過去最高の走行距離になりました。
100kmマラソンや世界を徒歩旅行している人達に比べたら大した事ではありませんが、自分自身の中では金メダルです。
昨日の早朝に内藤さんと歩いた時に話したのですが、僕は歩くことなんてぜんぜん好きでもないし興味も無い、自分の音楽を伝える手段として、誰でも出来るけど誰もやってないことをすることで注目を集める、高橋忠史を知ってもらう為の営業手段だと。
そんな歩き旅ですが、過去8000km以上歩いて来た事で体験できたさまざま
な事が僕の人生哲学を明確なものにしてくれている、そして、その経験が無ければ高橋忠史の歌の世界は向上し続ける事は無かった。
でも、歩くのは好きじゃなかった。音楽が多くの人に認めてもらえれば、食べることに困らなければ、今回の旅はありえない、ただ食う為の手段で歩き始めたはずだった。
でも、60km歩いた。だからこそ旧友の内藤さんが逢いに着てくれた、そしてfacebookでただの傍観者だった人達が、頑張れとコメントを入れてくれて、リアルタイムに一緒に歩き旅を違う形で体験してくれた。ちょっと歩くということが僕の中で嫌な事から素敵なことに変わり始めている。
でも実は、古河駅を出発した時から、録音の日程を作る為にはとことん距離を伸ばそうと思っていた、61歳だから61km行ってみたいなと冗談心で思っていた事は確かだ。夜中も眠らず歩きたいという思いもこの時点でもっていた。自分にとって意味の無い歩きじゃなく意味のあるものにしたくなったからひそかに目標を立ててしまったんだと思う。残念ながら目標の61kmに1km足らずで達成ならず、まぁ、これが高橋忠史だ、最後にずっこける。
今日は朝から長文になってしまいましたが、自分自身の人生最高記録を作ったので嬉しくなって調子にのってます。
昨日の僕にとって最高の60km歩行は、昨年末からの人との出逢いからはじまります。住むところが無く3年近く車上生活をしていた僕に、城戸ひとみさんが住んでいた所から引越しするからと、マンションの持ち主の坂上さんに僕たち夫婦が住めるように交渉してくれ、坂上さんの了承があり北千住に住むことになった。そんな頃、僕の歌を唄い続けてくれている有吉かつこさんのライブに城戸ひとみさんが出かけた時に城戸さんが出逢ったのが、CANの社長の植村昭雄さん、北千住~全国に発信したいと考えている植村さんに逢いに行こうと城戸さんにさそわれ、実はめんどくさいなーといやいや逢いに出かけた。でも逢ってみると実に熱い思いを持っている人だと分かり、付き合ってみようと思った。その植村さんがインターネットラジオをやっていて全国のインターネットのつながりを作りたい、まずは青森出身の植村さんなので青森までつなげたいと。それなら、60過ぎた爺いだけど阿保句が歩いて各地のインターネットラジオを訪れてつなぐ役の手助けができるかもという事で、青森県八戸市(植村さんの出身地)まで歩くことを決めた。それならと植村さんからの依頼でインターネットラジオで僕の番組を持つことを進められて、今年1月から「ガキンチョ・KING」が始まった。毎週新曲を発表することをテーマとして3月末までラジオを続けた。最終日の新曲は「一歩」メロディーが出来上がらず発表出来ないまま番組が終わった。いつも最後にずっこけるのが高橋忠史だ。その「一歩」と言う曲を作ったことで、僕の中で歩くことが面倒なことではなくなっていたのかもしれない。ウォーキングライブツアーへの意気込みと言うことで作った曲だが、この曲があるから60km以上歩いてみたいという気持ちになったに違いない。高橋忠史の身体と精神はすべて音楽で出来ています。最後に「一歩」の歌詞を掲載します。
一歩
常識通りに生きてりゃ定年間近
こんな歳になってもまだまだあがいてるんだ
どこまで行っても青臭いだけのガキンチョで
みんながあきらめちまった夢を追い続けてる
いつまでたっても成長できない
往生際の悪いやつなんだ
* さー 始めようぜ まだ遅くはないさ
さー 始めようぜ 今出来る事から
歳を言い訳にしながら
座り込むのも悪くはないが
俺には言い訳似合わねー
思いたったが百年目 百年目
さー 始めようぜ まだ遅くはないさ
さー 始めようぜ 今がその時さ
一歩前に踏み出せばきっと 何かが見えてくる
十歩前に進めたらきっと 力がわいてくる
百歩あるき続けたらきっと 勇気がみなぎって
千歩先まで進めたらきっと 願いをつかめるさ
さー 始めようぜ 一歩から
このごろ足はふらつき始めたし
ギターもうまく弾けなくなってきた
それでもやれることはまだまだいっぱいあるさ
過去に出来たことが出来なくなっただけ
不細工に生きる事しか出来ない
往生際の悪いやつなんだ
*(繰り返し)
さー 始めようぜ まだ遅くはないさ
さー 始めようぜ 今がその時さ
一歩前に踏み出せばきっと 何かが見えてくる
十歩前に進めたらきっと 力がわいてくる
百歩あるき続けたらきっと 勇気がみなぎって
千歩先まで進めたらきっと 願いをつかめるさ
さー 始めようぜ 一歩から