何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

5/20(火)県境の標識を見逃してしまった・・宍戸さんが・・

2014年05月23日 12時12分37秒 | Weblog


一生懸命もくもくと真っ暗な峠道を登っていたら急にくだりざかになった。県境の標識を見逃してしまった。下り始めてすぐに郵便局があったので休憩。午後10時半。携帯電話を確認したら、宍戸さんからのメールで、どこにいますか探していますと。すぐに電話した。まさか、県境を越えて居るとは思わなかったと、車からおりて来ながら驚いていた。
差し入れに、食べ物や、栄養ドリンク、寒さをしのぐ為の軍手にホッカイロ。イヤー、有難い。
ギターを担いでる写真が無かったから、自動販売機の光で写真を撮ってもらった。
少し話して、後ろ髪引かれる思いと言いながら、明日の仕事の為に帰って行った。
イヤー、嬉しかった。ありがとう。




5/20(火)この身体すげ~足のマメの痛みが消えている

2014年05月23日 12時08分09秒 | Weblog


峠越えして宮城県に入ったら投稿しようと思っていたのですが、気がつくと右足の痛みが完全に消えていた。もともと豆は小さかったがずっと痛んでた。そして左足の痛みも不思議なぐらい楽になって来た。左足の豆は親指の付け根の内側に小指の爪ぐらいのものと、人差し指からくすり指のあたり4cm四方の大きなものがあって、どう歩いても地面と接触するのでただただ痛みに耐えてきた。
まず、親指の付け根の豆の痛みが消えている。そして大きな豆の痛みもなんだか薄らぎ始めているような感覚だ。
歩き続けているのに、昨日青少年会館にたどり着く頃は、大量に酒を飲んでふらふらになって歩いているような状態だったのに、信じられなくて、書き始めました。
今、国見町の峠道に差し掛かる坂の手前にいます。
この身体すげ〜ぜ。
9時を過ぎ、寒くなって来ましたが、心は感動で熱くなってます。
写真は、国見峠方面を先ほどのスーパーから撮ったものです。今からこの山を超えます。


5/20(火)やっぱ、雨が心配で、ゴミ袋を購入

2014年05月23日 12時05分06秒 | Weblog


やっぱ、雨が心配で、すぐにあったスーパーで、ゴミ袋を購入、雨の想定ゼロで旅をスタートしたので、ギターはソフトケースなのにそのままだった。雨が降ったらギターは濡れまくる、そしてアウト。だから譜面やちょっとした着替え類も含めてすべてごみ袋にくるんだ。これで雨に振られてもだいじょうぶだ。
辺りは暗くなり始めた。何回も言うが、さー、峠越えだ。


5/20(火)雨の心配と不安の峠越え

2014年05月23日 11時45分16秒 | Weblog

肥谷さんからのコメント・・

こちらは昼から、かなりの雨が降り続いています。そちらも明日位から雨になると思います。体を冷やして風邪を引かないようにきをつけてください。



高橋 忠史 ・・そうですか。東北も曇って来ました。ヤッケを用意して居たのですが、雨用のパンツが無かったので、さっきホームセンターでソーイングセットを買った時に一緒に買いました。でも雨は嫌です。これから峠越えなので不安ですが、降ったら降った時です。心配ありがとうございます。



今、肥谷さんからの雨の心配のコメントにへんじしていましたが、東北も曇って来ました。これから峠越えなのでかなり不安です。
でも、ギターケースのショルダーを短くして身体にピッタリさせてから後ろに引っ張られる感じが消えて物凄くあるきやすくなりました。足の痛みは同じですが、踏み込む時の揺れが無くなり安定したせいか、痛みが強くなることなく同じ痛さのまま歩けて居ます。大正解と言った所です。
雨にならないことを祈りながら出発です。

5/20(火)あと8キロほどで、国見峠の頂点。宮城県に入る。

2014年05月23日 11時42分44秒 | Weblog
あと、8kmほどで国見峠の頂点、そして宮城県に入る。花を撮影していて困るのは、風が強いこと、福島県はどこに居ても風が強い。小さな野の花は少しの風でも大きく揺れる。一つの花を撮る為に一瞬の静寂を待つ。待って待って待ち続ける。キター、と思った瞬間に自分が体制を崩しピントがぼけてしまう。道端にしゃがみこんで、より低い姿勢で花と真正面から向き合う、全てのことを忘れ一瞬に賭けている時間は無を感じられる時間なのかも知れない。


5/20(火)バランスが悪い

2014年05月23日 11時37分42秒 | Weblog


バランスが悪い。ギターを背中にしょい始めた時に感じてはいた。普段でもまともに歩けなくなっているのに、やばいなとも思っていたが、どうすればいいか分からなかった。
ギターケースのショルダーの左右の微妙なバランスが足にかなりの影響を与えることが分かって来た。丁度いいバランスを見つける前に、足をかなり痛めてしまった。
もともとショルダーは一つしかついてなかった。郡山でもう一本のショルダーを買ったが、体の小さな僕には長すぎて一番短くしてもまだ長い。どうにかしなきゃ、どうしたらいい、そうだ、ショルダーの紐を二重にして糸で縫い合わせたら短くなる。先ほどホームセンターがあったので、ソーイングセットを買って、今、国道沿いの潰れたガスリンスタンドの空き地で針仕事を終えた。ギターケースが身体に密着した。ひょっとしたらこれで足の負担が軽減するかも。
それにしても目が悪くなっている、針に糸を通すのにどれだけ時間がかかったことか。やっぱ爺いだな。

佳弘さんから連絡があった。25日川渡温泉駅ライヴ決まり、26日高橋佳弘ルームコンサート決定。ホームはあるけどルームは初めてだ。31日は場所はまだ未定だが最上町でのライヴが決定。後は交渉中と言うことでした。

さー歩き出します。


5/20(火)足が痛いことを書きたくなるが、もうやめよう。

2014年05月23日 11時23分53秒 | Weblog

何かを書こうとすると、まず痛い足が痛いと書きたくなってしまうが、もうやめよう。ライヴでは、いつも体調が変わるから毎回同じようには行かない。声が出ない時もある、頭が回らない時(これはいつも一緒か)もある、どんな時でもその状況の中で精一杯出来ることを探して、その日の最高のライヴを目指す。

歩きもやっぱそれでなくちゃね。足を引きずりながら歩いている事が大変じゃなくて、その状況の中で何を楽しむか、そうでなきゃしんどいだけの旅になってしまう。
と言うことで、道端の草花写真家高橋忠史の復活です。東京からここまでの距離表示板を見つけたので撮ったものと、今日見つけた花です。





5/20(火)9時半、福島県青少年会館を出発

2014年05月23日 11時21分23秒 | Weblog


9時半、福島県青少年会館を出発。
歩けないほどの足の豆の痛みを和らげる為に、昨夜、近所のマツモトキヨシに足を引きずりながら出掛け、僕の万能薬、オロナイン軟膏を買った。風呂上がりに、豆をつぶし水を全部出して、オロナイン軟膏を両足の患部にたっぷり塗り込んだ、寝る前までにそれを3回繰り返した。
朝起きた、やっぱり簡単に痛みが取れるわけではないが、旅を放棄したくなるほどの昨日までの痛みは軽減されていた。
歩き始めて1時間、ファミマを見つけ椅子に座って休憩して居る。徐々に復活する痛み、どこまで耐えられるか分からないが、急坂が長く続く国見峠を越えて、宮城県に入りたい。

5/19(月)南福島駅近くの福島県青少年会館に泊まる

2014年05月23日 10時39分54秒 | Weblog


いや〜、めちゃ大変でした。今は、先日の宍戸さんに教えてもらって、南福島駅近くの、国道に近い所にある福島県青少年会館に泊まることにしてそこにいる。

足の豆が歩く距離が伸びるのと正比例して巨大化していった。何度も何度も休憩をしてその度に水を出したが、すぐにたまってしまう。
きょうは、東京から267kmちてんまであるいた。福島駅辺りまで行きたかったが、矢吹から約60kmはあるいた。

ギターの重さは、測ってないが4〜5kg、体重がそれだけ増えると長距離を歩く足にかかる負担は想像を超えて居た。しんどかった。

とにかく足を癒したかったので宿に泊まることにした。
はたして、どれだけ、足の豆と痛みが少なくなるかで明日の歩きも変化してくる。どうか、痛みが消えますように。

それもそうだが、ライヴを作って行かなくちゃ旅が中断してしまうので、コースから外れるが、宮城県大崎市川度に住む、高橋佳弘さんにでんわした。月末に何とかしてくれと訴えると、時間がないから
3箇所ぐらいしか出来ないけどいいかという返事、後10日しか無いのに3箇所も作ってくれれば御の字だ。ほっとした。

彼は鳴子温泉郷で酒屋さんをやっていて、はっきり言って
こんな田舎にくすぶって一生を終えるのかと投げやりになっていた頃、僕が奥の細道をあるいていった。当時鳴子町には誰も知り合いはいなかったので、通り過ぎるだけと思っていたのだが、宮城県に入ったとたん、地元紙の新聞社がやって来て取材してくれ結構大きな記事に成った。それを見た鳴子町の公民館の人が佳弘さんを中心に立ち上げたばかりの青年団に、こんな人が来るから、青年団で取り組んで見たらといわれ、歌も聞いたことの無い高橋忠史コンサートをとりくんでくれた。お客さんを100人以上も集めてくれて大成功、初めて聞いた僕の歌に感じる所があったらしく、その夜遅くまで語っているうちに明日一緒に歩かせてください。ぼくはいつも、来るもの拒まず去るもの追わずだからすぐにOK。
美しい鳴子渓谷を越え、峠を越えて山形県の最上町へ文化財に成っている古民家の中にやっぱり100人ぐらい集まって素敵なコンサートに成ったのだが、打ち上げでの主役は僕ではなく、隣町でありながら県が違うのでほとんど交流のなかった最上町と鳴子町、着いた時には、僕が芭蕉で佳弘さんが空、途中で空はいなくなるが、この辺りは二人であるいていたので、最上町の人は、芭蕉と空がやって来たと大喜びで、特に隣町の佳弘さんを歓迎した。交流のなかった両町がそれから青年を中心にして交流が始まり、結婚するものも出てきた。ずっとくすぶっていた佳弘さんは田舎にいたってやれる事はあるんだと、地域お越しに積極的に関わり、鳴子温泉郷に来るお客さんに、鳴子の地酒を飲ませたいと言って千年の歴史で身体にはいい水だが、飲み水としては劣る、そんな水で酒作りなど出来る訳が無いと誰もがおもっていた。でも、佳弘さんはちがった。酒にあう水を探し続け、酒米を作ってくれる農家を探し、町中の人達にバカにされても見つけ出しついにつくりあげてしまった。雪渡り、友粋、と言う名をつけて販売されている。
僕は何もしていない、ただその町に唄いに行って助けてもらっただけの存在なのに、忠史との出会いが無かったら今の僕はないと、そのあとずぅーっと、無理難題を振りかけながら、助けてー助けてーと言う僕を何があっても助け続けてくれる。素敵ななかまだ。


5/19(月)石巻市のライヴ・・鳴子町の佳弘さんから電話があり、月末に5箇所位のライヴが出来るかも?

2014年05月23日 10時32分15秒 | Weblog
石巻市のライヴのお知らせ。

 5月22日(木) 

場所 市民協・いしのまきハウス

石巻市田道町1丁目15-2

開演 午後3時

料金 無料

問い合わせ 及川さん 090-1398-0844
 





鳴子町の佳弘さんから電話があって、25日川渡温泉駅ホームでのおひねりライヴ、26日高橋酒店ホームコンサート、
一旦東京に戻り静岡県磐田市の中学校講演を終えて、29日〜6月1日に掛けて、鳴子町の鬼首の鬼の蔵ライヴ、山形県最上町でも考えてくれていると、報告が来ました。5箇所ぐらいの所でライヴが出来るかも知れない。
凄い奴だなー。
全ては彼が主催している、雪渡り新酒の会(希望者が多すぎるので100人限定)のメンバーが考えてくれているようです。嬉しいね。5月31日鳴子町周辺で62歳を迎える事になります。