「ゲームは単なる遊び道具」
という時代ではない。
次世代機で話題となっているゲームソフトの中で、特にFPSやTPS、格闘といったジャンルにおいては、ゲームをクリアするためにかなり練習しなければならないものが多数ある。
最近海外製のゲームが増えたせいもあって、ゲーム自体の難易度も上がっている。
もちろん、その分イージーモードからレジェンド、インセインといった最強レベルまで各モードがそろっていて、どのレベルのユーザーでも楽しめるようにはなっている。
が、そもそもレジェンドだとかインセインだとかいった「最も難しいモード」は何故必要なのか?
もちろんそれは「やりこみ派」ゲーマーの存在を無視できないからだ。
今の次世代機、Xbox360やPS3を所持しているゲームユーザーには、この「やりこみ派」が多い。
ディストリビューターにしてみれば、当然、彼らをターゲットから外すわけにはいかないわけだ。
「やりこみ」によって最難関モードをクリアするには、かなりの練習量を要する。
それはもう、一日8~12時間くらい練習しなければこういったモードをクリアすることは出来ないし、一日8時間以上ゲームをプレイする、ということは、他の事はほとんど出来ないよね。
ということは、これらのやりこみゲーマーでいるためには(なるためには)、仕事や学業を生活のメインに持ってくることはできない。
「8時間以上ゲームやってるくらいなら、働けば?休みなしで働けば生活には困らないし」
という意見もあるだろう。
だが、自分は逆に
「8時間以上も練習しなければクリアできない/高得点をマークできないゲームをクリアしてしまうゲーマーが多数存在するならば、これはもうプロと呼ぶべき存在だし、将棋や囲碁のように「職業」としてプロゲーマーなるものを作るべきじゃないか?」
と思っている。
いやジョークじゃなくて。
特に、以前と違い今はマルチプラットフォーム化が進んでいる現状で、「このハードでしかプレイできない」というソフトが減ってきている状況は、「プロゲーマー」という職業というか競技を創設しやすい環境にあるのではなかろうか?
凄腕ゲーマーは、プロ選手として世界選手権に参加することが出来、選手に企業のバックアップがつけば、選手は「プロ」として生活していけるわけだ。
選手権が一年通じてあれば、賞金が「年収」になるわけだし、ゲームを作る側も、そういったプロ競技向けのソフトをリリースしていくことで、今までの「ただ買って遊んでください」という小売ビジネススタイルから、「このソフトでプロ目指してください/選手権に向けて練習してください」という、スポーツ用品のメーカーのようなビジネススタイルを持つことも可能だ。
映画監督であり、RPGゲーマーでもある押井 守も著書で「必死にプレイして貯めたゴールドが、現実で使えないことに理不尽さを感じる」旨のことを書いていて、それが自作「AVALON」の発想へとつながったわけで、こういう考え方は自分だけが持っているものではないのね。
ハードの進化に伴い、「ゲームをプレイすること」が必ずしも気楽な遊びとは言えなくなった今、少なくとも腕を競うことができるジャンルを絞ることで、「プロゲーマー」という新しい競技を設立することは不可能ではないと思う。
すでにオンラインゲームでは、24時間365日スコアやクリアタイムなどのランキングが稼働しているわけだから、そういったランキングの上位に入れば「ナントカ国際ゲームトーナメント」に出場し、何千万という賞金を争うことは、ナンセンスではないと思うなあ。
これはニートや引きこもりで、一日中ゲームをプレイしている人の中からもプロが出てくる可能性があるわけで、そういった社会問題への対策にもなるかもしれない(ならないかもしれないが…)し、多くの子供に「俺、将来プロゲーマーになる!」なんて夢を持たせることができるじゃないですか!
まあ、今自分が失業中で、しかもゲーム開発側の立場から一日中ゲームをプレイして過ごす日々を送っていて、「これが仕事(プロ選手)になれば、多くの人がその才能と技術を活かせるのにな(俺は無理だけど)」と感じたのを発端に、こんな妄想を抱いたに過ぎないんだけどね。
でも、「プロゲーマー」ってホントにアリだと思います。
とりあえず、日本ゲーマー協会」とか作らなきゃならないんだろうね。
作ろうか?
という時代ではない。
次世代機で話題となっているゲームソフトの中で、特にFPSやTPS、格闘といったジャンルにおいては、ゲームをクリアするためにかなり練習しなければならないものが多数ある。
最近海外製のゲームが増えたせいもあって、ゲーム自体の難易度も上がっている。
もちろん、その分イージーモードからレジェンド、インセインといった最強レベルまで各モードがそろっていて、どのレベルのユーザーでも楽しめるようにはなっている。
が、そもそもレジェンドだとかインセインだとかいった「最も難しいモード」は何故必要なのか?
もちろんそれは「やりこみ派」ゲーマーの存在を無視できないからだ。
今の次世代機、Xbox360やPS3を所持しているゲームユーザーには、この「やりこみ派」が多い。
ディストリビューターにしてみれば、当然、彼らをターゲットから外すわけにはいかないわけだ。
「やりこみ」によって最難関モードをクリアするには、かなりの練習量を要する。
それはもう、一日8~12時間くらい練習しなければこういったモードをクリアすることは出来ないし、一日8時間以上ゲームをプレイする、ということは、他の事はほとんど出来ないよね。
ということは、これらのやりこみゲーマーでいるためには(なるためには)、仕事や学業を生活のメインに持ってくることはできない。
「8時間以上ゲームやってるくらいなら、働けば?休みなしで働けば生活には困らないし」
という意見もあるだろう。
だが、自分は逆に
「8時間以上も練習しなければクリアできない/高得点をマークできないゲームをクリアしてしまうゲーマーが多数存在するならば、これはもうプロと呼ぶべき存在だし、将棋や囲碁のように「職業」としてプロゲーマーなるものを作るべきじゃないか?」
と思っている。
いやジョークじゃなくて。
特に、以前と違い今はマルチプラットフォーム化が進んでいる現状で、「このハードでしかプレイできない」というソフトが減ってきている状況は、「プロゲーマー」という職業というか競技を創設しやすい環境にあるのではなかろうか?
凄腕ゲーマーは、プロ選手として世界選手権に参加することが出来、選手に企業のバックアップがつけば、選手は「プロ」として生活していけるわけだ。
選手権が一年通じてあれば、賞金が「年収」になるわけだし、ゲームを作る側も、そういったプロ競技向けのソフトをリリースしていくことで、今までの「ただ買って遊んでください」という小売ビジネススタイルから、「このソフトでプロ目指してください/選手権に向けて練習してください」という、スポーツ用品のメーカーのようなビジネススタイルを持つことも可能だ。
映画監督であり、RPGゲーマーでもある押井 守も著書で「必死にプレイして貯めたゴールドが、現実で使えないことに理不尽さを感じる」旨のことを書いていて、それが自作「AVALON」の発想へとつながったわけで、こういう考え方は自分だけが持っているものではないのね。
ハードの進化に伴い、「ゲームをプレイすること」が必ずしも気楽な遊びとは言えなくなった今、少なくとも腕を競うことができるジャンルを絞ることで、「プロゲーマー」という新しい競技を設立することは不可能ではないと思う。
すでにオンラインゲームでは、24時間365日スコアやクリアタイムなどのランキングが稼働しているわけだから、そういったランキングの上位に入れば「ナントカ国際ゲームトーナメント」に出場し、何千万という賞金を争うことは、ナンセンスではないと思うなあ。
これはニートや引きこもりで、一日中ゲームをプレイしている人の中からもプロが出てくる可能性があるわけで、そういった社会問題への対策にもなるかもしれない(ならないかもしれないが…)し、多くの子供に「俺、将来プロゲーマーになる!」なんて夢を持たせることができるじゃないですか!
まあ、今自分が失業中で、しかもゲーム開発側の立場から一日中ゲームをプレイして過ごす日々を送っていて、「これが仕事(プロ選手)になれば、多くの人がその才能と技術を活かせるのにな(俺は無理だけど)」と感じたのを発端に、こんな妄想を抱いたに過ぎないんだけどね。
でも、「プロゲーマー」ってホントにアリだと思います。
とりあえず、日本ゲーマー協会」とか作らなきゃならないんだろうね。
作ろうか?