二本松市岳温泉、安達太良山の麓に広がる爽やかな高原の温泉郷「岳(だけ)温泉」に鎮座される「陽日(ゆい)熊野神社」、通称「岳温泉神社」と称されます。
「貞観五年(868)に小結(こゆい)温泉神、寛平九年(897)に小陽日温泉神として朝廷より贈位された県内最古の官社の一つ。祭神は湯日温泉神・安達太良明神・熊野神の三神と、安達太良山開山の祖『徳一大師』の伝承に基づく薬師如来が祀られております。陽日温泉が山崩れ壊滅の後に十文字岳温泉・深掘温泉と三度変換しましたが、いずれの地にも湯神祠を祀り温泉の守護神として厚く崇敬された神社 社殿は明治四十年に深堀より還座し、昭和十七年に再建された。」現地由緒より
拝殿前に奉納されている二種の湯樋。「材料は主に赤松。丸太の切断面を湯が流れるように手作業で掘削って作られていました。当時はこの湯樋を背中に担いで安達太良山山頂近くの湯元迄人力で運び上げていました。山肌にこの湯樋を這わせて温泉を流していたので保温性には欠けていたようです。現在でも湯本付近では延べ800mに渡りこの方法で作った湯樋が使われています。」
「木管一本の長さは約180m、重さは60~80k。アメリカから巨大なドリルを購入し、車のエンジンをドリルの動力に用いて丸太を刳り貫きました。昭和30年頃から塩ビ管へと移行し、現在では使用されていません。」
岳温泉の守り神として祀られる神社。神域を守護される狛犬さんは不在ですが、貫木鼻には堂々たる一対の獅子が阿吽の呼吸で参拝者を迎えてくれます。
本殿の横に祀られる「甲子大黒天」。この呼び名は、大黒天の縁日が旧暦の甲子日であることに由来し「開運福徳・商売繁栄」などのご利益があると云われています。
高原の温泉郷「岳(だけ)温泉」・・目的がマンホールと神社参拝だった為、温泉街は素通り😅、
紹介できる画像はほぼ皆無なのですが一つだけ・・「ミニ独立国」ブームにあやかり、昭和57年(1982)4月28日に開国した「ニコニコ共和国:旧国会議事堂」。通りすがりの車の中からの写真ですが、良くデジカメを向けたなと、九年前の私に拍手👏。
安達太良山の懐に抱かれるようにわずかに垣間見える「岳ダム」の建物とダム湖。
参拝日:2015年6月24日
こんばんは!
大黒天様のお腹。
ぽんぽこりん😆
お腹をペチペチしたくなりますね☺️