おさんどん俳句                             

 わたしは、鴻風俳句教室で勉強中です。 
 しかしここは、息抜きの楽しいおしゃべりページです♪

日常

2011-11-27 | 身辺雑記

 

 

 

   鈴生りの金柑陽を受け艶めけり
     お隣の畑には、レモン、みかん、きんかんの木もあります。どれも、ことしは実りがいいと
     地主さんは言ってます。特にきんかんは、枝がたわむほどで、房のようにびっしり実っています。
     日が差すとオレンジ色がつやつやして見えます。


   十一月嘘許し合ふいい夫婦

   焼芋よ駅にて母待つ幼き日

   日の落ちて仕舞ひ忘るる布団かな

   初霜の畑にゴム長滑りたり
                                          


奥多摩むかし道

2011-11-20 | 身辺雑記

   こんどから、わたしの趣味は「ウォーキングです」と答えることにしようかな。
   わたしのウォーキングは、あくまでも句作のためなんだけど、なかなか俳句はつくれないし、
   ウォーキングのほうがおもしろくなってきました。新聞に載っている参加費の安いイベントをねらいます。
   11/23は、「新撰組のふるさと歴史散歩」に参加してきます。月一の歩こう会の3度目です。
   お留守番のつれあいさんと愛犬ちゃん、まいどの母さんのおでかけで、ごめんねぇ。


      

   奥多摩の雑木紅葉や歩こう会
     駅から奥多摩湖までバスで行き、駅へもどる山道(旧青梅街道)を約3時間歩きました。
     紅葉は5割ってとこでした。「奥多摩むかし道」として整備され、案内板が各所にありました。

   山すそを彩る紅葉奥多摩湖 
     11月の歩こう会のスタート地は奥多摩湖でした。わたしの写真は、かまわずパチパチ撮ってきて
     PCにいれ、ピンボケを捨てる整理をします。そんなでも、写真のほうが実際よりきれい、
     と感じるのは私だけでしょうか?

   草紅葉地蔵埋もるるむかし道
     「奥多摩むかし道」には、沿道に小さな石仏があちこちありました。

   里人の芋茎干し終へひと休み 
     「奥多摩むかし道」の山中の農家では、軒先に芋茎と柿がきれいに干してありました。
     縁側では農婦が一服してる様子でした。

         
 


花咲本陣コンサート

2011-11-12 | 身辺雑記

  

   甲州街道の花咲本陣(大月駅から徒歩20分)の当主星野氏は、わたしの小中学校の同級生です。
   例年春の雛祭り(4月)・秋と一流の音楽家たちを呼んでのコンサートが催されています。
   このたびの出演者は、国際音楽祭ヤング・プラハの若いみなさまの、<in 大月>でした。

   チェコ語とやらもはじめて耳にしました。ヴァイオリンニスト(日本人)は16才の天才だそうです。
   ハープを演奏するのを、2m先のおなじ床の高さで見せてもらいました。
   音楽としては世界一のチェコという国の面積は、北海道よりすこし広いくらいとも教わりました。

   春の月遅れの雛祭りにも行ってみたいと思っています。星野家の雛人形は、江戸時代から(?)
   のもので、大きさは一体が電子レンジくらいあるそうです。すると雛段は・・・・・


隣人の好しみは金銀にまさる  (まちがっても私の句ではありませんからね・笑)
   
  おとなりの畑です、中央のぶどう棚が、写真が下手で見えません。(泣)  花水木が紅くなりました。

   落花生茹で熱々を口にせり
     お隣の畑の落花生を、先だって全部掘り起こしました。地主さんは、乾燥させてピーナッツ
     にするといってましたが、わたしが貰った分は塩茹でにして食べてしまいました。
     やわらかくて、ねっとりしてて、ホントに美味しかったです。

   三本目やつと折らずに大根抜く
     私ったら、畑の大根を3本目でやっと、折らずに引き抜けました。情けないです。
     隣の畑さんは家庭菜園なのに、大根だけでもあと50本くらいあります。自由に掘って食べてネ
     と言ってくれるけど、私はじょうずに抜けません。

   葡萄植ゑ廃材利用の棚造り   
     隣りの畑さんは、3種のぶどうの苗木を畑の一画に植えました。何月後かに、棚が完成しました。
     葉が生い茂ったら、野外パーティーをしてくれるそうです。
     造ったご主人は営繕のプロで、「住まいのドクター」なンですモン。


本郷散策

2011-11-06 | 身辺雑記

    本郷を案内してくれた hiromiさん、おかげさまでこんなにいっぱい句ができました。
    ありがとうございます。 つぎの「熟年におすすめの東京さんぽ」はどこになるかしらね。


     本郷の坂道巡る秋日和
       旅行読売の「熟年にもおすすめ・東京さんぽ」本を買い、最初に選んだのは、本郷散策コースでした。
       「文京区は武蔵野台地の東端に位置し、台地と低地をつなぐ多くの坂道がある」と本にあります。
       本郷は、幾多の文人のゆかりの地で、説明板が各所にありました。

  



     一葉の立ちし井戸端石蕗の花
       本郷散策のスタートは、文京ふるさと歴史館でした。ちょうど「坂道展」をやっていて、
       坂の名前のいろいろを面白く見学しました。炭団坂を下って、一葉の旧居跡に向いました。
       路地の奥に、一葉が使ったと思われるポンプ井戸は今も使われていました。

 


     秋簾窓に「ひとは」の喫茶店
       一葉の旧居跡付近の路地に、樋口一葉にちなんで「ひとは」と名付けました、と説明書きした
       喫茶店がありました。残念ながら、この日は休業で入れませんでした。

     菊坂に残る質店一葉忌
       一葉がよく通ったという伊勢屋質店のある菊坂も歩きました。質店はすでに廃業しているけれど、
       例年11月23日の一葉忌には、内部が公開され、一葉ゆかりの資料などが展示されるそうです。

     本郷の路地突当り烏瓜
       路地の狭さに慣れていない私は、「これじゃあ消防車も入れないよねえ」と何度も相棒に
       云っていました。また、その路地の奥には、急な石段沿いに木造3階建の家があり、
       いまも人が住んでいます。