あみどあらう みずのとびゆく たますだれ
晴れた日曜のことです。あっという間に秋となり、ご近所さんは、網戸をフェンスに立てかけ
水洗いしていました。足元には、玉すだれの花がきれいに咲いていました。
「玉すだれ」は季語でなく、「網戸」が夏の季語でした。
爽やかな秋の到来を詠みたかったのに難しく、これでも苦心したんです。
「一日一句」は大変だけど、精神的にヒマな私は、これがなかったらボケてしまうでしょう。
神明の迎へ太鼓や生姜買ふ
芝大神宮では、私どもの団体のために、迎え太鼓、送り太鼓を叩いてくれました。
ここの「だらだら祭り」は「生姜まつり」ともいうそうです。わたしは、生姜糖をおみやげに買ってきました。
「芝神明祭」は季語にあり、名句も詠まれていると、あとになって知りました。
だらだらとだらだらまつり秋淋し 久保田万太郎
芝浦の浦より昏るる生姜市 鈴木真砂女
芝大神宮 芝大神宮ではありません。
久方の湯船につかり九月かな
うちは、夏場はシャワーだけで湯船はしません。きょうは雨天で涼しく、2ヶ月ぶりに湯船にしました。
やっぱり湯船の方が入浴したな、って感じです(笑)。