わたしたちのウォーキングは、大方が里山歩きです。このたびは武蔵五日市でした。
20名弱が2列になって歩きます。歩きながらでも、ひっきりなしにおしゃべりしていて、
賑やかな行進なのですよ(笑)。
みっちゃんへ
小学校の同級生のみっちゃんは、ずっと黙って読んでいてくれて、ホントにありがとう。
みっちゃんは、学芸大を出て小学校の先生になり、定年後のいまも教諭をしているというのに、
PCはネットが見れるだけなんですって。だから、ここでおしゃべりしちゃいます。
あれから55年以上経ったのよね。
わたしは母子家庭で、母の勤務していた会社の寮に住んでいました。
みっちゃんのお母さんは、いつもわたしに言いました。「お母さんを大切に」と。
小生意気なわたしは、父親のいるふつうの家庭の子に負けたくないと見栄っ張りな女の子でした。
都立高校では公立大学に受かる成績でなかったので、教師になりたかったけどふつうに就職。
翌年、東京オリンピックで婦警に。
ねえ、みっちゃん、私らの時代は、男性と付き合うのは結婚が前提だったよねぇ。
子どものころからおませな私だったし、付き合いだすとすぐ結婚を意識しちゃったわ。
結婚したら、次々3人の子。生意気なわたしは、いい嫁、いい母、いい妻になるんだと、むきになってた。
その結果、いい嫁、いい母、いい妻にはなれませんでした。
3人の親たちをおくり、子どもも独立したあとは、「自分らしく生きる」とまたもや生意気ぶり。
夫が脳梗塞でたおれ、こんな老後ではなかったはずとまいにち私は愚痴ばかり。
この頃がブログのスタートでした。
ブログのタイトルも、次々変わり、それがわたしの心の変遷だったようです。
みっちゃんに、何が言いたいかというと、わたしは今になって、むかしのみんなを恋しく想うようになりました。
これまでは、むかしの自分が嫌いだったから、みっちゃんたちに会わす顔がありませんでした。
こうして何年か、ブログ友といろいろしゃべり合い、教わり、励まされ、わたしは良く変われた気がします。
いまの自分なら、私はすこし自分が好きです。だから、みっちゃんにも会える気がします。
みっちゃんと、いっぱいおしゃべりしたいです。
かおる