おさんどん俳句                             

 わたしは、鴻風俳句教室で勉強中です。 
 しかしここは、息抜きの楽しいおしゃべりページです♪

日原鍾乳洞

2012-08-31 | 身辺雑記

 

 涼誘ふ夏の奥多摩鍾乳洞 

 流れ出る冷気や奥多摩鍾乳洞  鴻風先生

   きのうの、歩こう会8月例会は、この残暑の中ではここしか他にない、と奥多摩の、
   日原(にっぱら)鍾乳洞でした。
   現地に着くまでは、この暑いのにウォーキングか、という感じでしたが、鍾乳洞の入口に立って、
   びっくり、奥から冷気が流れ出ていました。私たちが洞内にいたのは1時間弱でしたが、
   その間ずっと、寒いくらいでした。

 



初もぎの熟せし都会のナイアガラ
  お隣の1反の家庭菜園は、税金対策として耕作しています。去年ぶどう棚をつくり、
  ナイアガラ・マスカットなど4種類植えています。1年経ち、「子がね虫がたむろしてるから
  食べられるかも」とナイアガラを届けてくれました。
  まあ、びっくり、立川の住宅街で、こんなに美味しいぶどうができるなんて!


床に就き狭庭の虫の音聴きゐたり
  わたしは、階下の庭に面した8畳間に、一人で寝ます(別室就寝夫婦・笑)。
  32坪の建売ですから、ホントに狭い庭なのです。寝床まで虫の声がはっきり聞こえます。
  でも私には、なんの虫だか分かりません。せめて何種類の虫の音かと耳を澄ましていたのですが、
  いつの間にか寝てしまいました。(いつも寝つきが良すぎるんですの・笑)


遠き日の防空壕跡鳳仙花
  わたしは、60年前の小学生だった頃、防空壕が残っている、会社の寮に住んでいました。
  広い庭は、小さな原っぱのようで、防空壕跡のこんもりした山には、鳳仙花が咲いていて、
  そこでかくれんぼや缶蹴り、ままごとをして遊びました。


残暑

2012-08-22 | 身辺雑記

      
                   遊歩道の真夏の花壇です。


   手で拭ふ涙と汗や甲子園
     オリンピックのあとは、高校野球を見てしまいます。第3試合となると、接戦となる、
     よい試合ばかりです。わたしはそのつど、負けているほうを応援しちゃいます。

                     
                                凌霄や夫人亡き後開かぬ門


  ベランダに百歳の猫夕涼み

    うちの飼い猫は17年ですので、人間年令でいうと百歳だそうです。この暑さにも参っている
    様子は見えず、夕風を知っているのか、夕刻はベランダで、びろ~んと体をのばし、
    ごろごろしています。

  笹やぶを潜り見つけし茗荷の子
    お隣さんの1反の畑の隅に、墓地があります。その生垣の脇は、すぐ竹やぶになってしまうと、
    地主さんがこぼしています。だってその中には、茗荷の地下茎があり、夏は茗荷の子を
    見つけるのが楽しみなのです。

  天ぷらを喰はぬ人をり新生姜
    天ぷらがきらいなひとがいるとは驚きです。とくにうちは、野菜の天ぷらが大好きです。
    けさ、掘りたての新生姜を届けてくれた隣りのご主人は、天ぷらが大嫌いなんです。
    余談ですが、体操金メダルの内村選手は、<野菜は見るのも嫌>なんですってよ。

   


夏御岳

2012-08-17 | 身辺雑記

   

 夏御岳蓮華升麻を目指し行く
   御岳登山鉄道主催のトレッキング会へ参加してきました。東京の山として、高尾山と同じく
   有名な山です。夏でも都心より5~6度涼しい、とチラシにあったとおりでした。「日本でも
   希少なレンゲショウマの群生地」とあったけれど、こちらはまだ1分咲き、というところでした。
   女性ガイドさん(80歳)の説明が完璧で、参加者全員大満足でした。
   これからは、高尾山よりも御岳山をホームグランドとしたい、という気になりました。

                    
                                         レンゲショウマ


      
             タマガワホトトギス                     イワタバコ                                  


       
            綾広の滝                          ヤブカンゾウ


八月

2012-08-15 | 身辺雑記

           

 「戦争の話は止めよ」と夾竹桃
   夾竹桃をみて原爆を思うのは、戦争体験者たちのようです。わたしがデイサービス施設で
   ボランティアをしていたときのことです。利用者さんたちは、戦争の話をあまりしたがりませ
   ん。いい思い出が少ないのでしょう。A子さんははっきり言いました。「戦争の話はやめて」と。
   思えば私も、戦争未亡人で満州からの引揚者である母から、戦争の話を何も聞いていません。

 帰省の子待ち手みやげを用意せり
   私ったら、息子はまだ来てもいないのに、来たら持たせて帰そうと、戸棚からあれこれ集
   めています。息子と顔を合わす前のこうしたことも、母親として楽しくもあります。

 写真でしか知らぬ父なり終戦日
   わたしは戦争未亡人の子で、父親が出征中に生まれました。父の顔は写真でしか知りま
   せん。その写真は、満鉄の社宅のブランコに、兄を抱き軍服姿で乗っていました。生まれ
   てくる子は、女でも男でもいいように、「薫」と決めて出征したそうです。
     (この句は鴻風先生に、「大きな花丸秀吟」といわれてとてもうれしかったです。
      読売新聞文芸欄にも投句してみます。最近これも、わたしの楽しみです。テヘヘ)   


夏旺ん

2012-08-07 | 身辺雑記

   きょうは、立秋で、俳句では秋の季語のスタートですね。
   あわてて夏の季語の駄句をUPすることにしました。


散歩終へ犬と一緒のシャワーかな
 この暑さですから、犬の散歩は朝7時と夕方も7時です。帰りは薄暗くなり、拾うフンが
 見ずらくなります。30分程度ですが、汗がじわっとしてきます。


デパ地下へ母を連れ出す帰省かな
 きょうはデパ地下で、独居の友人に出会いました。彼女は80歳を超えています。
 彼女は普段、子どもがちっとも来てくれないとこぼしていたのに、なんときょうはお嫁さんと
 孫二人(女子高生)に囲まれていました。その女性たちは美人ぞろいで、わたしは
 「こんな素敵な家族がいるじゃん」と見惚れてしまいました。

   
 住宅街の児童公園です。園児らは7月初めから夏休みです。  幼稚園早お休みよ水遊び  

                    
  友人のはらぺこあおむしさん夫婦ら主催の盆踊りです。   青年団法被揃へて盆踊り
  季語「盆踊」は秋の季語で、掲句はおそまつなので、以後ゆっくり推敲するつもりです。

団扇手に筋トレ倶楽部開くを待つ
 この暑いのに、私ら年配専業主婦は、つれあいがあきれるほど熱心に、"カーブス"という
 「女性だけの30分フィットネス」に通っています。わたしは、毎月の測定が励みで、
 これも「継続」かとがんばっています。だって、体脂肪率が下がり、実年齢よりからだ年令が
 5歳も下がりました。「暑い暑い」といいながら、うちわを扇ぎ合って10時の開店に並んで
 待っています。(25番超えると20分待ち)


   
    TVの画面を撮りました。 こんど「なでしこ」も撮ってみま~す。


夕どきの夫婦喧嘩や溽暑の日
 きのうの19時頃、わたしは犬と散歩をしていました。すると道沿いのアパートから、夫婦喧嘩
 の声が聞こえてきました。風がまったくなく、うんざりする暑さで、些細なことで喧嘩にもなろう
 かと、変に納得する私でした。みんな、不快な暑さにイライラしてるのかもしれませんね。

ごろ寝する孫の大足夏休み
 わたしの孫は、中2男子双子と小1男子の3人です。きのう、この3人がお昼から、じじばば
 の家で過ごしました。ゲームのあとは昼寝を3時間、中2の子の足は28cmです。
 ペット犬がはだしの大足をぺろぺろしていました。