おさんどん俳句                             

 わたしは、鴻風俳句教室で勉強中です。 
 しかしここは、息抜きの楽しいおしゃべりページです♪

兄の逝く

2010-07-16 | 身辺雑記

 たった一人の血のつながった身内である兄が、たった五日で亡くなってしまいました。
 あまりにあっけなくて、まだ実感がありません。遠方で会うことも少なかったし、、、
 母は73才で、兄は67才、わたしも早死なのかしら? それでもいいけど、、、
 ふしぎなもんです、、、写真など撮る気になれず、駄句と関係ないものばかりです。

          

     睡蓮や兄を送りし葬祭場
        家族葬なのに、故人の友人、喪主の仕事関係者で、それは立派な神葬祭でした。

     土浦や車窓から見ゆ蓮の花
          'スーパーひたち'の土浦あたりから、広いレンコン畑が見えました。白い花でした。

      

     軌道へと押し寄す茂り水郡線
          兄の家は、水戸から水郡線に乗りかえ、さらに何駅か先です。

     無人駅一人降り立つ青田中
          水郡線は、大方が無人駅のようです。ホームの脇まで青田でした。

          
                                (はらぺこあおむしさんの撮影)

     墓に咲くカサブランカよ紅の色
          東京は7月のお盆です。裏の畑さんには、紅色のカサブランカが
          見事に咲いています。畑の隅にあるご先祖さまの入口を飾っています。

     カサブランカ新盆の兄に供えけり 鴻風
          上の駄句を、鴻風先生に指導いただいたとき、この名句を頂戴しました。
          恩師が、兄のために詠ってくれたと感激しました。