そして今日は過ぎ行く

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閉店しちゃうんですね・・・

2009-07-02 08:04:46 | 国内・旅コラム
賀茂川を散策したあとは、中華料理店で夕飯を。
京都の中華料理店のはしりと言われていて、古くからやっているお店のようです。

外観も内装も、レトロでいい雰囲気でした。
残念なことに、今年の8月31日で閉店されるんですって。


名物のしゅうまいです。
1個がでっかい。

うわ。あつあつを早く食べたくて焦ったので、手ブレしてしまいました


落ち着いて仕切りなおし。
皮はものすごく薄くて、うっすらついているかどうか微妙なライン。
しゅうまいを構成するほとんどの部分が、むっちゃおいしいひき肉の塊です。
シャクシャクした歯ざわりのクワイも入って、いいアクセントになっています。

このしゅうまいは本当に人気があるようで、6時前に入店したときは注文OKだったのに、7時ごろに追加注文しようとしたら、もう売り切れてました。
余分に頼んでおかないとダメですね。


調子こいて、まだ明るいうちから紹興酒の熱燗も頼んじゃいました~


お次は叉焼麺。
薄切りの叉焼が、きれいに並んでいます。
見た目どおり、スープも麺も本当にきちんとしたお行儀のよい味です。

シンプルで懐かしい感じなんですが、その奥に上品さが漂っています。
変な喩えなんですが、学食のラーメンがフリスクを食べてシャキッとしたら、こんな風になるのかもしれません・・・。


続いては・・・。

間違い探しではありません!
メニューが漢字のみで書かれていて、写真がなく、料理の説明も最小限だったので、注文をミスって似たようなものを頼んでしまったんです

左が『豚もやし』と説明のついていた炒め物。
右は『炒麺(やきそば)』です。
双子のごとく見分けがつきませんが、食べてみるとまったく風味が違います。

『豚もやし』は、よくある甘辛味で、メリハリがなく、ふた口ぐらい食べると飽きてしまう感じです。
でも、「お店の人に失礼かな・・・」と迷いつつ、お酢をかけてみたところ、劇的に味の奥行きが増して、おいしく感じました。

『炒麺(やきそば)』は、揚げそばのポリポリした歯ごたえ、餡のとろとろ感と甘みがいいコンビネーションです。
ちょっと脂っこいかなと思いますが、不思議と飽きませんね。


じつは、このお店を知ったのはつい最近。
くるりの『三日月』という曲のPVでした。
懐かしのフォークのようないい歌ですが、失礼ながら、曲そのものよりもおいしそうな料理とお店のレトロな雰囲気に釘付けになってしまったんです。

お店の内装を見たい、曲がどんなのか聴いてみたいという方は、こちらでPVを探してみてくださいね。

入り口には錦鯉がいました~