発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

大分

2015年01月04日 | 物見遊山
 大分駅周辺は再開発の最中で、コンコースはすでに完成していたが、駅の建物=OITA GITY は、まだ未完成で工事が進行中である。駅前広場には重機が出ていて、大友宗麟さんの像はどこかに疎開しているようで不在だった。
 そのコンコースがなかなかに豪華である。ニワトリの像がいくつかある。リアルにその大きさであればちょっとこわいかな、という大きさで、格調高く仕上がった像だが、よく見ると愛嬌のある表情をしている。駅構内スーパーはCO-OPが出店しているが、ちょいといいものを置いているかも、と期待させるつくりだ。

 どこで何を食べるべきか、あまり調べもせずに来た。でもま、ガイドブックなどあまり見ないし、ホテルのランチタイムも終ってる時間だ。ならば、デパートの食堂であるな、と思い、駅近くのトキハの階上にあがる。デパート食堂の定番、銀座トリコロール系の運営だとしても、何か地域性のあるものがあるだろう。
 あった。とり天定食。
 ふわふわの衣のとり天と、ごはん、味噌汁、きんぴらごぼう。
 レモンのかわりにレモン絞りにグリーンのカボスが挟まっている。こうでなくては。酢醤油に辛子でいただく。
 ワンフロア上がると、ギフト解体セールをやっていたのでチラ見。レンズ豆やヒヨコ豆の水煮缶が安かったが、こんなものを抱えては動けない。アレキサンドリアのジュースとチョコレート菓子を、おやつに買う。

 市内を歩き回り、駅に戻る。
 駅では豊後牛コロッケを買う。大きめ110円なり。細かいパン粉にいい油。芋のつぶし具合、玉ねぎの混ざり具合、味付けが絶妙。実際人気で、よく売れていた。博多天神のデパートでこんな値段でこのコロッケを出せば、行列ができることでしょう。
 
 駅が完成して大友宗麟さんが戻ってくるのはいつかしら。
 人の流れは変わるだろうか。と、滅多に大分に行ったりしないのに考えたりした。

 


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