発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

ニューイヤーコンサート

2016年01月06日 | 物見遊山
◆ウィーン・リング・アンサンブル ニューイヤーコンサート
 今年の初ライヴは、アクロス福岡シンフォニーホール。コカコーラウエスト提供。ウィーン・フィルからヴァイオリンとクラリネットが各2名、フルート、ホルン、ヴィオラ、チェロとコントラバスで計9人編成のアンサンブルである。
 春に全国を巡回する、トヨタ・マスター・プレイヤーズという、トヨタ提供の小編成オーケストラのコンサート(指揮者なしのオーケストラなんだよ)で見たことのある人がいる。

◆超一流ニコニコ楽団
 当選ハガキ(競争率は高いらしい)で割り振られた席は、8列、S席の場所だ。気分は盛り上がる。
 奏者がステージに入場すると、すぐに演奏がはじまる。主催者挨拶などがないのは、トヨタのコンサートと同じである。
 一曲目は「こうもり」の序曲。♪ジャンジャンジャン♪チャララララララララ♪題名と曲が一致しなくても聞けばわかるよく聞くメロディーである。2曲ほど演奏するといったん奏者は舞台袖に引っ込み、また出て来て演奏をはじめる。
 よいアコースティック演奏は、脳細胞を修復してくれる。ああいい音だ。
入場のときも演奏のときも、演奏者とくにチェロとコントラバスの奏者は、満面の笑みである。超一流のニコニコ楽団なのである。
 機会があれば何のコンサートにでも行く自分である。クラシックを聞き込んでいるわけではないので、知らない曲も多いんだけどね。
 オペレッタ「ヴェネツィアの一夜」メドレーで、聞いたことのあるメロディーが出て来た。中学時代、吹奏楽部が端正な行進曲調に演奏していたのだ。J・シュトラウス2世の曲だったのかー。

 アンコール。「美しき青きドナウ」、よく聞く曲だけど、考えてみればライヴでははじめて。というか、ライヴで聞いたことがあるのは、スギテツの「美しき青きドナウ川のさざなみ殺人事件」(短調にアレンジした火曜サスペンス調。聞きたい方はYouTube検索すればダイジェストで紹介されてるが、再生注意←なぜだ?)だけである。最後の曲は「ラデツキー行進曲」。ニューイヤーコンサートのお約束である。
 コカコーラの提供なので、おみやげに、からだすこやか茶と細いアルミ瓶のコーラを貰った。
 


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