発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

TOKIOが漂流する(沢田研二あたりの歌声で脳内再生を)

2016年06月15日 | 日記
 舛添要一氏はついに都知事をやめる決意をしたらしい。
 結局この人は何がしたかったんだろう。この人の理想は何だったんだろう。他人のお金で自分や家族が贅沢をするために都知事になったのだろうか。他にしたいことがあっただろうに、どうしてバレれば知事の座を追われるようなことを続けてしまったんだろう。これもまた、行きたくない方向に自分を連れて行ってしまった人の標本として、メモしておくべき件なのだろうか。
 舛添氏の「子どもがこの件でいじめられている」という話を読んで、あれ?どっかで見たような?と思った。エンブレム問題の佐野研二郎氏が「この件で妻や子どもが中傷されるのが耐えられない」みたいなこと言ってたよね。
 家族とか子どもがいじめや中傷に遭うのは確かによくないことだが、でもね、一般ピープルの多くが、家族が自分の仕事ぶりのせいで後ろ指さされることがないように、卑怯な儲け口からの誘惑を断ち切っているから、世の中は曲がりなりにもまっとうに回っているんだってば。仕事への誇りはどこ行った? 
 福島原発はコントロール下にある、というかなり無理に思えることばからはじまった東京五輪誘致である。最初の釦を掛け違えているのだから、いろいろな無理が出て来るのは致し方ないことなのかも知れない。 
 あしたはどっちだ?
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