発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

台風がくる

2020年09月06日 | 日記

◆台風が近づく

 地上の雨も風も大したことはない9月6日18時30分福岡市だが、上空の雲が高速で南西に流れている。今日の夕刻から台風がひどくなるという予想なのに、4日午後5時にスーパー店頭からパンが消えてた。4日から準備を、と広報していたからだろうけどちょっと違うような。

 停電は憂鬱だけど、まだ昼間の方が長い時期なので、停電で暗くなったら寝ようと思う。水は2リットルペットボトルが12個あり、半分は車に載せる。気休めだが。重石である。

 1991年19号りんご台風のときは、会社から帰るのがすでに危なく、急遽確保したビジネスホテルにタクシーで行った。コンビニで多少の食べ物は確保していたが、コンビニも店じまいの準備をしていた。ビジホ(まだ新しかった)で温かい定食を注文した。たぶんミックスフライかなにか。カリカリに揚がっていて美味しかった。すでに停電していて、ある意味雰囲気な照明だったが、私の次の次くらいのお客さんでオーダーが終わってしまった。普段であれば、周辺のお店でお酒つきのご飯の泊まり客が多いだろうけど、その日はどこもやっていない。部屋に戻っても、バスタブのお湯が途中で終了した。それでも温かいお湯に浸かることができたので良しとしよう。風がビュンビュン鳴り、揺れる建物(耐震構造って揺れる)の中で「恐怖の強風」と駄洒落をつぶやきながら、あまり眠れずに朝になった。

 車は無事だった。

 運転しての帰途、都市公園課自慢の街路樹があちこちで倒れて道を塞いでいた。信号機も停電で役に立っていない。それでも何とか帰宅した。自宅も無傷だったが、結構ながいこと、あちこちで屋根にブルーシートを被せた家を見かけた。瓦の算段がつかなかったと聞いた。

 それより強烈な今回の台風ってどんなん?と、不安な夜は暮れていくのであった。

 


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