発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

2020年9月

2020年09月13日 | 日記
◆いただきもの

 これは見ての通り大阪土産である。ケーキを買うときに「〇〇ちゃんおたんじょうびおめでとう」などとチョコレート板とかクッキーにチョコペンで書いたのをつけてくれる、そんな文字が入っている。
 はたと思った。この仮名文字は手書きか? ロボット書きか? それとも仮名文字シートかなんかを置いていくのか? 同じ文字の入ったのが何枚かあるうちに比較すれば見当がついたのだが、これが最後の一枚。

◆住吉神社とわたくし

 仕事で博多区住吉に。むかし福岡で三泊滞在しないといけないことがあり、法華クラブ福岡店しかシングル三泊分空いたホテルがなかった。朝、お題目が聞こえて目が覚めるんだろうかと思って寝たが、私の眠りを破ったのは、近くの住吉神社の太鼓だった。トォーン、トーン、トン、トントン、トントトト……トン。
 ここは、筑前国一の宮で、全国にある住吉神社では最も古く、延喜式にも載っているらしい。能楽堂があり、10年以上前だったが、能楽ではなく、ケルト音楽のコンサートに行った。ケルト音楽と能楽堂はマッチしていたが、冬で、ものすごく寒かった。
 大相撲11月場所の時期になると、横綱の土俵入りが奉納される。今年はどうなるのか。
 御手水はこんな感じだが、いつもは止まっていて、人が近づくとおそらくはセンサーが働いて水が出る。地味にハイテクである。
 おみくじは、自販機ではなく、お金を入れて勝手に取る。ローテクである。ここには標準おみくじ(?)と、恋おみくじがある。恋おみくじの向こうに女性が写っている。彼女は恋おみくじを、懸命に選っていた。何が出るかは統計と確率なので、選ろうがどうしようが出るおみくじがどうなるとも思えない。だけどやっぱり選りたくなるのね。


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