発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

9月。空が青いや、君は元気か。

2015年09月14日 | 日記
 何度かデモを見た。
 100回のデモより1回の選挙。100回の署名活動より1回の投票である。
 双方が平和のためと言う。平和のために反対、平和のために賛成、と。
 平和でなくなると、いきなりやってくるのは、欠乏だということはわかる。
 埠頭のガントリークレーンが停止して何日平穏な暮らしができるのか。

 相手から賛同が得られない場合、品性について振り返ってみるべきだな。自分の場合(あっ)。
 双方にもいろいろな立ち位置の人がいると思うが、どの程度の当事者意識をもってやっているのか。賛成するのにも、反対するのにも、それなりの覚悟が必要なことを自覚している人はどのくらいいるのか。
 どちらに立つのが戦いを引き寄せるのか遠ざけるのか。
 だがまだ賛成だの反対だの言っている人々は、言っているだけでもずっとましに思える。
 いちばん悪いのは、選挙にも行かないで、他人に決めさせることである。その上で、そんなはずじゃなかった聞いてねぇよなどとあとでぶつくさ言うことである。
コメント
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