タイ政府は28日の閣議で、大卒の公務員の初任給を2年以内に1万8000バーツ（約77000円）以上に引き上げることを決めた。
現行の大卒の公務員初任給は1万5000〜1万6500バーツで、3年目で1万8150〜1万9970バーツ。
そんなに少ないの？と思われている方、タイと日本では物価が3倍以上違います。
引き上げられた初任給77000円は、物価換算すれば18万円以上の価値になります。
これは日本の大卒の給料より少し安い程度なのです。
さらに、タイでは日本のように鬼のような高額税金（来年以降さらに増税が確定）は徴収されません。
もちろん所得税、保険料、年金などはひかれますが、そこそこの額です。
タイの物価も上がってはいますが、それでも日本と比べればまだかなり安いのは事実です。（今後どうなるかはわかりませんが）
いくら給料がよくてもひかれるのも多く、物価の違いから支出も大きい日本よりはるかに生活は楽なのがタイです。
日本は家を所有したら毎年不動産税、車を購入したら車検と、給料からの控除以外にもいやなほど課税されています。
あと常夏（一応冬はありますが）の気候の下、日本のような冬支度は不要で、暖房費も全くかかりません。
超円安の影響で、日本人のタイ旅行者は激減していますが、逆にタイ人の日本旅行者は激増しています。
これは単に為替だけの問題ではなく、タイが景気が良い証なのではと思えます。
少なくともタイは日本より元気があります。
景気が悪ければ中国人のようにタイ旅行に来なくなります。
いつまでも日本は東南アジア諸国より裕福だなんて考えはもう通用しなくなってきています。
タイにもすでに追いつかれ、もうすぐ追い越されようとしているのが現実なのです。
タイの出稼ぎ労働者も、日本では給料が安くひかれるものが多く物価も高いため、先般問題になったイスラエルなどに危険を顧みず行っているのです。
いやもうそのような段階ではなく、日本人が海外で出稼ぎをするのが当たり前になりつつあります。
先日ご紹介した日本女性のタイ風俗店就労（違法です）、最近ニュースになったハワイへの若い日本人女性への入国拒否（売春目的と判断されると）など、日本が高尚な国という時代はもうとっくの昔の話なのです。
タイでもすでに中国人韓国人よりも、日本人犯罪の方が多いようです。
英語力も世界ランクでは下から数えた方が早いのが日本人です。
非ネイティブ英語圏113カ国の成人220万人の英語能力指数で、日本は87位、タイは101位となりました。
本当になんとか真剣に考えないと、日本は先進国どころかアジアでも底辺の国へと落ちぶれていく気がします。
ウクライナなどのために湯水のごとく金をばらまいている阿呆メガネが一人いますが、まずはこの阿呆メガネを引き釣り下すことが先決ですね。ついでにデジタル眼鏡も
