今日(11日)からタイのATMに関する規制がまた強化されました。
女房の口座へ入金しようとATMを利用したところ、今までならもんだなくすぐに入金ができたのですが、
今日から口座名義人のIDカード番号、電話番号を入力し、OPT(日本でいうインターネットバンクで使用するトークンと同じ感じ)を受信し、発行された番号を入力して初めて、入金手続きへ移ることができます。
21時頃だったので、他の客はいませんでしたが、これが日中なのでは相当ATMが混雑するでしょうね。
まあ面倒くさいことです。
タイでも口座の売買(もちろん違法です)が頻繁に行われており、本人であることの確認のためでしょう。
外国人の場合はおそらくIDカード番号の代わりにパスポート番号を入力し、電話番号、OTPと手順は同じと思います。
依然お伝えしましたが、すでに他口座への振り込みでは3万B以上の場合、やはり同様の手続きが必要になります。
私はもう面倒なので、タイの銀行には入金するのはやめました。(来年からの国外収入への課税もあるし)
これからどんどん銀行離れが加速するでしょうね。
そして銀行を通さないアナログ現金払いにまた逆戻りになると思います。
現在のタイでは、極力匿名性をできなくしようとあれやこれやと規制をかけています。
国際郵便なども同じで、身分証明(外国人はパスポート)や電話番号がないと発送ができません。
インボイスなしの物品の輸入(小包等)には高額な課税をされます。
日本などから商品を取り寄せる場合(購入だけではなく、単にモノを送ってもらう場合でも)、必ずインボイス(金額は適当でもそうわかりません)が必要となります。
来年からは入国税や長期滞在者への国外収入への課税も始まります。
どんどん住みづらくなるタイ、物価は上がる一方で円安はどんどん進んでいます。
短期旅行ならまだしも、今のタイは長期滞在する国ではなくなりました。、