中国EV大手・BYDは、タイ・ラヨーン県の工業団地に建設した工場で生産された電気自動車「ドルフィン」を初めて欧州市場向けに出荷した。第1弾は約12カ国を対象とする計959台。ドイツやベルギー、オランダが主要輸出先となる。
同工場は2024年7月に稼働を開始。年間生産能力は最大15万台に達する計画だ。現在、6100人規模の雇用を創出しており、将来的には1万人規模に拡大する方針。
当初、タイ工場は右ハンドル車を中心にタイ国内やASEAN市場向けに生産する予定だったが、今回の輸出開始に当たり左ハンドル車の生産にも踏み込み、世界展開の拠点色を強めた。
性能や耐久性でまだまだ日本車には劣るという人が多いですが、タイでは現実にBYDの売れ行きはうなぎ登りでトヨタに追いつき追い越すことはもう確実で、テスラーを引き離し次なるステップとしてタイを拠点に欧州への輸出を始めています。
デザインは好みもありますが、タイでは日本車より中国のBYDの方が高く評価されています。
そして価格です。どの車種も同等の日本車よりかなり安いのが売れる原因です。
いつまでも中国を下に見ていると足元をすくわれます。
すでに様々な分野で日本に追いつき追い越されています。経済力軍事力ではもう中国の足元にも及びません。
もう日本より中国の方が上といってもいいかもしれません。日本はいつまでも過去の栄光にとらわれず現実をしっかり見るべきです。
インドネシアでは新幹線をキャンセルして中国の高速列車を選択しすでに開通しています。
こちらも価格が日本製よりかなり安く、性能その他新幹線と見比べても大差はないように思えます。
何より、お金のない国には高い日本製より、安い中国製の方が合っているのかもしれません。
日本にいるとなかなか感じにくいのかもしれませんが、タイに住んでいるといかに中国が強い国なのか痛感します。
そんな中国とは絶対戦争をしてはいけないと思います。日本に勝ち目は到底ありません。
台湾問題は難しいですが、中国とは敵対すべきではありません。例え台湾との友好や先進7か国という立場を捨てても、タイのようにうまく立ち回るべきと私は思います。
もっとも重要なのは国際社会での立場や面子などではなく日本国民の安全なのです。
中国に対し強気な姿勢を続ければ、奢る平家(’日本)が壇ノ浦(尖閣)で滅亡させられたようになる気がします。
多くの東南アジア人は中国を「Big Chaina」と敬意を込めて呼んでいます。虎(アメリカ)の威を借る狐(日本)では相手になりません。