少し前に私の住むモーバーン(外部からの侵入を制限できる住宅地域)内で、メーバーン(家政婦)による盗難事件が発生しました。
まあ珍しいことではないのですが、タイでの盗難事故のほとんどは外部の犯人より内部犯行だそうです。
その代表がメーバーンで多くは住み込みです。
また、チャン(男性の労働者で、家の修理や庭の手入れなど全般に行う者)、ヤーム(ガードマン)などによる犯行もとても多いようです。
日本人はお人よしの人が多いので、タイ人からはいいカモとして見られています。
タイ人なら大体年を通して家にいますが、外国人は帰国する期間が必ずあり、そこを狙われます。
盗めばわかる?
洗いざらい盗んだらとっとと田舎へ逃げ帰ってしまいます。
取るものがない場合、仲間や家族をたくさん呼んで、あなたの家や部屋で好き勝手にどんちゃん騒ぎをします。
私は女房と娘以外のタイ人を全く信用していませんので、メーバーンを雇い入れすることは今までもこれからも100%ありません。
日本の田舎のように玄関の鍵は閉めないで、だれでも自由に出入りできるようなことをすれば、間違いなくタイではドロボウに入られます。
家の防犯も、すべての窓、外部からの出入扉にはアンローイと呼ぶおしゃれな鉄格子(我が家はバラ模様)を内側に取り付けています。
窓を割ってもこのアンローイが侵入を防いでくれます。
wifi利用の夜間でも認識できる防犯カメラも数台設置して、24時間録画をしています。
いざというとき用に拳銃(女房名義で正規登録済み)もあります。
一時は壁に高圧電流を流そうとも考えていましたが、泥棒が感電するのはまったく気にしませんが、リスや鳥などの動物たちが感電する可能性がありやめました。
タイで一番怖いのは、コブラでもなくワニでもありません。感染症も怖いですが、それ以上にタイ人が一番危険なのです。
微笑みの国などというおとぎ話の国は存在しません。
先日のパラゴンでの銃乱射(20分間継続して)のような事件が、いつ起きるかわからない国なのです。
誰もが銃を所持し、麻薬をやっているのがタイです。