みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

葉月

2017年08月01日 | 俳句日記

月が替わると、早速法師蝉が満を持して
おちこちに鳴き始めた。
先日の先触れさんは、もう成仏なさって
いることだろう。

今日は、うまく姿を捉えた。
由来は知らないが、こちらの言い伝えで
は「筑紫が恋しい、筑紫が恋しい」と鳴
いているのだそうだ。

あと一週間で夏も終わる。
みちのくは立秋を過ぎると、緞帳が落ち
るように秋が来る。

〈四季の柄 心にまとい 木染め月〉放浪子
季語・木染め月(秋) *木染め月=8月

8月1日〔火〕晴れ
福岡市恒例の「大濠公園花火大会」が
午後8時から始まった。
北側のビル越しに一部が見える。
見に行く元気も無いのでブログを書いて
いた。
始まる直前まで、子雀達の声が往来に溢
れていたのに、上がり始めるとしなくな
った。
これもまた、ひとつの風情で面白い。