街を巡る 番外編 開高健とベトナム

　本日は忙しく慌ただしい。
　朝早くから青梅市を目指す。青梅市立美術館の市民ギャラリーで
「開高健とベトナム」展（最終日2月17日）が開催されているため
で、なんとか本日訪れることが出来た。
　1964年、朝日新聞社・臨時派遣員の従軍記者として戦時下のベ
トナムへ行った開高さん。それから3度のベトナム行きで小説「輝
ける闇」「夏の闇」を、また「ベトナム戦記」「サイゴンの十字架」
のルポルタージュを世に送り出した。
　その従軍した当時の装備品や写真が展示されていた。神奈川県茅
ヶ崎の「開高記念館」で展示されているものより多くの展示物を拝
見して感動した。愛用のジッポーには日付と急襲の中、17名が生
還した数字と“玉除けの呪文”が彫り込まれていた。始めて見る写
真もあり感動した。
（青梅市滝の上町1346-1）
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