今日、お姉ちゃんが引っ越しをした。
私は11時頃から手伝いに行った。
『今ね、すごいことになってるんやけど、私のこと嫌いにならんとってね』と、お姉ちゃんからメールがきた。
『すごいことになっている』であろうことは、誰にでも想像がつく。
しかし、その『すごいこと』の『すごい』の規模が違った。
『もんのすごいこと』になっているΣ(゜□゜;)
白状すると、うちの実家も たいがい すごい。実家は震災の被害の軽かった地域で、ほとんどの物は壊れていない。それなのに数ヶ月後に訪問客が「地震で ですか?」と散らかり具合に目を見張るぐらいだ。
近所の人にうちの場所を説明するのも、あれやこれや、ポストがどーの、バス停がどーのと言うよりも、「あの車庫が物で い~っぱいの家ですっ!」と言えば、「あぁ!」と一発で説明がつくというくらいだ。
「日曜日にリビングを掃除したのよ」と言うママりんに「うちの どこにリビングがあったん?!」と、マジメに聞き返したことも、最近だが ある。
いや、しかし今日はホントにホントに、今まで生きてきて初めて『すごい』とは何かを知ったような気がする。
女性が住んでいたとは、いや、人間が住んでいたとは思えない空間が、そこには広がっていたのだ。
((((゜д゜;))))
赤痢とか、ぺストとか、まだ日本で発症するものだとしたら、間違いなく この部屋からじゃないかと思うぐらい すごかった。(お姉ちゃん、ゴメン)
でも、それで お姉ちゃんを嫌いになるどころか、ますます好きになるから不思議だ。お姉ちゃんは私とはスケールが違うんだ。
お姉ちゃんには友達がたくさんいて、みんな命がけで引っ越しを手伝いに来ている。片付けていると毎日のように、あちこちから何万か出てくるらしい。今日も何年前に米を炊いたか自身も記憶にないというような、自身が何者かも忘れきっているであろうギトギトでコテコテになった炊飯器の下から3万も出てきていたが、お金もあるんだしプロの業者に頼んだらどうかと思ったほど、あれはプロでしか手をつけられない、いやプロも匙を投げかねない、凄まじい現場だった。多分、お金では解決つかんかもな、やっぱ絆でしか片付かないかも(-_-;)
今日の引っ越しネタは、おもしろいので次回も続きます。なにしろ明日は新しいバイトの研修なので、早めに休まねば。
ゴキブリの夢を見なければいいが…(=_=;)
続く