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オリンピック並みに

2009-03-19 09:39:00 | Weblog
実は、私は引っ越しの達人である。

生まれてから今までに、数えれば10回、引っ越している。予定では来年また引っ越すつもりなので、来年で11回。まさに年齢から計算すると、4年に1回キッチリ移動ε=┌( ・_・)┘引っ越しをしていることになる。

まるでオリンピックのように引っ越しているのだ。
引っ越し貧乏とは私のことか。次は少し長く落ち着いて、その分 お金を残さなくっちゃね。

引っ越しは私にとって、ある意味、趣味なのかも知れない。 趣味に お金をかけるというのは よくある話。お店だって5年半で引っ越したぐらいだもんね。


新しい場所に移ることは、とても楽しい。ワクワクする。新たな気持ちになる。いいことづくめだ。

今のうちに身辺整理しておこう。物を減らす努力をしよう。

ハタチの頃、限りなくホテルに近い部屋を目指していたことがある。1つ物が増えると、1つ物を捨てた。ところが年を重ねていくと、物を手放す潔さがなくなってくる。物は増える一方になっていくのだ。
なんでも とっておきたくなる。亡くなった祖母みたいに。

そろそろ 暖かくなってきたし、次の休みは衣替えがてら いらない物を処分しようと決意するのだった。

ちなみに昨日より、昼の新しい仕事に就きました。仕事内容は楽チンですが、朝早いのが慣れるまで大変かも知れませんね。
°・(ノД`)・°・

新しい街、新しい部屋

2009-03-19 01:13:33 | Weblog
先日 引っ越した お姉ちゃんから、昨日メールがあった。

『白米 見なかった?』

という内容だった。
私は あの日、台所担当だったのだ。

玄米や赤米みたいなのが入った謎のタッパーは見かけたが、残念ながら白米は見なかった。でも、お姉ちゃん、ご飯を炊く気になったんだね。炊飯器さん、本来の自分のお仕事 忘れてなかったらいいけど…(~_~;)うまく炊けたろうか・・・。



あの日、台所を片付けていた私は、何度も卒倒しそうになった。ガスレンジの下からは、カラカラに干からびたヤマトゴキブリの死骸、バラバラになった足などが幾つも発掘された。
それらを掃除機で吸い取りながら、「これでもしムカデが出てきたら、私、帰るからね!」と言うと、お姉ちゃんは すかさずサラリと言った。

「あぁ、出るで、ここ。」

( ̄◇ ̄;)


白目むきかけた私を見て心配してくれたのか、お姉ちゃんは私に、先に新居に行くようにと言ってくれた。


新しい街は、舞台の演出なんかをやっている お姉ちゃんにふさわしい、ファンタジーなところだった。

まず目に飛び込んできた『美容室スマ子』という看板がシュールで、私は時代錯誤に陥った。もう少し歩くと『ムカデ屋不動産』←ゲェーッ((((゜д゜;))))
その横には『ギャラリー きのこ』である。なんとも素敵な街ではないか!


新しい部屋も素敵だ。絶対 運気が上がりそうな部屋だ。私は霊感があるので、そんなことを感じるのだ。

エアコンつけてる電気屋さんと私しかいない新しい部屋。電気屋さんには、まず お姉ちゃん本人に間違われ、その後「妹です。」と言ったら、それを彼は最後まで信じこんでいたようだった。

私は台所用品を収納した。食器類は大好きなので、作業は楽しかった。懐かしい『かつをぶし削り器』を発見して、心踊ったりもした。でも片付けている間中、私の頭の中に呪文のように繰り返し広がっていく言葉があった。

『今のうちに私も いらないものは捨ててしまっとこう』『うちへ帰って使ってないものは処分しよう』


だって私も来年は、新しい街に引っ越しするんだ。


TETEに近いところに行く。もう酔っ払いが いっぱいの電車で帰ることは なくなるんだ。

ただ、この目の前の海と サヨナラするのが寂しい。朝の海、夕方の海、夜の海、嵐の海、みんな好きだ。子供の頃は当たり前だった目の前の海が、今の私にはいとおしい。

春の海も いいよ。
暖かくなったから、次の休みは海岸沿いを お散歩しに行こうかな~(=⌒ー⌒=)