ツレがうつになりまして

先日チィちゃんと、映画《ツレが うつに なりまして》を観ました。


いい映画です。是非 観て下さい。堺 隼人、イイですよ、イイ！ 宮崎あおい も上手いです。ホントに最近の邦画は おもしろくなりました。映画の中で「《うつ》は心の風邪ひきです」という くだりがありますが、誰にでも多かれ少なかれ《うつ》に なる要素は あるのです。特に真面目な方は要注意。実話を元にした この映画は、とても参考に なります。重いテーマですが、宮崎あおい ちゃんとイグアナのイグが、うまく ほんわかと まとめてくれています。(実際、チィちゃんと私は、ますますイグアナが飼いたくなりました。(笑))


さて、この映画。映画の中で《うつ》に なった《ツレ(堺 隼人)》を日々支え続ける 妻(宮崎あおい)の姿が描かれていますが、私は それを観て思いました。ずっと独身でいる人や、私を含め、結婚に失敗した人っていうのは、やっぱり、自分のことしか考えていない人なのかもな～ということです。(ＴＥＴＥの お客様は、独身率が高いです。皆さん、ひどいこと書いてごめんなさい！)《ＳＡＴＣ》でサマンサが彼と別れる時に いつも こう言います。「I love you. but, I love me more.」まさに、それです。《個性》だ、《自由》だ、と叫ばれる現代では、結婚しなくても自由だし、離婚しても恥ずかしくない。だけど本当に そうなんだろうか？ 結婚して、子供を生み育てていかなければ、私たちの老後は どうなるんだろう？ 自由のしわ寄せが、痛い しっぺ返しが、老いた私たちに襲いかかってくるのでは ないだろうか？


献身的に人を支える、人に尽くすということは、己を捨てて人を愛することです。どのような理由が あったにせよ、それが できなかった。私には、終始 身につまされる映画でした。


だけど、昨日 来てくれた美人バツイチのμちゃん みたいに、ひどいことをされ続け、傷つけ続けられてまで、一緒にいることはないわけで、別れることで自分を守り、自分を取り戻したことは、勇気ある行動だったと思います。


離婚して５年経つμちゃんに、ようやく彼氏ができるそうです。「あさって ぐらいから付き合う」んだって(笑) なんだ、その『あさって』って。でも良かった。「ようやく(元旦那と)決別できる」と言ってました。一歩前に進めたね。おめでとう、μちゃん。「顔もデカいし、普通の人よー」と照れていたけど、そんなの関係ないよ。μちゃんを大切にしてくれる、思いやりのある人なら、μちゃんが幸せになるなら、大きな顔も きっと安心に変わるよ。



ずっと独りの人も、結婚に向かなかった人や、結婚には懲り懲りな人も、かけがえのない友達やパートナーを、生涯かけて見つけてね！ 要は男と女じゃなくて、人と人だから。
幸せになる権利は、誰にも あるんだから！
p(^-^)q