吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

昨日はやっぱり行き倒れてました

2014-06-23 22:12:07 | 日記
何処のレンタルDVDショップを探しても見当たらな、楳図かずお原作の実写ホラーDVDが、Amazonで¥5,680
私が欲しい西和辞典は、同じくAmazonで¥5,086

ほぼ同じ金額なのが、ミョウニ可笑しい。

どっちも欲しい。
凄く欲しい。
でも一緒に買うには、値段はもちろんのこと、内容としてどうなんだ。

そう思ったら、どちらにもおいそれと手が出せない。


さて、昨日は、人に頼まれて、お仕事を終えた後、あるムツカシイ集まりに参加してきました。
私は、特に場を仕切らなければならないわけでもなく
積極的に自分の意見を言わなければならないわけでもなく
議事録を取るとかいう仕事もなかったので
取り敢えず、ムツカシイ話を聞いていました。

やがて、退屈してしまったのでしょうか。
ムツカシイ話の参加者が女性ばかりだったこともあってか
私の頭の中に、何故か、昔『クイズ!ヘキサゴン!!』に出ていた、3人娘のことが浮かびました。

そうそう、あの子達も今ではそれぞれ結婚して
里田まいは大リーガーのヨメとなり
木下優樹菜はママになり、家族で子育て雑誌の表紙を飾り
後のひとりは...

あれ?
だれだっけ?

顔は思い浮かぶんだけど、名前が出てこない...

ええと、ええと...、キャサリン?

違う。

キャメロン?

違う。

ローラ?

これも違う。

リア・ディゾン?

ますます違う。

ええーと...。

いかん!思い出そうと焦れば焦るほど、思い出せない。

ダメだー、出てこない...。

ムツカシイ話の真っ只中、真剣な表情でとっ散らかった記憶の中をさ迷う私。

思い出せないとなると、気になって、気になって仕方がない。

誰なんだ、後のひとり。

いつの間にか、私の真面目顔は、よほど険しい表情に変わっていたのでしょう。

「テケテケさん、先程から何か考え込まれているようですが、何かありますか?」

場を仕切っていた、細木数子似の女性が、急に話をふってきました。

しまった!
ここ数分間のやり取りは、うっすーくしか聞いてないぞ!
しかもこの細木数子は、場を仕切らなければならない立場にありながら
人の話を聞くよりも、人の話を否定するのが好きっぽい。
私が何か下手なことを言ったら、真っ向から否定してやろうと
満面の笑顔で(目が笑っていないので、コワイ)こちらを見ている。

「『クイズ!ヘキサゴン!!』の...」
なんて、言い出そうものなら、大喜びでこてんぱんに(←なんだか懐かしい表現です)されてしまうに違いない。

ここは無難に。
「いえ、特になにも」

「本当に?
なんでも良いんですよ」

それこそ本当か。
なんでも良いなら聞くぞ。
『クイズ!ヘキサゴン!!』の後のひとりは誰でしたっけ?

そんなことを考えていたものだから、恐らく、私が困っていると思ったのだろう
人が大勢いると、大抵一人くらいはいる
長いものに巻かれそうで巻かれない感じの
空気が読めるのか、読めないのか微妙なんだけれども
こういう場面で必ず風通しを良くしてくれるタイプの女性が
「そう言えば...」
と、全く関係ない話を切り出してくれたお陰で
私はとんちんかんな質問をすることなく、その場を切り抜けることが出来ました。

ありがとう。
でも、誰なんだ、後のひとり。

ムツカシイ話の集まりがお開きになり、私は1時間ほどかけて家に帰り
夕飯を食べようかと言うときに、彼女は突然私の脳裏に甦りました。

そう、彼女の名前は、スザンヌ。

あー、すっきりした。