吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

アリスのベストアルバムが欲しいかも

2012-10-09 21:54:43 | インポート
さっちゃんは、歌を聴くのも歌うのも大好きで
しかも、童謡からフォークソング、懐かしの歌謡曲
ソウルミュージックから邦・洋楽ポップスと好きな曲も幅が広く
機嫌の良い時は、お部屋で小鳥のように歌い続けています。

そんなさっちゃんが、以前から欲しがっていたのが
『翼をください』が収録されたCDです。
学校の合唱コンクールなどでも使われている曲なので
ご存知の方も多いと思います。

そこで選んだのが、トワ・エ・モアというフォークデュオの
『Toi et Moi Fork Songs』というCD
理由は、私が白鳥英美子さんの声が好きだからです。
トワ・エ・モアの白鳥英美子と言えば昭和20年代後半~40年代の
フォークソングビンゴ世代なら、間違いなく「ああ!」と、納得してくれるはず。

そのCDの中には、トワ・エ・モアのオリジナルの曲以外にも
他の人が歌った曲をカバーしたものも入っていて
さだまさしがまだグレープだった頃の『精霊流し』や
井上陽水の『夢の中へ』、森山良子の『この広い野原いっぱい』
山本コータローとウィークエンドの『岬めぐり』
ベッティ&クリスの『白い色は恋人の色』
今年の春に公開された、『愛と誠』の挿入歌としても使われた
『あの素晴らしい愛をもう一度』も入っています。
そして更に、あの風の『22才の別れ』も入っているのですが
この曲、何度聴いてもスッキリしないわー。

内容を簡単に説明すると
5年前から交際しているカップルの女性が
「目の前にあった幸せにすがりついて」、近日結婚するというのに
肝心の交際相手の男性にはその事実を伝えておらず
その理由というか、言い訳が
「明日になって、またあなたの温かい手に触れたら
 きっと言えなくなってしまう、そんな気がして」
17才の頃から、誕生日のケーキに年齢の数だけロウソクを立て
一緒に火をつけて祝う程度の親密さだったにも関わらず
「あなたの知らないところへ嫁いでいく」ことを相手に告げないとは
なんたる不誠実極まりない身勝手な行動か。

しかも、ラストは最悪です。
己のことを「こんな私」と一応かたちだけ卑下しておきながらも
「わがままを聞いてくれるなら
 あなたはあなたのまま変わらずにいてください そのままで」

わがままにも程があるわ!
ちゃんと筋を通せ馬鹿者!

って、壁をぐーで殴りつけたくなっちゃうんだわ。

でも、ひとつだけ、この性悪女の弁護をする点があるとするなら
この交際相手の男性は、誕生日のケーキのロウソクに火を灯した際
「ひとつひとつが、みんな君の人生だね」
な~んてゆる臭いセリフを吐いているのですが
正確に言うなら、ロウソクはひとつひとつではなく、1本1本と数えるべきで
更に言うなら、こんな言葉を言われて胸がきゅんとなる女性は、多分いません。
せいぜい、飲み会のつまみにされて、いじられるのがオチ。
(そんなことをして遊ぶのは、私と私の周辺だけか?)

手の温かさと、ゆる臭いセリフだけでは、女心はゲットできません。

関係ないけど、ライブのステージから、客席に向かって
「ぅあーりがとぉー!」と叫ぶ声がキマるのは
私の中では、アリス全盛期の谷村新司だけなんだけど、どうなの。