吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

新妻

2011-06-28 10:47:29 | インポート
昨夜は、お父さんの帰りが、いつもより少し遅かったので
さっちゃんと私は、先にお夕食を始めていました。

私たちが食事を始めて間もなくすると、お父さんが帰ってきました。

すると、さっちゃんは私よりも早く席を立ち
お父さんの食器やお箸をテーブルの上に並べ
更に、お父さんのうがい用のコップにお水を注いで、うがい薬を数滴落とし
お父さんが、直ぐに食事が出来るように、抜かりのない用意をしていました。
まるで、新妻です。

いや、私が新妻の頃でも、もちろん今となっては「全く」
こんなに良妻ぶりを発揮した覚えはありません。

と、言うことは、この一連の行動は、私から学習したものではなく
本人が自然に思い付いた、「気配り」ということになります。

なかなかやるわね、さとみ。

さて、さっちゃんが通っている施設は、朝と夕方に送迎バスが出ています。
さっちゃんは、携帯電話のアラーム等で、『お出掛けの時間』をセットしておけば
家に鍵をかけて、1人で出掛けることが出来るのですが
ご近所に…と、言うよりも、うちのど正面のお宅に
お巡りさんにマークされる程度の、「困った人」が住んでいるため
もしものことを考えると、さっちゃんを1人で置いていくのは心配なので
私がお仕事等で、家にいられないときは
送迎バスに乗るまでの時間を、ガイドヘルパーさんに着いもらっています。
その、約30分程度の間に、お喋りをしたり、じゃれ合ったりするのが
さっちゃんにとっては、楽しみであり、息抜きでもある様です。

今朝は、お仕事がお休みだった私が、朝のお見送りをしたのですが
家を出るのが少し早過ぎて、送迎バスが来るまで、暫く時間に余裕があったので
家の前の芝生の中から、四つ葉のクローバーを探してみることにしました。
(高等養護学校の生活園芸科卒業の癖に、葉っぱを怖がるさっちゃんは、傍観)

ごそごそと芝を掻き分け、探すこと数分。

ありました!

大喜びで、摘み取ろうとすると、何故かクローバーの葉が崩れてしまい
手に残ったのは、崩れてしまった四つ葉のクローバー…。
慎重に、そっと、そっと、摘み取ったつもりなのに…。

もしかして、凶事を暗示してる?