今宵、「銀河鉄道の夜~月の癒し」に訪問していただきましてありがとうございます。
現実の世界に疲れ果てた心を癒すため、銀河鉄道「ひかり号」車掌の私が皆さまを「夢とロマンの時空」にご招待いたします★
皆さまにはこのテーマなど、普段はほとんど関係ないお話ですが、将来「冤罪事件」の当事者になった場合のことを想定してみてください。
死刑制度存置賛成・刑法厳罰化を訴え、その重要性を一般社会に広く拡散するため著書まで出版している私ですが、ある事情によりまして「全面可視化」だけは、人権派弁護士たちと同じく実現してほしいと思っています。
取り調べの録音・録画(可視化)の制度化を検討している法制審議会の「新時代の刑事司法制度特別部会」という、読んでいるだけで眠くなるようなお話が、今月の14日、法務省で開かれました。
(テキトーに読み飛ばしてください)
1 全面可視化の反対意見です
「全国の取調室に可視化の機材を設置するコストを考えれば、すべての事件の可視化は疑問だ」
種谷警視庁副総監の主張。
「裁判員裁判など重要な事件だけを可視化すべきだ」
上野最高検公安部長の主張。
2 全面可視化を迫る意見です
「裁判員裁判の事件以外は重要ではないのか。警察が今は難しいのであれば、まず検察がすべての取り調べを可視化し、3年後に警察も続くべきだ」
映画監督の周防正行委員の主張。
以上のとおり、「可視化」について2時間議論されたが、結局方向性を見いだせず、このお話は平行線を辿って終了したようです。
皆さまは「可視化」について、どう思われますか?
えっ! そんなの関係ないって……!
いや、皆さまにも関係ありますよ!
「痴漢冤罪事件」などは、ある日突然皆さまにも起きておかしくないのですから!
えっ? 警察に連行されても無罪だから、一貫して否認すれば大丈夫だって?
アマイですよ!!!
皆さま、警察や検察をナメてはいけません。
痴漢事件に限らず、警察・検察は犯人を逮捕するだけではなく、犯人を「つくる」機関でもあり、事件も勝手にねつ造してしまう機関だということを知ってください!!!
この私も実は、過去に2回ばかり「冤罪」の経験がありました。
それも、「現職の刑務官」時代に……!
えっ! おまえも何か悪い事件を起こして、警察に「しょっ引かれた」のかって?
いやいや、とんでもないですよ。
「1回目の「冤罪」のお話」
私の実家の近所に、30代の覚醒剤中毒の男が住んでいたわけですよ。
そいつが夜に「中毒症状で徘徊している」と聞き、私がその男を現行犯で取り押さえて110番通報し、パトカーから降りてきた警察官に突き出したことがありました。
その後3か月くらい経過して、検察官から裁判に証人として私も出廷してほしい、との連絡が再三ありました。
簡単に勤務が休めない職業の私は、断わり続けました。
すると検察官は電話で、「あなたは以前から、犯人の覚醒剤所持と使用を見逃していた、共犯の疑いがあります」と耳を疑いたくなるようなことを言ってきたのです。
私は「ふざけるな!」と言い、腹が立ってそれ以降も一切、裁判には出廷しませんでした。
証人として出廷してくれない私に対する、検察の一種の「嫌がらせ」だったのかも知れませんね……。
どうですか、皆さま。
たとえ「よいこと」をしても、このとおりです!
「2回目の冤罪のお話」
今から10年くらい前のお話ですが、夕方頃に私はある「喧嘩事件」に巻き込まれて被害者の親族を助けるため、加害者の「ヤンキー」のあんちゃんと路上でストリートファイトしたことがありました。
空手二段・柔道二段の私は当時、ベンチプレスでは150キロのバーベルを常に持ち上げていましたので、相手を殴ったらケガではすまなくなると思い、またパトカーも直ぐに到着するというし大勢の見物人も居ましたので、一切「殴ったり蹴ったり」せずに相手を取り押さえました。
まもなくパトカーが到着して、私も警察に連行されたのです。
その後「取調室」で私は、警察官から凄まじい「罵詈雑言」をあびせられた挙句、
「おまえも殴った」「相手はおまえに腕を折られたと言っている。素直に認めろ! 認めなければ3か月くらい留置する云々」
と、やってもいないことを「やった」と自白するよう、何回も警察官たちに強要され続けました。
当時私は、「ああ、こうして事件はつくられるんだな」と思いました。
それでも、ひとり良心的な警察官の方がいまして、私が現職の刑務官ということを相手に伏せたまま、何とか示談を成立させてくれたのです……。
こんな小さな事件(?)でも、誰も証人が居ない「取調室内」では冤罪が起きてしまいます。
というよりか、つまらないような事件(?)が、とんでもない大きな事件として「捏造」されてしまうことは日常茶飯事あると思いますよ。
刑法を厳罰化する以上、「全面可視化」も並行して実現されるべきです!
生命刑(死刑)にかかわるような冤罪事件の当事者にされてしまったら、本当に取り返しのつかない事態になってしまいますから……。
ちょっと、恥ずかしいお話でしたが、皆さまも一度、「取調室」に冤罪で連行されれば、きっと「全面可視化」の必要性が理解できますよ(笑)
えっ? それでは遅いって?
それでは皆様、またの訪問をお待ちしています★
現実の世界に疲れ果てた心を癒すため、銀河鉄道「ひかり号」車掌の私が皆さまを「夢とロマンの時空」にご招待いたします★
皆さまにはこのテーマなど、普段はほとんど関係ないお話ですが、将来「冤罪事件」の当事者になった場合のことを想定してみてください。
死刑制度存置賛成・刑法厳罰化を訴え、その重要性を一般社会に広く拡散するため著書まで出版している私ですが、ある事情によりまして「全面可視化」だけは、人権派弁護士たちと同じく実現してほしいと思っています。
取り調べの録音・録画(可視化)の制度化を検討している法制審議会の「新時代の刑事司法制度特別部会」という、読んでいるだけで眠くなるようなお話が、今月の14日、法務省で開かれました。
(テキトーに読み飛ばしてください)
1 全面可視化の反対意見です
「全国の取調室に可視化の機材を設置するコストを考えれば、すべての事件の可視化は疑問だ」
種谷警視庁副総監の主張。
「裁判員裁判など重要な事件だけを可視化すべきだ」
上野最高検公安部長の主張。
2 全面可視化を迫る意見です
「裁判員裁判の事件以外は重要ではないのか。警察が今は難しいのであれば、まず検察がすべての取り調べを可視化し、3年後に警察も続くべきだ」
映画監督の周防正行委員の主張。
以上のとおり、「可視化」について2時間議論されたが、結局方向性を見いだせず、このお話は平行線を辿って終了したようです。
皆さまは「可視化」について、どう思われますか?
えっ! そんなの関係ないって……!
いや、皆さまにも関係ありますよ!
「痴漢冤罪事件」などは、ある日突然皆さまにも起きておかしくないのですから!
えっ? 警察に連行されても無罪だから、一貫して否認すれば大丈夫だって?
アマイですよ!!!
皆さま、警察や検察をナメてはいけません。
痴漢事件に限らず、警察・検察は犯人を逮捕するだけではなく、犯人を「つくる」機関でもあり、事件も勝手にねつ造してしまう機関だということを知ってください!!!
この私も実は、過去に2回ばかり「冤罪」の経験がありました。
それも、「現職の刑務官」時代に……!
えっ! おまえも何か悪い事件を起こして、警察に「しょっ引かれた」のかって?
いやいや、とんでもないですよ。
「1回目の「冤罪」のお話」
私の実家の近所に、30代の覚醒剤中毒の男が住んでいたわけですよ。
そいつが夜に「中毒症状で徘徊している」と聞き、私がその男を現行犯で取り押さえて110番通報し、パトカーから降りてきた警察官に突き出したことがありました。
その後3か月くらい経過して、検察官から裁判に証人として私も出廷してほしい、との連絡が再三ありました。
簡単に勤務が休めない職業の私は、断わり続けました。
すると検察官は電話で、「あなたは以前から、犯人の覚醒剤所持と使用を見逃していた、共犯の疑いがあります」と耳を疑いたくなるようなことを言ってきたのです。
私は「ふざけるな!」と言い、腹が立ってそれ以降も一切、裁判には出廷しませんでした。
証人として出廷してくれない私に対する、検察の一種の「嫌がらせ」だったのかも知れませんね……。
どうですか、皆さま。
たとえ「よいこと」をしても、このとおりです!
「2回目の冤罪のお話」
今から10年くらい前のお話ですが、夕方頃に私はある「喧嘩事件」に巻き込まれて被害者の親族を助けるため、加害者の「ヤンキー」のあんちゃんと路上でストリートファイトしたことがありました。
空手二段・柔道二段の私は当時、ベンチプレスでは150キロのバーベルを常に持ち上げていましたので、相手を殴ったらケガではすまなくなると思い、またパトカーも直ぐに到着するというし大勢の見物人も居ましたので、一切「殴ったり蹴ったり」せずに相手を取り押さえました。
まもなくパトカーが到着して、私も警察に連行されたのです。
その後「取調室」で私は、警察官から凄まじい「罵詈雑言」をあびせられた挙句、
「おまえも殴った」「相手はおまえに腕を折られたと言っている。素直に認めろ! 認めなければ3か月くらい留置する云々」
と、やってもいないことを「やった」と自白するよう、何回も警察官たちに強要され続けました。
当時私は、「ああ、こうして事件はつくられるんだな」と思いました。
それでも、ひとり良心的な警察官の方がいまして、私が現職の刑務官ということを相手に伏せたまま、何とか示談を成立させてくれたのです……。
こんな小さな事件(?)でも、誰も証人が居ない「取調室内」では冤罪が起きてしまいます。
というよりか、つまらないような事件(?)が、とんでもない大きな事件として「捏造」されてしまうことは日常茶飯事あると思いますよ。
刑法を厳罰化する以上、「全面可視化」も並行して実現されるべきです!
生命刑(死刑)にかかわるような冤罪事件の当事者にされてしまったら、本当に取り返しのつかない事態になってしまいますから……。
ちょっと、恥ずかしいお話でしたが、皆さまも一度、「取調室」に冤罪で連行されれば、きっと「全面可視化」の必要性が理解できますよ(笑)
えっ? それでは遅いって?
それでは皆様、またの訪問をお待ちしています★