河村龍一の「月の癒し」~銀河鉄道の夜

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「ホーキング博士の間違い! 神も死後の世界も存在します」

2018-12-16 00:22:51 | 日記

今宵、「銀河鉄道の夜」に訪問していただき、ありがとうございます。

現実世界に疲弊した皆さまを、夢とロマンの時空にご招待いたします。

 

「神は存在しません。宇宙を監督している者は誰もいないのです」

「宇宙の誕生に神は要りません。宇宙は自らを生み出すことが可能なのです」

おっと、いきなり「教会や寺院を廃業させてしまうようなバチアタリナなこと」を言ってのけたのは、『車椅子の天才物理学者』故スティーヴン・ホーキング博士です。

同博士は今年3月に亡くなったのですが、死の直前まで執筆していた遺稿『BRIEF ANSWERS TO THE BIG QUESTIONS(大きな疑問への簡潔な答え)』で、このように“神は存在しない”と断言していました。 

 

さらに、

「宇宙はビッグバンで生まれました。そして、ビッグバンは決して避けることのできない物理法則の結果として起こったのです」

「重力のような法則があるため、宇宙は自らを無から創造することができますし、これからもそうするでしょう。この自発的な創造こそ、何も無いのではなく、何かがあることの理由であり、宇宙が存在する理由であり、我々が存在する理由なのです」

と、宇宙と人類の存在について、ホーキング博士特有の見解も述べていたのです。

ちょ、ちょっと待ってください、博士。

それじゃあ、宇宙は「自らを無から創造することができる」ということは、「ビッグバン?」により一円も残高のない私の預金通帳に突然、1兆円のお金が振り込まれてしまうようなことになるのですか? いや、そんな「ゲス」なたとえよりも「ビッグバン」理論は遥かに不可解な現象のはずですが……。

 

しかし今回、天国にいる同博士から「それらの事は全て間違いであった」とのメッセージが私に送られてきたため(笑)急遽、このブログを再開し「宇宙(時空)と人類の真相」について、皆さまにお伝えすることになりました。

 

難解な方程式なども登場しますが、それらの箇所などは軽く読み流して結構です。概要がわかるように記載しますから。

 

先ずは、「宇宙(私たちが存在している4次元時空:3次元空間に時間をプラスした時空)」の概要について紹介しましょう。

(せめて、これくらいの宇宙知識を有していないと、仮にETと友人になったとき、「恥をかく」ことになりますから。というよりか、彼らの話題について行けないのです)

 

私たちが存在しているこの宇宙は誕生して138億年と言われています。

現在の観測可能な宇宙は、半径が約450億光年(1光年:光が1年かかって進む距離=約10兆キロ)だそうで、その広大な宇宙空間には約2000億個以上の銀河などがまるでクモの巣のようにまだらに分布しています。また、宇宙全体が等方的に(どの銀河空間から観測したとしても)膨張を続けていることが、観測によって明らかにされています。

 

全宇宙がクモの巣のように分布している理由は、重力により物質同士を引き寄せることで、宇宙空間に密度が高い部分と低い部分をつくり出し、現在見られるまだらな姿を形成したからだそうです。

 

ここで、私たちの太陽系が所属している銀河系について簡単に述べてみましょう。

 

銀河系を画像でイメージしますと、次のとおりです。

 

 

銀河系の直径は約10万光年で、中心部の厚みが約1・5万光年、周縁部が約1,000 光年の凸レンズ状の形状です。ちなみに、私たちが住んでいる太陽系は、銀河の中心部から約3・5万光年離れた「オリオン渦状腕」に所属しています。

例えば、銀河系を直径130 kmに縮めた場合、太陽系は約2 mほどの大きさになります。これで、何となく銀河系の広大さが理解できると思います。そして、太陽系は約2憶年かけて銀河系を周回しています。

太陽のような自ら光を放つ星(核融合を繰り返している星)は恒星と呼ばれ、その恒星が銀河系には約2.000~4.000億個あるそうで、各恒星は地球のような「岩石型惑星」か、あるいは木星のような「ガス型惑星」を複数個持っています。

以下、文で記述しますと長くなりますので、ここをクリックしてください。

 

さて本題です。

ホーキング博士によると、宇宙はビッグバンで始まったと言われています。しかし、「ビッグバンの前にも何かあったんじゃないの?」という素朴な疑問が浮かんできます。前述したとおり、一円も残高のない預金通帳に突然、「正体不明な1兆円のお金」が振り込まれたようなものであり、納得できないですよね。

 

仮に、そんな事があったとしたら、間違いなく「税務署」や「警察」の捜査が入りますし、「特異点」から振り込まれました、などと言い訳したら、即座に刑務所行きですよね。

それが、現代の天文学や物理学では「無から有が生じた」というメチャクチャな「ビッグバン理論」が通用してしまうのですから、地球人類の科学とはいったい何なんでしょうか。

 

実際、理論物理学者や宇宙学者たちが、「ビッグバンの前にも何かあったんじゃないか」と追求していますが、未だに明確な解答が見いだせない現状です。

ただ、さまざまなデータや理論を元に推測はできます。

 

具体的には、「ビッグバウンス(大きなはずみ)」説や「多元宇宙論=インフレーション宇宙」などが有力な理論です。

 

――以下引用あり――

 

*ビッグバウンス説

今あるエントロピー(混沌=「ごちゃごちゃ度」)の低い宇宙は、その前にあった宇宙が壊れていくところから始まったというものです。この考え方では、元々存在していた宇宙が、重力が無限となる特異点に達するまで内向きに崩壊していったことを想定しています。この考え方は1960年代にはすでに存在していましたが、1980年代〜90年代初頭にかけてより真剣に検討されるようになりました。

さらにこの現象は1回でなく、複数回あった可能性もあります。つまり宇宙はアコーディオンのように、膨張と収縮を無数に繰り返しているかもしれないという説です。

 

ただし、ビッグバウンス説には問題があります。特異点で爆発するという考え方が、重力の働きの法則であるアインシュタインの一般相対性理論と矛盾するのです。この宇宙でも、ブラックホールの中に特異点が存在すると考えられていますが、物理法則では別の宇宙が崩壊して特異点に達したら爆発するという仕組みは説明できません。ビッグバウンスを説明するには、相対性理論に代わる新たな理論とともに新たな粒子や場が必要になります。「一般相対性理論の中には『宇宙は特異点に達したらバウンドする』と示すようなものが何もないのです。

 

さらに大きな問題は、宇宙がバウンドするとしたら、そこでは時間とともにエントロピーが減少していく必要があるのです。でもエントロピーは、これまで確立された物理法則においては、時間とともに必ず増大します。

 

しかし、私たちの宇宙のもっとも奇妙な性質のひとつは“物理法則に反して”、そのエントロピーが非常に低いということです。

仮にビッグバンが、何もないところで砂をぎっしりつめた爆弾が爆発するみたいな現象だとします。だとしたら、爆発後には砂が四方八方まんべんなく散らばっていそうなものですが、宇宙にはすぐ、砂の城ともいうべきかたまりがたくさんできました。どうしてそうなったかは、わかっていません。ビッグバンの後にはもっとエントロピーの高い、ごちゃごちゃした状態ができていた(というか多分そうだったはず)かもしれないのです。でも実際今の宇宙には星系や銀河や銀河星団といった天体、そしてそれらの間の空間という、きれいな秩序があります。

 

エントロピー、または無秩序状態は、時間とともに増大していきます。外的な力がなくても、砂の城は勝手に崩れていきます。にもかかわらず、現在の宇宙のエントロピーはまだまだとても低いのです。つまり、初期の宇宙のエントロピーはさらに低くて、今よりさらに秩序立っていたと考えられるのです。

 

そのことから、ビッグバン以前の宇宙のあり方がうかがえます。

 

.多元宇宙論

 

ビッグバウンス説の「時間とともにエントロピーが減少する」問題を回避するとともに、我々が今見ているエントロピーの低い宇宙を説明する考え方が、多元宇宙論です。この考え方は、広く受け入れられてはいるものの未完成のインフレーション理論から派生したものです。

 

インフレーション理論とは、マサチューセッツ工科大学(MIT)のアラン・グースさんが1980年に発表したもので、そこでは宇宙空間はビッグバン直後、超光速で膨張したとされています。量子力学では空間のエネルギーにはつねにランダムかつ小さな変動がありますが、インフレーションの間はこれらエネルギーの上下が非常に大きくなったとされます。そしてそれによって、今宇宙にある大規模かつ低エントロピーの銀河や宇宙空間といった構造ができたとされています。

 

インフレーション理論は、宇宙マイクロ波背景放射(CMB)の観測によって発展してきました。CMBはビッグバンの始まりから数十万年後、我々が観測できる中で一番古く、一番遠くから来る光です。そしてインフレーション理論は、CMBの観測結果とぴったり一致しているのです。

 

多元宇宙は、インフレーションの結果だと考える人もいます。それは巨大な膨張するスープで、そこから小さな、エントロピーの低い宇宙が泡のように飛び出してくるのです。これら宇宙はお互いにコミュニケーションをとることはできません。

 

1980年代前半、物理学者たちはインフレーションが永遠に続くこと、宇宙の一部においてのみ止まることを発見しました。だがこれらの隙間でもインフレーションは続き、光より高速に拡大していったようです。そのためこれらの泡はお互いから引き離され、独自の物理法則を持つ、事実上孤立した宇宙となっていったのです。

 

この多元宇宙モデルが一番適切だと考えられています。このモデルが示唆するのは、ビッグバンの前に巨大な膨張する空間があり、そこから我々の宇宙や他の宇宙が生まれてきたということです。他の宇宙は我々側から検知することができず、またその始まりは、我々の宇宙より前かもしれないし、後かもしれません。(太字棒線箇所は後述)

 

ところで、ホーキング博士によれば、時間の矢を逆にたどってみると、おそらく過去の宇宙は現在よりも小さく、より密度や温度が高く、より均一だったと考えるのが理にかなっているそうです。

さらに過去にさかのぼっていくと、宇宙に銀河や星が生まれる以前の時代や、原子や原子核が存在する前の時代まで想像できるかもしれません。そうやって宇宙の始まりまで時間を巻き戻し、縮小する宇宙を想像していくと、宇宙全体の物質、エネルギー、そしてありとあらゆる可能性が凝縮したひとつの「点」に突き当たります。これを物理学では「特異点」としています。

 

1970年、特異点定理研究の先駆者である物理学者のロジャー・ペンローズとホーキング博士たちは、もしアルバート・アインシュタインの「一般相対性理論」が正しければ、宇宙の始まりには重力や密度が無限大になり、古典物理学が破綻してしまう「特異点」が存在せざるを得ないことを証明しました。

ホーキング博士は、物理学が全ての理論、自然の全ての特性を完全に説明できる一つの枠組みを構成する時に至っていると見通したのです。そのような理論は、アインシュタイン以来、すべての物理学者が追求してきた聖杯でしたが、これまで原子以下の世界を説明する量子理論と重力理論を和解させることができませんでした。しかしホーキング博士は、「一種のひも理論であるM理論が、この目標を果たすだろう。M理論は、アインシュタインが発見しようとした統一理論だ」と主張したのです。

 

ようするに、前述したように特異点は、「預金高ゼロ円の私の通帳に突然、1兆円が振り込まれていた」という嬉しくも不可解な現象まで認めてしまうのです。

どうやら、重力や密度が無限大になると、「古典物理学(経済学)を破綻させるギャング」が出現し、私を金持ちにさせてくれるようです……なぜか、しっくりこないですね。

 

そこで今宵、私の銀行口座に1兆円を振り込んだ(宇宙を誕生させた)相手と、その理由について推理してみましょう。

 

「ビッグバンの前に巨大な膨張する空間があり、そこから我々の宇宙や他の宇宙が生まれてきた」

 

これがヒントです。空間とは、アインシュタイン博士の特殊相対性理論によればエネルギーです。般若心経でいうところの「空即是色:色即是空」ですね。つまり、E=mc2です。(エネルギー E = 質量 m × 光速度 c の2乗のことです)これは、質量とエネルギーの等価性を表す関係式です。

 

簡潔に述べますと特殊相対性理論では、「物理法則は、すべての慣性系で同一である」という特殊相対性原理と、「真空中の光の速度は、すべての慣性系で等しい」という光速度一定の原理を満たすことを出発点として構築され、結果として、空間3次元と時間1次元を合わせて4次元時空として捉える力学です。

運動量ベクトルは、第0成分にエネルギー成分を持つ4元運動量 pμ(または p)として扱われ、運動方程式は

と拡張されます。4元運動量の保存則から、エネルギーは一般的に 次のように表されます。

 

 

ただし m0 は静止質量です。物体が運動していない場合、つまり p = 0 の場合のエネルギーを表す式は、

E = m 0 c 2 です。物体が運動している場合、相対論効果によって以下のように質量が増えます。

 

したがいまして、物体が運動している場合にも

が成り立ちます。

余談ですが、この関係式で、質量 1 kg をエネルギーに変換すると、

光速度 c = 299792458 m/s であることから、次のようになります。

8.9875517873681764×1016 J と等価

2.4965421632×1010 kWh と等価

21.48076431 Mt のTNTの熱量と等価

 

ちなみに、広島に投下された原子爆弾で核分裂を起こしたのは、爆弾に詰められていたウラン235(約50 kg)ですが、実際に消えた質量は 0.7 g 程度だったと推測されています。一方、反物質が通常の物質と対消滅反応すればその質量が100%エネルギー変換されるため、核反応とは比較にならない莫大なエネルギーが発生します。逆に対生成で物質や反物質を得るにはそれだけの莫大なエネルギーを要する事になるのです。つまり、「物質(反物質も含む)」とは、もともと「莫大なエネルギーの化身」なのです。

 

あなた! まだ眠らないでください(笑)

もう少しだけつき合ってください!

 

ついでに、私たちの「物質宇宙」がこのような形態で存在している理由(数式)を説明しましょう。それは、一口に言えば、光速度が秒速30万キロだからなのです。

 

この数式は、アルベルト・アインシュタインが考え出した一般相対性理論の重力場方程式 Gμν + Λgμν = κTμν における定数・係数です。

「アインシュタインの重力定数」のことであり、ここでは、カッパ:κが重力定数であり、π は円周率、G は万有引力定数(2014CODATA推奨値で 6.67408(31)×10−11 m³/(s²・㎏))、c は光速(同じく2014CODATA推奨値で 2.99792458×108 m/s)です。また、c = 1 とする単位系を用いて κ = 8πG とする場合もあります。

 

実は、このややこしい数式=重力定数が大変重要なのです。仮に、光速度が秒速20万キロか、あるいは50万キロだったとしたら、重力定数(K:カッパ)も違った数値になってしまい、現在のような形態の物質宇宙は存在しません。「フニャフニャ」か、または「物質にならない」宇宙空間(?)が誕生してしまい、したがって、地球や人類など存在しなかったのです。光速度が絶妙に秒速30万キロ(正確には「2.99792458×108 m/s」)だからこそ、私たちの宇宙が存在し、地球や人類もこうして存在しているのです。なお、地球上の生命誕生については、このブログで述べてきたとおり(ここをクリック!)、偶然発生することなど不可能であり進化論などでは到底説明できません。

 

宇宙誕生や生命と進化、心(意識)の問題を現代科学で解明しようとしても無理があります。そこで近年、「インテリジェント・デザイン理論」(クリック!)なるものが登場しました。しかし、故ホーキング博士などの唯物科学論者たちは、この理論に否定的です。あくまでも「この宇宙、そして人類は偶発的に誕生した」の一点張りです。しょうがない、と言ってしまえばそのとおりです。彼らは「目に見える、存在している世界だけ」をひたすら追求してきたのですから当然の帰結でしょう。彼らに「神は必要ない」のです。故ホーキング博士は、現代科学界に素晴らしい功績を残してきました。それはそれで称賛すべきです。以前の私も唯物科学論者の視点でこの世の事物を捉えてきました。しかも、故ホーキング博士と同じく「ETの存在」についても肯定的でした。というよりか、私は小学校4年生の頃、集団(数十人の生徒たち)で「9機のUFO」を目撃してしまったのですから。その日以来、私はETと宇宙に興味を持ち、「彼らがどの星からどのような科学技術で地球に飛来してきたのか」どうしても知りたい衝動に駆られてしまい、幼いながら天文学や理科(後に物理学)を猛勉強しました。そのような経緯から、つい最近までは「バリバリの唯物科学論者」でした。

 

しかし、これから述べますが、「最先端の現代科学」でも説明のつかない現象・不可思議な事象を目撃・体験してしまったため、在来科学者たちとは違った観点からこの宇宙の仕組みや人類の存在について考えるようになりました。

 

あまり、「かたいお話」では皆さまが眠ってしまうので少々、オカルティズムで述べてみます。

 

1 私の誕生日にまつわるミステリー

☆19○○年〇月〇8日(昭和○○年〇月〇8日)生まれ

※私の誕生日は西暦や日本の元号のどちらでもユダヤのカバラの秘数では9になり、それが故に、私にはある特殊能力(超能力?)が備わっています。

*私の2つの特殊能力(超能力?)について 

1)トランプゲームのカブ(スペード、ハート、三つ葉、ダイヤそれぞれのカードの1から10までのカード全てを使用し、親1人と子の数人に分かれて行い、2枚又は3枚のカードを足して9又は9に近い数が勝つというゲーム)で遊ぶと必ず、私が他の者よりも「9」又は「9」に近い数になり勝ってしまうのです。

(時効になったので告白しますが、私は過去に中学生の頃より数十回、このゲームでお金を賭けて行ったのですが、すべてのゲームで大勝し大儲けしてしまったため、その後、私とは誰もこのゲームをしなくなりました)

当時は超能力(?)で金儲けしてしまったと、今では反省し自戒しています。

 

2)突然、未来の出来事が瞬間的に閃いたり、夢の中に暗示として現れてしまう。

▲最近の事例

①東日本大震災発生直前の年、私はある不可解な夢をみました。それは、私の甥っ子(当時36歳)が火山噴火の噴煙が立ち込めている「地獄の世界」のような場所で、多くの鬼や亡者たちと共に神輿を担ぎながら大騒ぎ(祭り?)している光景でした。その直後、夢から目覚めた私は、甥っ子のことが気になりまして、幼い頃から行っていた未来透視(瞼を閉じてその人物の未来を思い浮かべること)をしてみました。すると、甥っ子の未来は「アンテナ線に接続されていないテレビ画面」のように何も映らず、「ザー!」と雑音だけが聞こえてくるような光景だけが見えてきたため、一抹の不安を感じてしまいました。それというのも、これまで私は昼夜を問わず突然、100%の確立はありませんでしたが何らかの拍子で未来の映像が見えてしまい、それが現実化することがあったからです(前述したトランプゲームもその一例です。すいません)。

そして、この夢を見た翌年の3月11日14時47分、東日本大震災が発生し、甥っ子は津波に巻きこまれ死亡してしまいました。甥っ子の遺体は1週間後、石巻市大川小学校の近くの海岸で発見されたのですが、私の見た夢が、このように悲惨な状況で現実化してしまったのです。当時、甥っ子の母親は狂乱状態に陥り、常に心情不安定な日々が続いていました。母親は3・11関連の報道などは意識的に避けてしまい、また親族たちは、そのような母親の前では震災の話を一切禁じているほど気づかっていたのです。

その翌年、私は再度不思議な光景の夢を見ました。その夢の中では、私が甥っ子になってしまったようで、甥っ子が津波に巻きこまれた海岸付近で私は、どす黒い津波にのみ込まれながら海の中を漂っていました。多くの人たちが次々と建物や船舶もろとも津波にのみ込まれていったのですが、ただ、不思議にも海水が生暖かくて心地よく感じました。やがて、辺り一面が漆黒の闇に包まれた夜半過ぎ、どす黒い海に溺れながら漂っている私(甥っ子?)は、暗闇の天空から「この世のものとは思えない白くて眩い光の存在」が舞い降りてくるのに気づきました。光の存在ははっきりとした姿ではありませんでしたが、何となく「マリア様」のように思えたのです。そして光の存在が近づくにつれ、「アヴェマリア」のようなひどく物悲しい「聖歌」が聞こえてきました。光の存在は溺死した人々の魂を憐れみながら天に救い上げているようでした。やがて私も救い上げられたところで夢から目覚めました。夢とはいえ、何か気になりましてカレンダーを何気なく見たところ、その日は3・11の翌年の彼岸日だったのです。そこで私は、おそらく甥っ子が天国に召されたことを知らせに来たのだと思い、その夢のことを甥っ子の母親に伝えました。すると母親は、安堵の涙を流しながら「あの子は天国に行ったので心配しないように、私に知らせに来てくれたんだね、その話を教えてくれて本当にありがとう」と大変喜んでいました。最愛の息子が震災で被災死し、その遺体に直面した母親は当時の息子が惨い状況で死んでいったことなどを思い浮かべてきたことから、私が見た夢の話に救われたと語っていました。ただ、この母親も甥っ子の死がショックとなり、すい臓がんを発症し震災から3年後に甥っ子のもとに旅立ってしまいました……。

私は今も類推しているのですが、人類の科学文明など到底及ばないような、この世(3次元時空)を遥かに凌駕した「神聖な知性」が私たちの宇宙に介在していることは間違いないでしょう。それは「宇宙の創造主」なのかもしれません。量子理論などの近代物理学では、この世(3次元時空)を含めて11次元の時空が存在していると言われています。3次元時空にもう一つ別の次元を加えて計算しないと近代物理学の理論が成り立たなくなってきたからです。いずれ、現代科学では未解明な「死後の世界と霊魂」の存在についても、全てが明らかになる日が訪れると確信しています。

②現在から4年前のトランプゲーム中、我が子のように親しくしてきた親族の未来が瞬間的に閃いたのです。それは、前述したように「アンテナ線に接続されていないテレビ画面」のように何も映らず、「ザー!」と雑音だけが聞こえてくるような光景だけが見えてきました、そして翌年、その未来透視が現実のものとなりその人とは永遠に決別してしまいました。

なお、最近の話ですが、「2020年東京オリンピック」を思い浮かべたとき、前記同様に何回も「アンテナ線に接続されていないテレビ画面」のように何も映らず、「ザー!」と雑音だけが聞こえてくるような光景だけが見えるだけで、今は大変心配です。東京か或は日本国に何らかの大災害が発生し、オリンピックが開催できなくなってしまうのでは、と危惧しています。

 

2 私が体験した前著「闇サイト殺人事件の遺言」執筆にまつわるミステリー現象

 前著の原稿執筆中、「闇サイト殺人事件」被害者遺族の磯谷富美子氏から、あるミステリー現象について教えていただきました。詳細については同著に記載してありますが、最先端科学では理解不能なミステリー現象が同事件被害者遺族に発生したといいます。そこで私は、量子理論に「ユングの深層心理学」を融合して考察した結果、同ミステリー現象は「シンクロニシティ現象」だったことが判明しました。同事件被害者の磯谷利恵さんが事件当時、想像を絶する恐怖と絶望の中で超常的な心霊現象を誘発させ、その強い想念が時空を超えて「シンクロニシティ現象」として被害者遺族の前に現れたようです。その結果、理不尽に殺害された被害者が無念を晴らすべく、3人の犯人の主犯格はすぐに死刑執行され、サブリーダーだった犯人のHは無期懲役刑の判決がくだされた直後、被害者の誕生日に余罪が発覚し、裁判員裁判で死刑の判決が下されてしまいました。また、被害者遺族に現れた超常現象は、事件の裁判や犯人たちの行状に関する節目に必ず発生していました。

さらに、私が同著の原稿を執筆中、不可思議な事象が発生しました。一例を挙げますと、当時は「真夜中の看守長公式ブログ」記事の掲載を私の元職場の先輩のK氏に依頼していたのですが、「著者からのコメント10~闇サイト殺人事件の結末」の記事掲載に際し、K氏からトンデモナイ電話が入ったのです。

「今(午後6時45分)、記事を掲載しておきましたよ。確認してください。あの内容でいいですね?」

と、K氏が確認の電話をしてきました。

しかし、まだこの記事の原稿はK氏にメール送信していなかったため、

「えっ! なに言ってるんですか。まだ、原稿は送信していませんよ」

と、私はK氏に慌てて応えました。するとK氏は、

「さっき(午後6時25分頃だと言います)、河村さんからのメール送信があったからブログに掲載したんですよ。おかしなことを言わないでください」

と、強い口調で返してきました。ちなみにK氏は冗談が通じない真面目な性格の人物でしたから。

「Kさん、送信した時刻には女房と買い物中でしたよ。原稿は仕上がっていたので帰宅次第、Kさんに送信しようと思っていたのですから。まだ送信していません、おかしいですねえ」

と、説明したところ、

「からかわないでください!」

と、怒りながらK氏は一方的に電話を切ってしまったのです。

 帰宅後、すぐにパソコンを確認しました。誰かがいたずらしたのか、或は電源を入れっぱなしで勝手に送信されてしまったのか、などの原因を究明するためでした。

 しかし、パソコンの電源は切れた状態であり、また私の家には鍵がかかっていたために誰も入れません。仮に、誰かが入ってパソコンを操作しようとしても「パスワード」は私しか知らないため、パソコンを起動させることができません。しかし、間違いなく記事の原稿はK氏が言った時刻(午後6時25分)に送信されていたのです。

納得のいかない私は翌日、同件についてパソコンの製造業者やプロバイダーにさっそく電話で問合せました。ですが、そのようなことは一切、発生しないとの回答でした。当然です。従いまして、この件は未だに解明できないのです。そのブログ記事は次のとおりです。

 

「著者からのコメント 10」(2012-10-02 06:45

―闇サイト殺人事件の結末より引用―

 

私はどう考えても同事件の結審に納得できなかった。仮に三人の犯人たち全員が極刑の判決を下され、速やかに死刑執行されたとしても到底許されない所業である。犯行の態様があまりにも惨すぎる。川岸健治や堀慶末たちのどこに更生の余地があるといえるのか。  

このことは、一般人としての感情論から述べているのではなく、矯正業務を遂行してきた刑務官としての論理である。三十有余年、司法の現場に携わる中で、強盗殺人犯など多くの凶悪犯罪者たちを処遇してきた私であるが、闇サイト殺人事件の犯人たちに見られる犯行の態様と動機が異質で、常軌を逸した残虐非道な事件を犯した者など、かつて記憶にない。 

 通常、殺人事件の犯人たちは、被害者に犯行現場(窃盗や強姦など)で顔を見られてしまい、被害者に抵抗されたり騒がれるなどして逆上し、突発的に殺害に至るケースの者が殆どである。 

しかし、闇サイト殺人事件の犯人たちは、最初から若い女性をターゲットにして殺害することを前提に、数日前から念入りに計画し、偶然に遭遇した故磯谷利恵さんを拉致して犯行に及んだのだ。しかも躊躇することなく、命乞いする被害者の顔を執拗にハンマーで数十回も叩き潰し、とどめにロープを首に巻き付けて絞殺するという蛮行を平然と成し遂げた者たちである。 

矯正職のプロである私から見ても、人間の資質が全く欠けたこの者たちの矯正(更生)など絶対、不可能だと断言できる。逆に、更生できる、と判断し犯人たちの極刑を回避した裁判官たちに訊いてみたい、どのような方法で更生できるのか。  

仮にこの犯人たちが、『恩赦』や『仮釈放』などで娑婆に出所したとき、極刑を回避した裁判官たちに、是非、犯人たちの身元引受人になっていただき、その更生とやらを証明してほしい。

――以上――

 

他にも、前著の原稿を執筆中に不可思議な出来事が私の身のまわりに発生したことがありました。

さらに、それでも心霊現象には懐疑的だった私は、被災地でみずから心霊現象を体験してしまいました。その時の状況については、このブログ記事の「『とうとう見てしまいました。被災地の〇霊』~初めて体験した心霊現象!」(クリック)に詳述してあります。それ以降、私は「唯物科学論者」的視点から脱却し、「超常現象」肯定派に変遷しました。

 

この世自体が「ミステリー現象」なのだと思います。私たちの宇宙は広大無限な未知のエネルギー界(霊界?)に物質化して浮かんでいる「小さな丸い存在」なのかもしれません。ただし、前述した「重力定数に支配された宇宙」は、どうやら「超知性」が創造したようです。故ホーキング博士などの唯物科学論者たちは「神の存在を否定」していますが、物質(脳)に意識が存在している事象を説明できません。これまで述べてきたとおり、生命の発生と宇宙の誕生について(私の預金口座に突然、1兆円が振り込まれていたことについて)、合理的で納得のいくような理論は皆無です。

では、少しだけ凝り固まった思考を変えてみましょう。「特異点=嘘の証言」などで説明せずに、「私の預金口座に1兆円振り込んだ犯人」の正体とは、宇宙と生命は「超知性=神聖な光の存在」によって創造された(1兆円振り込んでくれた)、と。その目的(動機)は……次回に続きます。それでは、またの来訪をお待ちしています。