前回のブログに引き続きまして魅力ある人々を紹介しましょう!
前回では、「SEKAI NO OWARI」と「江頭2:50」についてご紹介いたしましたが、今宵は「田母神さん」について触れてみようと思います。
今朝(30日)の読売新聞第1面に、この度の都知事選について非常に参考になる記事が掲載されていましたので、一部を引用し解説致しますね。
「優先課題 見極める力」「求められる『実務能力』」と題し、日本の総人口の1割を占める首都・東京都知事としての「資質」「実務能力」について、有権者の皆さまが「ポピュリズム」に惑わされることなく冷静に見極めることが重要だと記述してありました。
このことについては、私が本ブログで度々、皆さまに喚起してきましたが……。
東京は浮動票が多いことから、近年の都知事選は「人気投票」が多く、特に無党派層への受けが重視されているようです。
そのため「後だしジャンケン」の選挙手法が定着しています。
各政党も、政策や人物像よりも知名度の高さを優先し、「勝てる候補」に相乗りする始末ですね。
この「勝てる候補」「人気投票」筆頭であった前都知事の猪瀬さんは、史上最多数の約434万票を獲得し見事当選しました。
しかし、医療グループ「徳洲会」側から現金5000万円を受け取っていたことが発覚し、わずか1年足らずで辞職に追い込まれたのです。
皆さま、それでは現在の東京都知事に求められている条件について、次に記載いたします。
「行政の司令塔として、都知事は的確な指示を出せなければならない」
「集票目当ての『目玉施策』を華々しく打ち上げず、多岐にわたる都政の課題の中から最優先順位を見定める力が求められる」
以上、中央大学行政学教授佐々木信夫氏が、今回の都知事選について指摘していました。
さらに佐々木教授は、少子高齢化の加速する東京の社会構造が大きく様変わりして、2020年には4人に1人が高齢者になると予測し、華々しい「目玉政策」を掲げるだけでは解決できないと懸念し、次のように語っています。
「巨大な組織は1つ間違えればタイタニック号のように沈んでしまう。正しい方向性を示すためには、都知事には広い視野が不可欠だ」と。
また、明治大学院大川上和久教授(政治心理学)は、有権者の皆さまに次のように求めています。
「公約だけで選ぶのではなく、候補者が、それを実現するための実務能力や、巨大組織を率いる経営能力や統率力を備えているかを冷静に見極めてほしい」です。
皆さま、どうでしょうか?
私が本ブログで常に述べていること、今回の都知事選は「候補者の人物像と実践能力」で判断してほしいのです。
ちょうどいいタイミングですが、ここで皆さまに田母神氏をご紹介します。
先日、籾井【もみい】NHK会長が記者会見で、「従軍慰安婦問題」について不適切な発言をしたと大騒ぎになりましたね。
たしかに、籾井さんは立場上公の場所では「チョット?」と、いう感想ですが……
いや、私は籾井さんの発言内容が悪いのではなく、現在のおかしな日本の風潮を考えた場合、公の場所で公人が発現することに対し、「チョット、注意されてください」
と、心配しているのです。
でも、籾井さんの発言なんて、田母神さんの爆弾発言から比べたらカワイイモノですね!
田母神さんと「江頭2:50」は、公の場所だろうが、出入り禁止になろうが、解任されようが躊躇することなく皆さまのためでしたら、潔く自身の哲学に従い正しいことを述べて(エガちゃんは行動して)しまうのです。
田母神 俊雄(たもがみ としお)氏は、日本の軍事評論家で元航空幕僚長・元空将です。
2008年10月31日、自身の論文にて集団的自衛権の行使を日本国憲法違反とする政府見解や、1995年8月15日発表の村山談話と異なる主張をしたことなどが問題視されたことにより、航空幕僚長の職を解かれたのです。
「日本人としての誇りを持とう」(2007年5月、幕僚長着任後)など、侵略の意図を否定し、“正しい歴史認識を”と繰り返し主張し続けていました。
田母神さんは、敵のミサイル基地を攻撃することや、核兵器について、自衛隊に所属していたあいだは議論すること自体が難しいとも感じていたそうです。
攻撃能力や核兵器保有を決定するのは政治であるが、議論することすらも許されないであれば日本は独裁国家と同じであると断じています。
「日本の侵略戦争説」を否定するという自衛官にとっての「タブー」に挑戦したことで保守派を中心に人気が高く、退官後は多くの講演に招かれているとのこと。
田母神さんの人気については、私たち祖国の日本のために、次のような発言を繰り返してきたからだと思うのですが……
「日本が謝罪ばかりしていることに『何かおかしい』と感じていた多くの国民が、私の発言にストンと心に落ちるものがあるのでは」
「日本には反日的な言論の自由はあるが、親日的な言論の自由はない」
(まったく、そのとおりです!!!)
この主張については自著の中でも次のように言及しています。
「日本には反日的言論の自由は無限にある。日本のことをいくらでも悪く言うことができるし、それによって国会が紛糾することもない。
一方、親日的言論の自由は極めて制限されている。
特に自衛隊に関することと歴史認識については言論が封じられ、言っただけで問題を引き起こす。
今回の私の論文がその典型である。問題になるのが分かっていて何故言うのかという疑問があるだろう。
それは、問題にしないということは少しずつ反日に同調するということを意味するからだ。
これまでの歴史の推移を見れば、それは明らかである。そのとき少し譲歩して収めたとしても、次回はもっとつらくなる。
もっと言論が不自由になる。この繰り返しでは日本はやがて崩壊してしまう」
う~ん、肝の据わった方ですねえ、実に頼もしい!
田母神さんは、石原都政の後継者でもあります。
都政の運営において、石原元都知事という「大変強力な助っ人」がついていますから、安心して都知事を任せられる人物ですね。
また、田母神さんは元航空幕僚長の経験があり、「百の能書きよりも1つの実践」という実務能力に優れた人物でもあります。
航空自衛隊を率いた経験から、たとえば、首都直下地震発生時の対応など危機管理体制の確立や、2020年五輪テロ対策などは、他の候補者より秀逸していますね。
田母神さんは街頭演説で、教育問題はもちろん、高齢者対策なども具体的な施策を語っています。
それでは皆さま、私が気にいった田母神さんの過去の「爆弾発言」から一部抜粋し、次のとおり記載しました。
「私は心底国家国民の将来を思って、問題とされる論文を書いた。
今の自虐史観が払拭されなければこの国は駄目になってしまうという危機感を抱いている。
しかし私の国家国民への熱い思いへの回答は、私の更迭というものであった。そして保守政党『自由民主党』は、またも保守政党から遠い政党になってしまった。
また少し左に寄ってしまった。
自民党は、今後さらに強力に村山談話を奉っていくことになるだろう。
しかしそれでも私はこの国の将来に希望を捨てていない」
「諸外国の軍と比べれば自衛隊は雁字搦めで身動きできないようになっている」
「アメリカに守ってもらえば日本のアメリカ化が加速し、日本の伝統文化が壊されていく」
「将来リーダーとなる東大の学生の皆さんは高い志を持って燃えて欲しい。上が燃えないと組織は不燃物集積所になる」
う~ん! 田母神さんは、「愚直」「誠実」そのものです。
今の日本ではタブーになっている真実を、世論に叩かれるのも覚悟して正直に言ってしまう、正義感の強い田母神さんらしいですね!
ということで、今宵「田母神さん」のお話でした。
皆さま、この度の都知事選は、人物・実務能力を冷静に判断されることが重要です!
それでは皆さま、またの訪問をお待ちしています★☽