河村龍一の「月の癒し」~銀河鉄道の夜

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「ラストサムライ」後藤さんのご冥福をお祈りいたします

2015-02-10 23:03:36 | 日記


今宵、銀河鉄道の夜に訪問していただき、ありがとうございます。
現実の世界に疲弊した皆さまを、夢とロマンの時空にご招待します!

イスラム国の蛮行については連日、各メディアで報じていますので、ここでは省きますが、私は「後藤さん殺害」の報道で、最近落ち込んでしまい、何もかもが虚しくなってしまったのです。
こうしてブログを書けるようになったのも、今宵になってからでした。

後藤さん殺害まで72時間もあったのに、誰も彼を救出することができなかった
今回、アメリカやヨルダンは全く頼りになりませんでした。
これ以上、これらの国々に日本国民の血税を使う必要があるのでしょうか?

一方、72時間、日本のほとんどの政府関係者は、後藤さんが殺害された後のコメントばかり考えていたようですね。
「自己責任だからしょうがない」~そう考えている議員たちばかりでした。


野党も、後藤さんが殺害されてから、鬼の首をとったの如く騒ぎ始めました。
その前に、皆さん全員がシリアかイラクにでも行き、イスラム国を大声で非難するなど、たとえ後藤さんを救出することができなかったとしても、最後まで後藤さん救出のための行動を示すべきだったと言いたい。
それから、安倍さんたちを非難すればいい。

でも、後藤さんの目は、最後までしっかりと前を見据えていました。
通常、あのような野蛮な状況に追い込まれてしまった場合、誰でも取り乱してしまうでしょうね。

しかし、後藤さんは自己責任だからとの理由で、最後まで覚悟していたため一切、命乞いなどせず,みずから犠牲になって「イスラム国」の蛮行を報じ、混迷する一方の中東情勢の実状を世界に向けて発信したのです。
真のジャーナリストとは、彼のような人をいうのですね!

そういう私も、後藤さん救出のための行動を何も示すことができなかった
それに、日本国民のほとんどの人が彼を「見殺し」したようなもので、本当に悔しい……余計虚しくなってしまうだけです。

今宵、「ラストサムライ」後藤さんのご冥福をお祈りいたします