河村龍一の「月の癒し」~銀河鉄道の夜

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「リンちゃん殺人事件~被害者数が1人でも死刑が求刑された鬼畜の所業!」

2020-09-26 22:32:25 | 日記

今宵、閲覧注意!

 

「私は娘の遺体を引き取った時の感覚を死ぬまで忘れることはないでしょう。殴られて腫れ上がり、あざができた娘の顔、棺の中で横になり、つむられた娘の目、娘の冷たい手を握った私の心は、千もの針で突き刺されたようでした。私は泣くことも叫ぶこともできませんでした」

 

「私は眠りにつくたびに、助けを求めて叫ぶ娘の声で目が覚めます。この痛みを言い表せる言葉はありません」

 

裁判長が、母親のグエンさんの悲痛なる意見陳述書を読み上げました。

りんちゃんの父親であるハオさんによれば、グエンさんは夜眠れず、常に泣いているといいます。自殺も考えており、そんな状態が今も続いているとのこと。

 

2017年3月24日、千葉県松戸市立六実第二小学校3年生女児のレェ・ティ・ニャット・リンちゃん(当時9歳で千葉県松戸市在住、ベトナム国籍)が、登校中に行方不明となり、同月26日の朝に同県我孫子市北新田の排水路脇の草むらから絞殺体で発見されました。

 

同年4月14日、りんちゃんが通っていた同小学校保護者会会長のS(47)が死体遺棄容疑で逮捕され、その後、強制わいせつ致死、殺人などの罪で起訴されました。

 

この事件の全貌を最近になって知った私は、絶対に犯人を許すことができません。不可能な話ではありますが、同事件犯人のSを二度死刑にすべきだと、強い義憤に駆られました。

 

【事件と裁判の概要】

 

犯人のSは当時、保護者会長であり、しかも児童たちの「見守り活動」をしていることから、リンちゃんたち児童から絶大に信頼されていたのです。

あろうことかSはその立場を利用し、己の「幼児性愛」という劣情を満たす目的でリンちゃんを誘拐して「わいせつ行為」に及び、その後口封じのため、リンちゃんを殺害してしまったのです。

 

「(リンちゃんの)膣や肛門には棒のようなものを挿入したときなどにできる出血や傷も見られたようです」

週刊女性PRIMEの全国紙記者によれば、発見されたリンちゃんのご遺体はこのように惨い状態だったといいます。

 

また、犯人のSが所有するキャンピングカーからは、金属製SM用手錠、ヒョウ柄の手錠、バイブレーター4本、フェイスマスクなど“大人のおもちゃ”が10点以上、押収されていたとのこと。さらに、警察は「ロリコンの裏DVD」も押収していました。

 

このことから想像できるのは当時、9歳だったリンちゃんが犯人のSに拉致・監禁されてから、ここでは記述できないほどの性的暴行を加えられた様子が窺えてきます。

 

その後Sは、口封じのため、命乞いしていたと思われるリンちゃんを冷酷無残に絞殺し、遺体を排水路脇の草むらに遺棄したのです。

絶対に「あり得ない」、「あってはならない」卑劣極まる殺人事件でした。

被害者遺族であるご両親の心中を察すると、お気の毒すぎて……ここで述べることさえ憚れます。

 

今は、ただ、リンちゃんのご冥福を心よりお祈りいたします。

 

これって、許せますか?

この手の「ロリコン犯罪者」が野放し状態になっているような現状では、今の世の中全体が恐ろしくなってしまい、子どもたちは他人が信じられなくなりますよね。

 

てか、このような犯罪まで発生する世の中になってしまったのでは今後、模倣犯が懸念されるなど、子どもたちの生命と安全を守ることなど絶対不可能になるでしょう。

このような卑劣極まる事件の抑止上の観点からも、犯人のSを一刻も早く死刑にすべきです。

 

 

 

「(起訴状の内容は)すべて違います」

1審の裁判員裁判で、S(当時47歳)が最初に発した言葉だそうです。

Sは、自分は無罪だと主張し、警察がDNA検査などの証拠を捏造した可能性があるとまで言い放ったとのこと。

 

しかし実際は、リンちゃんのご遺体の顔、耳、胸、下腹部からSの唾液が検出されており、腹部からはSとリンちゃんの混合DNA型まで検出されているのです。

 

「リンちゃん殺人事件」の裁判員裁判では、近年では珍しく、被害者数が1人の殺人事件なのに検察が死刑を求刑しました。

おそらく、犯行態様が類例のないほど惨い事件であり、また被害者感情を考慮したからでしょう。

 

しかし、市井を反映した裁判員裁判にもかかわらず、Sに「無期懲役刑」の判決が下されたのです。

当然、判決を不服とした検察は控訴し、Sも「無罪」だと主張し即日控訴したそうです。

 

事件当日、Sが不審な行動をしていた目撃証言と、犯行に使用されたとみられている紐や鞘付きのナイフもSの自宅から押収されており、前述したようにリンちゃんのご遺体からSの唾液などのDNAなども検出されているため、Sが犯人であることは間違いないのです。

 

事件の詳細はこちらをクリック!

 

さらに、Sは裁判で無罪だと主張するのに飽き足らず、リンちゃんのご両親を次に記したとおり批判したのですから呆れてしまいます。

 

「登校中なら親が悪い。校内なら教員が悪い。(リンちゃんの事件は)通学途中のことなので親の責任だ」

検察側の尋問で、“もし、いなくなったのが自分の娘だったら捜索に協力してもらえなかったときにどう思うか”と問われたとき、このように言ったそうです。

 

さらに、

「見守り活動をしていたのに見守れなかったので謝りました。親がボランティアのところまで連れてくれば見守る。連れてこられなければ見守れない。だから親の責任です」

 

 

「(親が)守っていればこんなことにはならなかったと思う。事件当日、リンちゃんのお父さんは仕事に行く前に時間があったと聞いたので送っていけた。ひとりで行かせたから事件に遭った」

Sは反省や謝罪するどころか、リンちゃんが事件に遭ったのは、リンちゃんのご両親にすべての責任があると放言する始末でした。

 

リンちゃんのご両親は、Sから酷い言葉を次々と浴びせられてしまい、本当に辛かったと思います。

 

それなのに、このような者を「無期懲役刑」ですか……だったら、裁判員裁判制度なんか意味がない、即、廃止すべきですね。

いったい、Sの何のどこが、極刑を回避する理由だったのでしょうか。

おそらくは悪しき前例に従い、「被害者数が1人」だったから「無期懲役刑」にしたのでしょう。

やはり、「リンちゃん殺人事件」は被害者数よりも、犯人の性格と犯行態様を優先して罪刑(殺人罪:死刑又は無期若しくは5年以上の懲役)に反映し、社会防衛上の観点から死刑判決を下すべきです。

 

以上です。

 

(週刊女性2018年7月3日号より一部引用)

 

 

実は、私の当ブログにリンちゃんのご両親を支援されている人々から、次のようなコメントを頂きました。

 

※「闇サイト殺人事件」の犯人たちよりも、「リンちゃん殺人事件」の犯人が悪質であるとか、「岡山強姦バラバラ殺人事件」犯人の住田紘一とSとの比較文章を作成し、10月の裁判でどのような刑がふさわしいかを裁判所で話してくれませんか、といったコメントでした。

 

私の見解としては、どの事件も同じで、極刑以外はないということです。

例えば、人間がライオンかクマなどの猛獣にかみ殺された場合を想定してみてください。

当然、目撃者などの住民は警察や地元の猟友会などに通報し、人間を襲った猛獣を捕獲して直ちに射殺してもらう必要があります。そうでないと、周辺の住民は常に危険であり安心した生活ができませんから。

 

猛獣に襲われて死んでしまった被害者の遺族にしても、先ずは、猛獣が捕獲されて殺処分が終わってからでないと安心して葬式ができません。そうでなければ、心から悲しみ、被害者の冥福を祈る余裕がありませんので。

 

また、被害に遭った人間の数云々で射殺するかどうか、といったレベルの話ではありませんよね。1人だろうが3人でも、猛獣が人間を襲ったらすぐに捕獲し殺処分ということになるはずです。

間違っても、被害に遭った人間が1人だけだから、捕獲した猛獣を動物愛護団体などに預けて調教してもらい、おとなしくなったらジャングルや山に帰す、などと悠長な対応などしないはず。

 

結論として述べたいのは、それと同じですよ、ということです。

「闇サイト殺人事件」、「岡山強姦バラバラ殺人事件」、そして「リンちゃん殺人事件」の本質は、人間が犯した事件ではなく、「人間に見える猛獣」による殺人事件だったのです。

 

他の凶悪殺人事件の犯人もそのように捉えてみれば、死刑制度存置の必要性が理解できると思います。

人間が犯した殺人事件だと「勘違いして」死刑制度の廃止や存置を論じていては、この問題は並行するだけであり、永遠に結論に至りません。

 

 


「小倉美咲ちゃん失踪事件の手掛かり~小倉とも子さん及び山梨県警捜査関係者へのお願い!」

2020-09-21 21:09:40 | 日記

小倉美咲ちゃん失踪事件以下、「本件」)から1年経過しましたが、美咲ちゃんが発見されることがなく、また、手掛かりも一切なく、予想以上に捜査は難航しているようです。

 

こうなってきますと、本件は事故ではなく、事件の可能性が濃厚ですね。

おそらく、美咲ちゃんは「誰かに計画的に連れ去られた」のでしょう。

しかし、事件の物証などは、現状では発見が困難かと思います。

 

そこで私は、本件に対する視点を変えてみました。すると、もしかしたら美咲ちゃんを発見出来て、しかも犯人逮捕につながるかもしれないという結論に至りました。

 

「雉も鳴かずば撃たれまい」

これが本件の手掛かりです。

 

これまで、本件が報じられてからは、SNSなどで、小倉美咲ちゃんのお母さんである小倉とも子さんに対する「誹謗・中傷」が凄まじく、どれだけ、美咲ちゃんのお母さんや家族の皆さんは傷つき、そして辛い思いをしたことでしょうか。

本当にお気の毒でした。

 

世の中には「心無いバカ・異常者」が、予想以上に多く存在しているようですが、実は、この卑劣な行為が事件解決の糸口になるかもしれないのです。

 

警察の方、そしてお母さん、よろしいでしょうか。

美咲ちゃんを連れ去った犯人は自分の犯行を隠すため、お母さんや家族を本件の犯人にしようと企図して「SNSで誹謗・中傷」を炎上させたようです。

従いまして、美咲ちゃんは現在も生存している可能性があります。

卑劣な犯人に監禁されているかもしれません。一刻も早く救出してやってください。

 

そこで、お母さんにお願いしたいのは、これまでSNSで誹謗・中傷してきた人物全ての資料等を警察に提出してください。

小倉とも子さんや家族の皆さんを誹謗・中傷してきた人物のほとんどは、「犯人の卑劣な投稿に触発された頭のイカレタ異常者」だけかもしれませんが、一人ひとり、きちんと捜査していけば必ず、本件の犯人にたどり着くと思います。

 

これは、本件の捜査が進展せず、手掛かりを入手することが困難な現状において、事件解決に至る唯一の方法です。

 

SNSで小倉さん一家に対して誹謗・中傷した人物全ての、「本件が発生した当日のアリバイやアシドリ」を、警察当局は緻密に追跡調査してください。

その中には必ず、犯人若しくは「犯人の友人・知人等の関係者」がいるはずです。

徹底して捜査してください。

 

刑法上、小倉とも子さんや家族に対する「名誉棄損罪」に該当する違法行為を犯したと思われる人物を、片っ端から警察署にしょっ引いて取調してみれば、本件解決の糸口を見いだせるかもしれません。

 

次の記事を読んでいると、もしかして「誹謗・中傷」している登場人物の中には、犯人若しくは関係者につながる可能性がある人物がいるかも、と憶測してしまいます。

 

その1クリック!

その2クリック!

その3クリック!

 

まさに、「雉(きじ)も鳴かずば撃たれまい」です。

とうとう、犯人が尻尾を出してしまったようですね。


「災害とコロナに強い街づくり」

2020-09-13 00:07:05 | 日記

今宵、「銀河鉄道の夜」に訪問していただき、ありがとうございます。

現実世界に疲弊した皆さまを、夢とロマンの時空にご招待いたします。

 

「海に近い街は津波や高潮にやられるし、だからといって山間部に住めば大雨で崖崩れが発生するし、平野部は川の氾濫があるもんな。もうどこにも住む場所ないよ。それにコロナまで発生したら避難場所はどうするのか……大変な時代になってしまったなあ」

知人のAさんが、ため息まじりでこぼしていました。

 

先週、台風10号が九州地方に近づいていると報じられたとき、近所に住んでいる60代後半の独身男性Aさん宅にお邪魔し、災害やコロナ対策などについて語り合いました。

Aさんの言うとおり日本は現在、地球温暖化の影響による想定外の風水害が頻発し、また、列島各地で小・中規模の群発地震が観測されるなど巨大震災が危惧されている折、コロナ感染症までが蔓延して、まさに、国の存亡にかかわるほどのかつてない危機的な状況に直面しています。

 

近年の自然災害は、これまで人類が経験した災害のレベルを遥かに超えてきました。

特に、風水害は想像を絶し、「100年に一度の豪雨災害」が毎年、毎回日本列島の各地を急襲し、3・11の津波被害と同様な惨状をもたらしています。

さらに、「瞬間風速80メートル」などという途方もない暴風まで発生し、電柱やあらゆる建造物を一瞬で吹き飛ばしてしまうほどです。

 

どうやら、庶民が働きながら夢のマイホームを購入する時代は終焉したようですね。数千万円のローンを組んでまで購入した新築住宅・マンション等が、地震や台風などの自然災害により一瞬でパーゴロになってしまうのです。

 

もっとも、「コロナ不況」のご時世ですから、マイホームどころの話ではありませんよね。

ただ、「絶対安全な避難場所」だけは必要です。

それと、将来的には台風や地震に強い街も。

 

そこで今回、国内に既に存在している「台風と地震に強い街」について、参考までにご紹介しましょう。

 

山梨県上野原市の山上に存在する空中都市で、「山梨のマチュピチュ」ともいわれている「コモアしおつ」について、皆さまはご存知でしょうか。

 

【コモアしおつ】

1987年に積水ハウスが山梨県上野原市のJR中央線四方津駅北側を造成し、1991年より戸建販売、宅地販売を開始した。80万平方メートルの敷地内には住宅地や公園のほか、小学校、スーパーマーケット、医院、美容室などがある。また最寄駅である四方津駅とは「コモア・ブリッジ」というガラスのドームに包まれた斜行エレベーターとエスカレーターで結ばれている。またこれとは別に駅からコモアしおつ頂上を結ぶ車道があり、トンネルで結ばれている。

 

山の上に広がる街並みは、南米ペルーの空中都市マチュピチュになぞらえて「山梨のマチュピチュ」と言われる。

【コモアしおつ:下記画像】

 

*「コモアしおつ」関連についての記事はこちらをクリック!

 

私は昨年、台風19が日本列島に上陸したとき、「コモアしおつ」の被災状況と風水害に対する安全性などについて、上野原市役所に直接電話で確認した経緯がありました。

「今のところは全く大丈夫ですよ。ただ、『コモアしおつ』まで通じている道路(国道20号線)については今後、通行止めになる可能性はありますが……」

当時、同市役所の担当職員から、予想していたとおりの回答をいただきました。

というのも「コモアしおつ」には、私の元職場の先輩や知人が居住していることから、以前よりこの街の特性(地震と台風に強いこと)について知っていたのです。

岩盤の山を宅地造成した「コモアしおつ」は地震が発生しても殆ど揺れを感じることがなく、また、風水害にも強いそうです。

ただし、現時点では……(理由は後述します)。

 

 

【台風第 19 号関連の概況】

・記録的な大雨により、1012 15 30 分に静岡県、神奈川県、東京都、埼玉県、群馬県、山梨県、長野県の 7 都県に、12 19 50 分に茨城県、栃木県、新潟県、福島県、宮城県の 5 県に、13 0 40 分に岩手県に特別警報を発表した。

 

・東京都江戸川臨海では観測史上 1 位の値を超える最大瞬間風速 43.8 メートルを観測するなど、関東地方の 7 か所で最大瞬間風速 40 メートルを超える暴風となったほか、東日本から北日本にかけての広い範囲で非常に強い風を観測した。また、12 日には千葉県市原市で竜巻とみられる突風が発生した。

 

・人的・物的被害の状況(消防庁情報:4 10 9:00 現在)

全国の死者:104人。

行方不明者:3人。

負傷者:重傷43人。軽傷:341人。

 

さて本題です。

先般の台風9号のように瞬間風速80メートルという暴風に見舞われたとき、

倒壊・損壊することのない家屋など現時点では存在しないでしょう。

電柱についても、風速40メートルで倒れてしまうそうです。

 

そこで、「コモアしおつ」の特性をヒントに、今後、地球温暖化によるスーパー台風や豪雨災害、巨大震災などにも耐えられる建築物を考案してみました。

 

例えば、次の画像をモデルにした居住用建築物が「コモアしおつ」と同様な岩盤の山を宅地造成した場所に建設されていたとしたら、前述したスーパー台風や巨大震災に見舞われたとしても、決して倒壊・損壊することはありません。

 

【画像:石ノ森萬画館】(撮影:河村龍一)

 

【画像:311直後の石ノ森萬画館】(画像引用:石巻市HP

 

一見すると、まるで「UFO」のような形状をしていますが、この建物は宮城県石巻市内の観光名所「石ノ森萬画館」です。

同石ノ森萬画館は先の東日本大震災では大津波が直撃しましたが、建物の殆どが倒壊・損壊することはありませんでした。

 

元々、「コモアしおつ」に建設されている積水ハウスの居住用建築物は耐震・免震構造が優れており、他のハウスメーカーよりも高品質な材料で頑丈につくられています(その分、値段は高いのですが)。

しかし、、スーパー台風などの直撃を受けて風速80メートルなどの暴風に見舞われた場合、屋根などが吹き飛んだり、窓ガラスが割れたりするなど建物の一部が損壊することは確実です。

ここで、最近は台風による暴風や豪雨量の規模が人類の想定をはるかに超えるほど危険なものとなっている状況を踏まえ、防災上の観点から、次世代に向けた災害に強い街づくりの一環として、石ノ森萬画館をモデルにしたドーム型構造の居住用建築物を「コモアしおつ」と同じ立地条件の場所に建設していくことを提案します。

3・11では津波の破壊力がすさまじく、津波の直撃を受けてしまった石巻市などの各被災地の建物は殆ど破壊されてしまいました。

しかし、石ノ森萬画館だけは例外でした。大津波に耐えた実績があるからこそ、同様な形状をしたドーム型の建築物は風速80メートルの暴風にも耐えられると断言できるわけです。

【画像:石巻市内避難場所候補地の山】(撮影:河村龍一)

また、平野部や河川沿いなどに居住している住民のための風水害発生時における避難場所として、「コモアしおつ」と同様に画像のような山を宅地造成しドーム形状の大型避難施設を建設しておけば、スーパー台風や記録的豪雨などにより河川の氾濫・洪水被害が発生してしまった場合でも、被災し逃げ場を失った多くの住民の生命を守ることができます。

ちなみに、この画像の石巻市○○地区は、台風などにより降雨量が300ミリに達すれば河川が氾濫し、道路も冠水して通行止めになるそうです。

昨年の台風19号では、避難場所に指定されていた場所でも浸水被害を受けてしまい、住民たちの避難場所がなくなってしまったとのこと。このようなケースは近年、全国的に報じられています。

余談ですが、この地区では当時、河川の氾濫により1人の死者が出てしまいました。

 

そして今後、「コモアしおつ」をモデルとした災害に強い新たな街づくりにおいて、また、災害発生時の避難場所における一番重要な問題は、やはり、新型肺炎コロナなどの感染症対策です。

災害が発生する前に、住民たちのワクチン接種やPCR検査の実施は当然であり、今後、治療薬の開発も急がれるところです……が、実現には程遠いのが現状のようでした。

 

先日、日本の各メディアでも報じられましたが、英製薬大手、アストラゼネカが英オックスフォード大学と共同で開発している新型コロナウイルス・ワクチンの臨床試験(治験)を中断したといいます。

その理由として、臨床試験で説明不能の病気が起きている可能性があるとのこと。説明不能の後遺症とは、「横断性脊髄炎」のことだそうです。

 

※横断性脊髄炎とは、脊髄に炎症が生じて神経障害を起こす病気で、ウイルス感染などで生じる場合が多い。手足の痛みやしびれが生じて、歩行障害を起こす場合もある。多くはステロイドの投与で症状が改善するが、まれに改善しない場合もある。

 

なお、ワクチン開発中断の詳細については、こちらをクリック!

 

コロナ感染症も収束の兆しが一向に見えない現状ですが、さらに、コロナ感染症以外の新たな感染症発見のニュースが報じられました。

米学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に掲載された研究論文によると、中国のブタから見つかった新しいインフルエンザウイルスがヒトへの感染性を高めており、「パンデミック(世界的大流行)ウイルス」になる可能性に備えて監視する必要があるとのこと。

その根拠として、中国の研究者チームは2011~18年にブタから見つかったインフルエンザウイルスを調べ、H1N1の「G4」株を発見。これは「パンデミックウイルス候補のあらゆる絶対不可欠な特質」を備えているからだそうです。

 

コロナワクチンも絶望的な現況下、新たな感染症発見という人類の存亡にかかわる報道に、今後の私たち人類には、地球規模での災害対策と並行して「コロナや新たな感染症対策」にも取り組むことが求められていると痛感しました。

 

そこで、近未来の生活予想図を描いてみました。

災害に強い新たな街で(居住建築物は全てがドーム形状)暮らす住民の防疫上の観点から、外出・帰宅時において次のような感染症対策用品の着用とウイルス除菌用医療器具類の装備などが必須となるでしょう。

(まるで、UFO内にETが搭乗するような光景ですね)

【高台の避難施設と外出用防護服のイメージ画像】

 

  • 群馬大大学院理工学府の藤井雄作教授らが、新型コロナウイルスなどに対応

した「ウイルスを完璧に遮蔽(しゃへい)できるマスク」を開発したと発表。

ヘルメット内の圧力と空気の流量を、背中のバックパック部分に搭載したセンサーやポンプで精密制御することにより、ウイルスの侵入や漏えいを遮断する仕組みです。軽量で呼吸しやすく、製造コストも抑えられるといった特長があり、ヘルメット部分はペットボトル素材で作製可能。最低限の機能のものは2000円程度で量産できるとのこと。

 

【画像:朝日新聞2020年7月8日付より引用】

 

2 抗体検出キット・防護服関連用品

【画像:日進医療機器株式会社HPより引用】

 

3 波長222nm紫外線殺菌室及び紫外線ロッカーの設置

 

紫外線照射殺菌装置は、紫外線光照射により、高速かつ効果的に目に見えないウイルスを殺菌する装置。外出後、帰宅したらすぐにこの装置が装備している室内で衣類などを脱衣して殺菌します。また、紫外線ロッカー内にはヘルメットや防護服などを保管しながら紫外線で殺菌しておきます。

【紫外線照射殺菌装置MOON BEAM3】(画像引用:福岡大学病院HP)

 

UV殺菌ロッカー】(画像引用:オリエンタル技研工業株式会社HP)

先般、広島大学病院感染症科の北川浩樹診療講師、野村俊仁診療講師、大毛宏喜教授と広島大学大学院医系科学研究科ウイルス学の坂口剛正教授のグループは、紫外線照射装置Care222TM(KrClエキシマランプより出力された紫外線をフィルターにより狭波長とした222nmをピークとする200~230nm領域の紫外線ランプ、ウシオ電機株式会社)を用いて、中心波長222nm紫外線による新型コロナウイルス不活化効果を世界に先駆けて明らかにしました。

 

 

波長222nm紫外線は、波長254nm紫外線と比較して人の目や皮膚に安全とされており、222nm紫外線を用いた新型コロナウイルス感染症に対する感染対策への応用が期待されています。

 

以上ですが、何を大袈裟に、と思っているかもしれませんね。

しかし、よく考えてみれば簡単にわかります。

コロナ感染者やその疑いのある患者さんたちに接触している医療関係者や消防署の救急隊員の皆さんは、普通のマスクを着用しただけで感染者と接触していますか?

彼ら(彼女ら)全員は必ず、「防護服と医療用のマスク」などで完全防備していますよね。

ですから、これくらい厳重にしないと、「新型肺炎コロナ」などの感染は防げないのです。

 

以前、カイロ大学を卒業したという人が「ウイズコロナ」とか仰っていましたが、これから秋冬の到来で確実に予想されること、それは本格的な「コロナパンデミック」が日本国内で始まり、さらに、中国のブタから見つかった新しいインフルエンザウイルスが蔓延するかもしれないという恐ろしい未来です。

なのに、「ウイズコロナ五輪」などと正気の沙汰ではないような話まで飛び交っていますが、そのような「頭の中がお花畑」の方々と一緒に心中したくないですよね。

 

今宵のお話をまとめてみますと、地球温暖化によるスーパー台風が頻発している近年の日本国内において、さらに巨大震災も危惧されていることから、想定をはるかに超えた津波や高潮、豪雨や暴風などの自然災害発生時の安全な避難場所と、これまでの常識を覆した「新たな居住用建築物」を早急に建設してください、というお話です。

 

さらに、コロナ感染症予防ワクチンや治療薬の開発が遅れている現状では、前述したとおりの「感染症対策用装備品の使用・着用」が皆さんの命を守る唯一の方法になるかもしれないのです。

 

そして今確実に言えること、それは地球規模での自然災害が、これから本格的に始まるという事実です。

最新の科学データにもとづく終末的災害の詳細は、拙著に記載しておきました。

 

それでは、またのご来訪をお待ちしています。

 

 


「満月の今宵、安眠をプレゼント!」

2020-09-02 21:22:10 | 日記

今宵、「銀河鉄道の夜」に訪問していただき、ありがとうございます。

現実世界に疲弊した皆さまを、夢とロマンの時空にご招待いたします。

 

コロナ禍での安倍総理辞任と次期総裁選騒動……そして台風9号通過と10号の脅威。

特に、台風10号はこれまでのスーパー台風と同等かそれ以上の「特別警報級」の勢力に発達し、6日から7日にかけて、奄美地方から西日本に接近または上陸するおそれがあるそうです。

該当される地域の皆さんは、気象庁や各自治体からの警報に従い、早めの避難を心がけてください!

守るべきはいのち。

あなたや大切な家族の尊いいのちを守ることに徹してください!

 

 

さて、日本国内では次々と前述のとおり連日、ろくでもない出来事が続いているため、安眠できずに寝不足気味の人々が多いのではないでしょうか。

 

そこで今宵、わずかでもあなたの心を癒しながら安眠できる音楽をプレゼントしましょう。

 

こちらをクリック!

 

それでは次回、近未来の「ウイズコロナ・ライフスタイル」と、地震や台風などの防災に関連した記事を掲載しますので、ご来訪をお待ちしています。