東京都指定障害福祉サービス事業者LLCてくてくゆかりのブログ

東京都指定障害福祉事業者LLCてくてくのスタッフや周辺の人々が週変わりで語るブログです。

成年後見制度の問題点と自己決定支援のあり方学習会

2015年12月09日 | てくてくのまいにち

衆議院第1議員会館で開かれた、

年後見制度の問題点と自己決定支援のあり方学習会に参加した。

・今の成年後見人制度では、後見人がついても契約の内容や形が

 被後見人の希望を反映した内容や形に変わることはなく、

 決定が代行されているだけというのが現実。

成年後見制度は、決定代行から本人の決定を支援する方向に変わるべきだ

という内容だったと思う。

知的障害の当事者からご自身の歴史を踏まえて、

「ハンディがあっても、誰でも同じように自分の希望を実現するために

応援をお願いします。」というアピール。

精神障害の当事者からは、

「人はだれでもYesかNoかを判断して決定することができる。

ただその表現は様々ある。

必要なのは、その表現を理解するコミニュケーション支援であって

自己決定支援ではない。」というアピールがあった。


一般的には、自己決定をする以前に生命維持ができているのではないか。

食事、排泄、睡眠、入浴、衣類の着脱、服薬など

安心安全に生命維持をしたいという希望がかなわない人がいる。

 自己決定を支援することは必要だと思うが、

 それ以前に、まず生命維持を支援してほしいと思う。

家族やボランティア、誰にもに依存せず、

一人(介護員と)で生きたいという希望を実現できるよう支援して欲しい。

自分は、いたわられたり、保護されるだけの立場ではなく、

いたわったり、保護する立場にもなれることを実現できるよう支援が欲しい

コミニュケーション支援を含んだ、安心安全な生命維持の支援があれば、

自己決定はできると思う。

ささき



 

 


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