明けまして おめでとうございます。

穏やかな晴れの日が続くお正月ですが、空気はえらく冷たいです。
夜中近く、この時間、たくさんの重度訪問介護のヘルパーさんが
動いているのだろうなあと思いながら、
仕事帰りの自転車の寒さはかなりのものです。
これは、新年の心情にも似ています。

昨年は、１２月１７日に中野区長に
かりん燈さん（かりん燈ブログ）がまとめてくれた介護者アンケート結果を手渡し、
しっかり読んで現状を把握して欲しいと、重度訪問介護の窮状を直接訴えました。
国のことではあるけれど、中野区ができることをやって欲しいと訴えました。
自立支援法の見直しによる重度訪問介護の報酬単価の改定に、
アトリエすむち　の存亡が掛かっていると言っても、過言ではない年明け。
重度訪問介護のヘルパーさんたちが路頭に迷えば、利用者は命をおとします。
なんで重度訪問をこんな単価設定にしたのか、疑問と怒りを通り越した新年は、
あまり新年の気がしません。
派遣労働者の方達の派遣切りが問題になっていますが、
重度訪問のヘルパーさんの切り捨ては、ずっと以前に始まっていたのです。
それでも、重度訪問介護が続けていられるのは、利用者と重度訪問介護のヘルパーさん達の、
命を守る為の身を削っての我慢でしかないと思っています。
　ささき