適材適所の会 新着活動状況

私たち適材適所の会は、「国産材の持続的活用と環境の両立」の大切さを
「木育」を通して訴えていく活動をしています。

これは重要!!乾燥で9割決まってきます

2009-08-22 14:32:57 | 木の話し
『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!


 木(tree)が木材(lumber)になるのに、その品質を決定づける要因です。

ここで誤解なきようにお話しときますが、乾燥数値じゃありません。

数地とはよく売り文句で目にする「当社は含水率18%だから安心です!」なんて表記ですが、

これは間違っています。

ウソというより、木をご存じない方々がそうだと思わされてるというのが正しい場合が多いです。


「18%だから安心。」ではなく「どういう方法で18%になったのか?が極めて重要」

なのが木材なんです。

ほぼ木が木材になっての製品の良さの9割はこの「乾燥方法」で決まるんです。

繰り返します。「数値が低い乾燥した木材だから良いのではなく、その数値までなるのに

どのような方法で乾燥させたのか?が9割を決定づけるんです。」

これは極めて重要な情報です。絶対に覚えといてください。

知らない人が多過ぎます。明日以降はそれがなぜか?僕らの身体に例えて考えてみましょう。   (加藤)


農薬と日本蜜蜂

2009-08-20 14:44:38 | 自然の話し
『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!


  なぜ、日本蜜蜂を飼育しようと思ったのか?話せば長くなりますが、

簡単に言えば巣箱の材料になる杉板が売るほどあったからです。

7月の中旬に、巣箱から15m程離れた田に、カメムシ駆除のためラジコンヘリで

農薬散布がありました。農薬によって養蜂家の蜜蜂が死んだと言う話を聞いていたので、

移動しようか考えましたが結局そのままにしました。写真は現在の様子。

もともと数が多いので減ったかどうかわからないのですが、群れは消滅せずに元気なようです。

農薬散布で蜜蜂が全滅するかもと心配していたのですが、以外にも元気なのでで驚きました。 (高梨)




黒い杉はやっぱり凄い!!

2009-08-07 13:22:32 | 木の話し
 『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!


 先週入荷した杉柾網代(アジロ)の天井です。

杉の板を薄く削った単板を「厚さ0.3mm」編んだ商品です。

既製品で、主に床の間の天井板などに使われている商品です。

この写真の編み方は“ハス市松”と言う編み方で、その他にも矢羽根や市松などと

いろんな編み方があります。 今回20枚入荷した中で、黒い杉の網代が5枚ありました。

本来なら梱包した状態で入荷するので中身は余り見ずに倉庫の所定の位置に置いて注文が入ると

そのまま納品してしまいますが、今回は、倉庫の中が凄い良い香りに満たされて

何処からこの香りがしているのかと探してみると、最近入荷したこの網代でした。

ばらして見ると、5枚がプレミア物の「黒」でした。

3枚をお寺の現場に納品しました。仏様も喜んでくれるかな? (鈴木)



中国のお金持ちが槙(まき)の木を買いあさる!

2009-08-06 15:48:50 | 木の話し
 『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!


 8月3日の報道ステーションで、日本の槙の木が中国では羅漢松と呼ばれていて

「羅漢松さえ有れば、一生お金の心配をすることが無い」らしいのです。

その為、千葉県によく生えている槙の木を中国のお金持ちが買いに来ていると報道されていました。

最近では、日本の杉は世界一安い木などと言われていますが、これを転機に日本の木の価値が、

どんどん↑騰がれば良いのにな~!

日本にもこの様な縁起の良い木と言われている木も有るんですよ!

写真は、高野槙「別名ほんまき」の出節です。

この木は、5年前?だったかな~ お嫁に行きました。

玄関の柱に使用されました。立派でしたよ!

この槙はその他に、高級な風呂桶などに使用されます。 (鈴木)



【イベント報告】

2009-08-05 18:18:10 | イベント報告
 『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!


至る 8月2日(日) 14:00~16:00

適材適所の会 第2回 木育イベント 『尾鷲香杉と漆喰の家』  開催いたしました。

当日は小雨が降っていましたが、参加された皆さん全員がこの部屋の空気の違い

というものを体感していただく事ができました。 

いつもの講演とは違う形式でのイベント。その第一歩が約15分に渡る

『木育デビュー』の小川。 セミナールームや会議室とは違い、杉と漆喰のベストマッチの空間で

緊張しながらも裸足で尾鷲香杉を触りながら講演を行いました。

また、質疑・応答をしながらの加藤の講演。気がつけば17:00を回っていました。

空気が澄んでいる→心身共に落ち着く→リラックスして時間を忘れる。


尾鷲香杉のちゃぶ台にお盆がなんともいえません。



イベント終了後、現在三軒茶屋のキャロットタワ4Fーにて開催中の

『森_living』を見学してきました。


エレベーターを降りると“木”の香りが。


香り袋 好評発売中。


『森_living』は8月9日(日)まで行っています。 

今週末は三軒茶屋まで足を運んでみてはいかがでしょうか。