適材適所の会 新着活動状況

私たち適材適所の会は、「国産材の持続的活用と環境の両立」の大切さを
「木育」を通して訴えていく活動をしています。

槐「えんじゅ」

2009-09-11 09:55:48 | 木の話し
『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!


 この木は、和室の床の間の床柱や落掛や床框に使用される木です。

なぜこの木が床の間に使用されるかと言うと「延寿」と書いて病魔を払い寿命を

延ばす木として床の間に飾り立てられます。

そのほかの説で、銘木業界の先輩から教えて頂いたのは、木に鬼と書いて

「邪気を払う」魔よけになると教えられました。

千葉県南部では、仏壇の柱に使用されることが多いです。

中国では出世の木として男の子が生まれると庭木に植えるそうです。

その他にも日本の和室の装飾として使用される「木の材種」や「彫刻の柄」や

「木の仕上げた寸法」など縁起をかついだ事が多いのですよ。

昔の大工さん達は、この家に住む人達の幸せを願ってプライスレスのサービスを

していたのですね。    大工さんは、偉い!!  (鈴木)