適材適所の会 新着活動状況

私たち適材適所の会は、「国産材の持続的活用と環境の両立」の大切さを
「木育」を通して訴えていく活動をしています。

○○の秋

2009-09-29 18:59:04 | 木の話し
『木育』から『共育』へ。

国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!



先日、新橋を歩いているとサンマや焼き鳥のいい匂いが私の足を止めました。

年期に入った職人さんが使い慣れた内輪で仰ぎ購買意欲をそそります。

匂いに釣られてか私もその一人となりました。

最近の家電製品では水を入れるだけで焼かずにサンマができるそうです。

家の中で七輪を焚いて・・・はできませんが、地方の旅館など囲炉裏を囲み

木炭で焼きながら会話をするといった風景はテレビで拝見して好きです。

木炭ですが作り方によって大きく「黒炭」と「白炭」に分けられます。

黒炭は炭焼き窯で400~700℃くらいで炭化させたあと、窯の口と煙突をふさいで

密閉して消化します。一方、白炭は炭化の終わり頃に、逆に窯の口を開けて空気を大量に

送り込み、一気に燃やします。このときの窯の中は1000~1300℃にまで温度が

上昇します。放っておくと燃え尽きてしまうので、頃合いを見計らって窯の外にかき出し

灰をかけて空気を遮断します。このときの灰が表面について白灰色になるので白炭と呼ばれます。

紀州の備長炭は、白炭の代表格です。 

芸術・音楽などありますが、私は今年も○○の秋になりそうです。 (小川)