日本には、昔から「三大名所」とか「三大名山」などの自然の名所がありますが
森林にも「三大美林」と呼ばれるものがあることをご存じでしょうか。
青森県の青森ヒバ、秋田県の秋田スギ、長野県木曽谷の木曽ヒノキが、それです。
いずれも古い歴史のある森林で、いわば国民の財産です。
今日は日本の三大美林へご招待します。
青森ヒバ:ヒバはわが国特産の樹種で、北海道南端から九州の大隈半島に至るまで
国土の全域に天然に分布していて、最もまとまって分布しているのが、津軽半島と下北半島です。
かつて津軽藩が厳重に青木(ヒバのこと)を保護し、津軽半島のヒバはみごとな純林です。
一方、下北の南部藩では適度に伐採利用し、跡地には天然林を多少育林したそうです。
他の樹種に比べ腐りにくいです。 それは、ヒバ油の中に含まれている揮発性物質のヒノキチオールが
強い殺菌力を持っているため、腐朽菌の成長を止めてしまうほど強いといわれています。
秋田スギ:秋田県北部の米代川流域に主に分布し、1602年に水戸から秋田入りした
藩主 佐竹義宣が藩の財源を豊富な天然資源に求めたそうです。
生長が均一なため、年輪幅がそろい、木目の細かい美しいものが多い。
また、繊維がまっすぐに通っているなど、多くの特色をもち 素材の長さ
3.8メートル以上、直径60センチ以上のものは、すべて銘木扱いとなる。
木曽ヒノキ:中央アルプスと御岳の間を南下する木曽川とその支流によって刻まれた急峻な木曽谷にうっそうと
広がる天然林、さらに裏木曽と呼ばれる岐阜県恵那郡川上村と中津川市の一部を含む一帯。
秀吉没後、家康が領有し、江戸時代初期に尾張藩の所領となってました。
木肌の優美な木曽ヒノキなは、“木の文化”を担ってきた長い歴史があります。
また、ヒノキを含む「木曽五木」というのがあり ヒノキ・サワラ・ネズコ・アスナロ・コウヤマキの五木が
木曽谷の森林にある木です。
ちなみな、 日本三大人工美林は・・・
静岡県の天竜・奈良県の吉野・三重県の尾鷲 になります。
いろいろな 三大○○ 見つけてみてはいかがでしょうか。 (小川)
森林にも「三大美林」と呼ばれるものがあることをご存じでしょうか。
青森県の青森ヒバ、秋田県の秋田スギ、長野県木曽谷の木曽ヒノキが、それです。
いずれも古い歴史のある森林で、いわば国民の財産です。
今日は日本の三大美林へご招待します。
青森ヒバ:ヒバはわが国特産の樹種で、北海道南端から九州の大隈半島に至るまで
国土の全域に天然に分布していて、最もまとまって分布しているのが、津軽半島と下北半島です。
かつて津軽藩が厳重に青木(ヒバのこと)を保護し、津軽半島のヒバはみごとな純林です。
一方、下北の南部藩では適度に伐採利用し、跡地には天然林を多少育林したそうです。
他の樹種に比べ腐りにくいです。 それは、ヒバ油の中に含まれている揮発性物質のヒノキチオールが
強い殺菌力を持っているため、腐朽菌の成長を止めてしまうほど強いといわれています。
秋田スギ:秋田県北部の米代川流域に主に分布し、1602年に水戸から秋田入りした
藩主 佐竹義宣が藩の財源を豊富な天然資源に求めたそうです。
生長が均一なため、年輪幅がそろい、木目の細かい美しいものが多い。
また、繊維がまっすぐに通っているなど、多くの特色をもち 素材の長さ
3.8メートル以上、直径60センチ以上のものは、すべて銘木扱いとなる。
木曽ヒノキ:中央アルプスと御岳の間を南下する木曽川とその支流によって刻まれた急峻な木曽谷にうっそうと
広がる天然林、さらに裏木曽と呼ばれる岐阜県恵那郡川上村と中津川市の一部を含む一帯。
秀吉没後、家康が領有し、江戸時代初期に尾張藩の所領となってました。
木肌の優美な木曽ヒノキなは、“木の文化”を担ってきた長い歴史があります。
また、ヒノキを含む「木曽五木」というのがあり ヒノキ・サワラ・ネズコ・アスナロ・コウヤマキの五木が
木曽谷の森林にある木です。
ちなみな、 日本三大人工美林は・・・
静岡県の天竜・奈良県の吉野・三重県の尾鷲 になります。
いろいろな 三大○○ 見つけてみてはいかがでしょうか。 (小川)