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定年退職者の目
こんな辞書誰が使うの
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09月06日(水)
IT関連のカタカナ語と略語ABCに強くなるブログ (30)
シソーラスという言葉辞典
データベースから検索するとき使うキーワードは頭の中で探さなければならない。例えば,Webサイトという超膨大なデータベースから可愛い犬を見つけたいとするとき,キーワードに「犬」を使っても出てくるサイトの数は何千万もある。猫でも同じように多い。こんなとき,始めの方に出てくるページを参照することになるが,犬にはいろいろな犬を含んでいるので「ペット」としての犬に絞って検索してみる。あるいは猫と一緒に出ている犬を検索してみる。 | ||||||
こういう風に関連語を思いついてはキーワードにするとき,ペットや猫は犬に対して関連語,哺乳動物は広義語,小犬は狭義語という。上の数字はGoogleの検索結果のヒット数であるが,これだけの数のページが出てくるようなデータベースは全文検索といって,本文に出てくる用語を全部見つけ出し,その数を示しているだけであって,実際のページ数ではないし,目的の情報の数を示しているわけではない。犬の例は言葉の関係を説明するために示したもので,実際の博物館のデータベースから必要な資料が欲しいといった場合,多くは1件も見つからないといった方が当たっている。そのために,関連語,広義語,狭義語というものを使って検索する必要が出てくる。 | ||||||
文化財のように現代にはない,どのように使っていたかわからないものを以前見たけれども思い出せない。イメージだけは覚えているといった場合,関連語などの言葉の一覧表があればキーワードを思い出せるかも知れない。あるいは,江戸時代の商人の帳場で使っていたノートのようなものがこの博物館にあるか調べたいとき,「ノート」以外の言葉で登録されているかもしれない。そんな時,ノートと関連する言葉が分かれば,検索できる。実は「あるんです」そういうものが作られています。これを「シソーラス」といって,データベース検索に便利なものが内外でできています。 | ||||||
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