デュアルブートの限界

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    ネットワークトラブル (10)
08月31日(水)
サーバが競合
 修理から返ってきたノートパソコンにLinuxをDドライブにインストールした。Windowsが起動しなくなる二の舞を踏まないよう十二分に研究した上でやっと成功はした。その誤りの原因はGRUBの設定を間違えていたことであった。パーティション1がWindowsのリカバリー領域,パーティション2がWindows領域,パーティション3がFedoraCore5のboot領域,パーティション4の拡張領域がFedoraCore5の領域としながら,その先の知識を当時はもたず,Windowsがbootするとき,第二パーティションを指示せず,お任せでインストールしてしまったことである。

 Linuxで各種サーバを構築しよう今日までに,暇に任せて何度インストールを繰り返したであろう。そのわけは複数のサービスが出来なくなるからである。昨日までメールサーバが正常だったのにきょうFTPサーバを追加したら,メールが送れなくなっていた。これらのインストールの順番を変えては試していた。原因をあれこれネット上で調べるより再インストールした方が速いからである。デュアルブートに失敗してlinux専用のときはすべてのサービスが構築できたけれども,デュアルが成功してハードディスクの途中を使うような中途半端なサーバーでは,サービスはhttpdと他のサービスひとつが限界であると悟った。
 そこで,最も必用なWebサーバとFTPサーバを活かし,他のサービスは断念したのである。三つ以上インストールしたとき,Webサーバ以外に起きる不都合をここに記しておく。
FTPサーバ
①接続できない。
②「パスワードが正しくない」と出る。
のいずれかが起きる。
メールサーバ
①送信ができず,送信フォルダーに貯まってしまう。
②送信すれどもパケットがどこかへ消えてしまう。
③POP3サーバエラーで接続が断たれる。
のいずれかが起きる。
sambaサーバ
①home内のフォルダーの表示まではできるが,クリックしても「接続が許可されていない」と出る。
②同じく,「再びユーザ名とパスワードを求められ,通過できない。」
のいずれかが起きる。
DNSサーバ①これ自身にエラーは出ないが,インストールすると,他のサーバを使えなくさせてしまう。
②イーサネット設定でDHCPの使用にしてあるときは,再起動させると,設定が消えて用をなさない。

 修復代2万円以上かけてデュアルブートが出来るようになったので,いまさら,LINUX専用にすることもないと思い,これ以上欲張らず二つで満足している。専用にすれば,いいことも一杯起こることもわかっている。以前そうだったからだ。例えば,突然ネットワークカードを使わずに通信できるようになった。突然音声が出てきた。これらは期待できるか今はわからない。
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ウィルスの正体

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     ネットワークトラブル (9)
08月08日(水)
ウィルス捕らえてみればわが子なり
 Linuxにウイルスと題した記事を50日放置していたが,ウイルスの正体が本日メーカーから報告されたので,それをここに記録しておきたい。メニューが勝手に選択されたり,アプリケーションを開き続けるのは,キーボードのキーが押されなくてもキーがアクティブのままであるというキーボードの故障であった。パソコンの電源をonにしてすぐおきる症状ではなく,ある程度時間が経って,ボディーが熱くなってきた頃からおきることがわかっていた。熱っぽくなって,Enterキーの接触部分が接触したままになるような感じなのだ。感じと書いたのは以下の理由からである。

 メーカーのカスタマーセンターに電話して,本日故障原因説明書と費用の見積書が届くまでに20日かかった。そのとき契約したのは,「windowsからLinuxに変更しておきた事故だから有償修理となる」であった。このときかかった電話代が300kmの距離でもあったため,2000円余である。有り余っているテレホンカードを使ったのは正解であった。そして状況検査に要する日数が10営業日という。
 返事がきた。有償理由の欄に,以下のように書いてあった。
現象 ①OS変更の為HDD初期化希望
②ウイルス感染
原因 ①当機種標準以外のWindowsをインストールのため
②KEYBOARD故障のため
修理内容 ①Windows再インストール
②KEYBOARD交換
これ以外に,原因はウイルスではなく,キーボードの所為であるとは書いてない。

 コミュニケーションというのは至難の業ですね。OSの初期化を希望したわけではない。ウイルスの原因になっているデバイスを交換なり,洗浄なりしてほしいと書いたのに。
原因が”①当機種標準以外のWindowsをインストールのため”と書いてあるのが腑に落ちない。”②KEYBOARD故障のため”がウイルスの症状と酷似しているだけで,製品の出来が悪かったのではないか。見る人が見れば,これは有償ではなく,無償の修理をしなくてはならないのではないか。メーカーとしては,有償にしたい。そのためにはウイルスを肯定しなくてはならない。キーボードウイルスという名前をつけておこう。とにかく早く機械が欲しい。文句を伝えればそれだけ遅れることになる。裁判をやってる暇はない。メーカーにはおとなしく「修理希望」という返事を出すだけである。
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