猫が天井から降ってきた

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09月02日(土)
町内ご近所でおこる話し (35)
足を踏み外した猫
 
 町の中の家なので互いに建物が密着している。普請するときはいろいろ気を使うが,防犯上は便利である。鍵は道路に面したところ一箇所で済む。しかし,猫やねずみも屋根伝いに行き来でき,一軒でねずみ退治しても効果はない。

 猫を飼ってはいないが,魚の骨ぐらいはトレーに入れてやっている。ねずみの番ぐらいはやってくれていると思う。甘栗の袋を置いて留守にしていたら,中身だけ2mくらい移動していた。1個ずつ運んだのだろうか。
 家でパソコンの仕事をしていたら,突然ばりばりと音がして,振り向くと猫が庭を逃げていく。誰も追い払っていないのに。そして,土ほこりが降ってきていた。何が起こったのだろうと見に行くと,もの置きにしていた部屋の天井が破れていた。穴の下は土の塊,花の種の殻が一杯落ちていた。建てて何十年にもなる天井のベニヤ板が雨漏りでふやけていたのだろう。天井裏に入った猫がベニヤ板の上に乗ったと同時に破れて落ちたのだ。「猿も木から落ちる」が「猫も天井から落ちる」。猫にとっては生まれて初めての最大の驚きであったであろう。

 そのあとはもちろん大仕事ができてしまった。防災の日は猫も気をつけなければならない。
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