a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

2011年11月30日 石川県金沢市立野町小学校

2011-12-01 00:41:57 | 旅公演
今回のシリーズでは、
初めての2F体育館。
翌日も2Fなので、
この3日間は前半のヤマ場。
トラックも体育館前の坂を上れないので、
ちょっとした距離の坂と、2Fという、
Wパンチ。
荷降ろしに1時間半以上もかかってしまいました。

仕込をちらちらと覗きに来る先生たちが、
盛り上がってくれているのが、
また、おもしろい。
校内ですれ違う子どもたちも、
「歌おぼえたよ~」と自信満々なので、楽しみになる。
このシリーズ初めて、
先生方のキャンドルサービスもある。

公演の日もあいにくの雨だったが、
小雨なおかげで、
体育館の天井がうるさくなることもなく、
かえって暗転が効いていい感じ。
リハーサルから張り切る子どもたちが微笑ましく、
興奮した雰囲気のまま、開演へ。
創立140年ということで、
この作品が観劇できてラッキーだと校長先生が話すのも、
なんだか期待の高さをうかがわせる。





開演してから、
1幕は、結構一気にテンポの良いのが、
この作品の特徴。
その中で、
子どもたちが元気よく、楽しげに歌うのがおもしろい。
思わずたくさんシャッターを切る。
フリもほぼ完ぺき。
ほほえましい。

















そして1幕のラストではキャンドルサービスが…。
舞台の俳優から火を移された先生が、隣の先生へ。
先生たちがろうそくからろうそくに火を移していく。
そして、歌の間に照明の明かりがすべて消え、
体育館にはろうそくの明かりだけが灯っている。
これがものすごく幻想的で、
思わず目も潤む。
これはイイ!!
願わくば、
ここは先生たちにも歌ってほしい!!
よし、これは、来年度の課題だ。







2幕は、
最初の赤ひげが出てきて鳥を取るまで、
けっこうあきないシーンで、
いろいろ反応しながら、
A舞台と、B舞台を首をフリフリ楽しんでくれている。
体育館演劇のだいご味だ。
何とも暖かい空間で公演することができた。











バラシは、
校長先生と、教頭先生が、
まぁ、良く、手伝ってくれて、
小雨の中の2階体育館という、
なかなか渋い条件で、
いつもより荷降ろしに苦労しました。

それでも、
担当だった教頭先生とお話しして、
「もっと子どもたちに歌わせたかった」
というのは率直な感想だろう。
そのくらい、楽しんでくれた。
校長先生からは、お菓子までいただいちゃいました。

さ、次の会場へ仕込に行こう。
次も、2F体育館だ……。

↓5年生の夏休みの自由課題。


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