a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

ちーこです。blog担当です。

2020-01-21 13:36:43 | 稽古場ブログ
おはようございます。

ブログ担当の照明の眞壁です。


私は野火止の稽古場まで自転車でかよっています。ほとんどの劇団員はそうです。
35~40分かけて劇団までたどり着くと、どんなに寒い日でも汗をかきます。
俳優ではないのにウォーミングアップ完了!

野火止に移転してから初めての冬。40分の道のりに雪が加わったらどうなってしまうのか…

冬になってわかったのはこの稽古場は底冷えがしないので過ごしやすい!


さてさて、

「揺れる」の稽古が始まって2週間。
ト書きも役名もない自由な脚本に頭と体をフル回転して取り組んでいます。



毎日毎日みんなで考える。みんなで見つけていく。

その中で決まっていく形みたいなものが、いいのか、どうなのか?
整理してしまったらつまらないものになってしまうんじゃないか…
(もしかしたら本番ギリギリまで悩んでいる方が面白い舞台になるのかなぁ…イヤイヤ…💧)


私はこのごろ他の団体の照明プランをやるようになって稽古場見学は終盤の通しをみることが多くなり、
立ち位置の多少の変更の話はあるにしても芝居の中身について話されることは少なく、何か物足りなさを感じていました。
もちろん仕方ないことです。


けれども、けれどもです。


どんな芝居でも作っていく過程が面白い!!


特に今回は。

稽古場のみんなもそう感じている?はず!

今、アンサンブルの稽古場は動き続けています。
昨日と今日は違う配役になっています。

俳優が違えば台詞の音色、見えてくる景色も変わってきます。

台詞は言いまわしではないと頭ではわかっていても勢いに押されて台詞が流れてしまう時があります。
演出家はそれを見逃さず細かく粘り強く稽古を続けます。
基本的なことをコツコツと。

今しか味わえないこの時を。

40分の帰りの道のりも一日を振り返る大切な時間と思えば…💧苦になりません💧きっと…

ペダルを漕ぎながら。
さて、明日はどんな稽古になるのかな?



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