a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

キリシタンの島

2010-09-29 22:59:11 | 旅公演
ワークショップ3日目。
今回の文化庁公演の、離島シリーズその1。
佐世保市の黒島(くろしま)。
佐世保の相浦港からフェリーで50分。
島民600人。
島周囲約14km。
いまだ島民の8割~9割がカソリック信者という島。
名前の由来も、クロス島からきているとか…。
正真正銘、隠れキリシタンの末裔たち。

前日フェリーに乗ると、偶然黒島中学の子たちと一緒になる。
駅伝の練習に来ていたとか。
陸上部か何かかと思ったら、
全校生徒だそうな。
全校生徒13人。
先生によると、フェリーから見える島に、
あまり民家が見えていないのは、
外から人が住んでいるのを隠していたせいだとのこと。
なるほど。


フェリーによるトラックの移送に不安をいただきつつ、
この夜は、宿の歓待を受けることになる。
公演時には、島の3件ある宿屋は、すべてお借りすることになるのだが…。


中学校でのワークショップは、
シャイで、素直な生徒たちで、
のびのびと、身体を動かしながら、
歌っていました。


口笛は、がんばって!!
体育館に難ありで、結局電源車を呼ぶことに。
島で、これほどの規模の芝居を持って公演するのは、
なかなか一筋縄ではいかない。
フェリーの時間いっぱいまで島を散策し、
黒島天主堂も見学。



最後まで、フェリーの心配をしつつ、
次の地へ移動しました。

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