a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

ゆれる

2020-02-03 11:31:33 | 稽古場ブログ
今回のブログ担当は篠原祐哉です


この『揺れる』には不思議な魅力があるなぁ、と
人を惹き込ませるものがある、と
初めて読んだときそう感じたのを思いだします。

この戯曲は登場人物が確定していなく、何人でも出来るのでそこの整理から

最初は座っている順番で読んで、次は皆で話し合い、その後は

こことここは同じ人っぽい
っと出し合って少しずつ少しずつ…

今まで振りわけた台詞を次読むときは別の人に、そのまた逆もあり、今度は読む人を一気に変えてみたりと試行錯誤の稽古をしています
が、なんかこれが楽しいと感じる今回の稽古場
一つセリフが変わるだけで全ての人物の関係性がかわる
とても面白い事だし、登場人物が書いていないからこそ出来る唯一無二(?)の戯曲だなと!

大筋も出来てきてあと少しで配役が決まるかな?というところまできています!



そして今回、『千年ユニコーン』に続きまた舞台監督をやることになりました

緊張してます。。。

緊張。。。

でもユニコーンの時に出来なかった事、失敗した事、良かった事、全てを糧にしてこの役職?を全うしよう!
と自分に言い聞かせてます

演出の公家さんに舞監のお話をもらった時がこの『揺れる』
関係で一番最初に心が 揺れる というのを強くて感じたなぁと
今ではそう感じてます笑

舞台装置のイメージも出来始めてきて初めてアーク溶接にも挑戦します
高校生の時から興味があったのと少し怖いのと色んな意味でドキドキします
どんな舞台装置になるのかお楽しみに!!



一月下旬に用事があり、武蔵関のブレヒトの芝居小屋に行ってきました。

あそこに行くと
懐かしいなぁ
という感じ方よりも
長旅から帰ってきた時にいつも思う
いつものところに戻ってきた
そんな安心感がありました

2月に解体が始まると僕は前回原口さんがブログで書いた事で初めて知ったので今更ながらその事実に衝撃を受けました

短い間だったけど、お世話になりました!







コメント
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