a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

2011年12月9日 京都府福知山市立三和中学校

2011-12-10 13:00:44 | 旅公演
このシリーズ、天気は微妙で、
曇ったり、雨に降られたりで、
快晴の日があまりなかった。
全日の仕込では、
非常に肌寒く、
雨は降らなかったが、
東京の人たちから、雪が降っていると聞く。
確かに寒い。

150人くらいの中学校で、
隣の小学校から5,6年生が見に来て、
200人くらいの客席。
リハーサルでは、
ちょっとシャイな感じで、
声が心許なかったけど、
今回のパターンでは珍しく、
振りの方が結構いけてる。
これまでと違ったパターンで、
ちょっと楽しみ。





開演前の校長先生の話が
ユーモアを交えて、
また、
来年、再来年に入学を迎える小学生に向けた優しい語り口調で、
ほほえましかった。
あたたかいムードでの開演。



舞台に集中する感じ、
心地よい客席。
途中、スコールのような雨が降り、
激しく天井を鳴らす。
これは結構きつかった。
開演前までは降っていなかったのに…。
不幸中の幸いは、
この激しい雨が、1幕のほんのちょっとの間だけだったこと。

中学生の参加のシーンは、
リハーサルよりも声は出ていたし、
何より、
B舞台横の選抜チームが、
舞台の俳優と結構いい感じでコラボしてた。
正直言って、
人数があまり多くないから、
違和感なく一体感があるんだな、と。















後半、観るところでは、集中して、
おかしくなったら笑っちゃう、
という実に素直な反応でした。
先生も一緒に楽しんでくれてるな、
というところも良かった。
キャンドルでは、
校長先生自ら俳優に火をもらいに行ってた。
ちょっとしたことだけど、
学校の雰囲気を感じる一場面だ。





おおらかで、
シャイで、
そんな学校だったけど、
終演後の拍手は大きかった。



バラシのお手伝いもしてもらい、
ホッと一息できそうな週末へ…。
コメント
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