Teddy+tのソルトスプリング島便り

バンクーバーからソルトスプリング島に引っ越しました。
島の風景を主にUPしていきます。

日本へ

2008年01月14日 | Weblog
行ってきます。

何やら,バタバタと忙しい日々は過ぎていき
もうすぐ帰国。う~ん。
いろいろあってちょっと先行き不安な事もありますが
美味しい物を食べられるかと思うと、一時的にその心配は忘れる
食いしん坊な私です。

昨夜は、ちょっとファンシーなデイナーに呼ばれ緊張しました。
だって、その日会う人たちは皆(一人を除いて)初めての人達ばかりで
それも、ちょっと社会的に地位のある人達。
最初行きたくないと駄々をこねてみた。しかしGは無視。
立食とかだったら、まあその人達のなかに入らなくていいから
気は楽だけど、ちゃんとしたレストランで隣同士になったりしたら
何を話していいか分からないし、彼らが私のような凡人には分からぬ難しいことを
質問してきたら、馬鹿丸出しになるな~とビビる。(ビビるってまだ使えるのか?)
なんとかして,行けなくする方法はないものかと考えるが
Gには全部お見通しらしく、逃げ切れず。

そして、行ってきました。

実は、とっても緊張して,レストランの席の一番端っこ(左側には誰もいない,右側にはGを座らせれば
話しかけられる人は,前の席の人だけだし、まあそのくらいは仕方なかろうと思った。)
に座ろうとしたら、Gが”そこはだめ!招いてもらってるのに,そんな所に座ったらとっても失礼!!”と
いいやがった。失礼、言いました。
泣きそうな私。ものすごい小心者。ガヤガヤと皆の自己紹介が終わり皆席に着く。
そして、座った席は真ん中。
そこで、早速隣の人(実は前に一回だけ会った事がある)が話しかけて来た。”君はさっきGから紹介された時、何をやってるっていったっけ?
ごめん、周りがうるさくて聞こえなかったもんだから”ときた。
そこで、自分は美容師で自宅でやってるんだと説明したら、“オ~アイシー”と返され
そこから、”君は最近のカナダの経済についてどう思う?”とか
質問されることもなく、”この前バケーションでハワイ島に言ったんだけど。。。”という
話に変わってホッとした。
ハワイ島の話は盛り上がり、そこでちょっと安心した私。
でも、ナーバスになっていたためか、ワインをまたもやたくさん飲んでしまい
気持ちよくなっていた私。
でも、お酒が入ると饒舌になるので、こんな時は助かる。
なぜに酒が入ると,頭が活発になるのか?
とっても不思議。スラスラとしゃべりたい事が出て来るし。
いっつも飲んでた方がいいかも。

さて、大体、皆奥さん連れで、奥様方は皆始めましての人達だったので
やはり緊張していたようであったが、食事が進むにつれ、お酒が入るにつれ
皆さん、緊張がスルスルと溶けていた。
そして後半は、前の席に座った奥様と身を乗り出してしゃべってしまい
自分でも吃驚した次第です。
私が、想像していた奥様方は、ドラマに出て来るようなスノビッシュで
洗練されているか、若くて全てにお金をかけているような人達でしたが
そんな絵に描いたような人は一人もいませんでした。
皆さん落ち着いていて、しっかりと大地に足が付いている人達でした。

さて、ここで,私は失態をやらかしてしまったんですが
隣に座っていた殿方に(実は,前にあるショッピングセンターで出会っていたのですが
奥様も一緒に。)また奥様にお会いしたいですね,。(奥様は風邪で来られなかった)
といったら、”ええ、またあのショッピングセンターで会いましょう”と
言われたのです。私は,今、自分のいる位置を忘れてしまっていたなと
反省いたしました。会話ははずんでも、ちゃんと自分の位置を見極めておかないと
たいへんなことになるなと。
普通の人達の間では、何の誤解も産まない会話でも、私達のように
特殊な位置にいる(まあ、仕事がらみですが)場合だと、ちょっとした一言が
なにか意味ありげに見えてくることもあるんだなと思いました。

Gは、あんまり気にしてないみたいでしたが(そんなことを気にする人達ではないからと)
いろんな意味で勉強になりました。

まあ、でも思った以上に楽しいデイナーで良かったですが
ちょっともうしばらくは、こういうのはいいかなってかんじです。
冒険は大切だと思うけど、自分に合った冒険を選んでいかないと
いつか死ぬなと思います。飲み過ぎて。(おおげさ)